地理を学ぼう 地理エクスカーション

伊藤 徹哉鈴木 重雄立正大学地理学教室(編)

伊藤 徹哉鈴木 重雄立正大学地理学教室(編)

定価 2,420 円(本体 2,200 円+税)

B5判/120ページ
刊行日:2015年05月15日
ISBN:978-4-254-16354-4 C3025

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内容紹介

地理学の実地調査「地理エクスカーション」を具体例とともに学ぶ入門書。フィールドワークの面白さを伝える。〔内容〕地理エクスカーションの意義・すすめ方/都市の地形と自然環境/火山/観光地での防災/地域の活性化/他

編集部から

目次

●目次
まえがき(伊藤徹哉)

第1章 地理エクスカーションの意義とすすめ方
1.1 地理エクスカーションの意義とは何か(伊藤徹哉)
1.2 地理エクスカーションのすすめ方(鈴木重雄)
1.3 地理エクスカーションの視点と地理教育(松井秀郎)

第2章 暮らしの中の自然環境を捉える
2.1 都市の地形と自然環境を捉える視点とは何か
   ―東京近郊の段丘城下町,川越(島津 弘)
2.2 水環境を捉える視点とは何か
   ―国分寺市・小金井市の湧水と野川から考える(原 美登里)
2.3 植生を捉える視点とは何か
   ―比企丘陵の里山で考える(鈴木重雄)

第3章 自然環境の変化やその備えを捉える
3.1 火山の特徴を捉える視点とは何か
   ―地形・地質から探る浅間火山の噴火史(大石雅之)
3.2 観光地での防災とは何か
   ―愛知県知多郡南知多町千鳥ヶ浜海水浴場(森田匡俊)

第4章 社会や暮らしを捉える
4.1 歴史を捉える―足利における中世文化の展開(阿由葉 司)
4.2 台地の開発からみた土地利用変化を捉える
   ―所沢での土地利用から探る(松尾忠直)
4.3 横浜を歩いて地域人口の特徴を考える(平井 誠)
4.4 多文化共生とは何か―神戸の外国人社会から考える(大石太郎)

第5章 地域の活力を捉える
5.1 観光まちづくりを通じた地域活性化とは何か
   ―聖天山のある熊谷市妻沼における取り組み(片柳 勉)
5.2 限界自治体における持続可能なまちづくりとは何か
   ―徳島県上勝町の取り組みから考える(貝沼恵美)
5.3 都市の活性化とは何か―福岡の都市開発から考える(伊藤徹哉)
5.4 地域における交通の役割とは何か
   ―秩父鉄道による長瀞の観光開発から考える(山田淳一)
5.5 内陸都市高山の商業活動を捉える(鈴木厚志)

付録:フィールドワークにおける危機管理マニュアル
さらなる学修のための参考文献
あとがき(鈴木重雄)

執筆者紹介

●編著者略歴
伊藤徹哉(いとうてつや)
1971年 宮城県に生まれる
2002年 筑波大学大学院地球科学研究科博士課程修了
現 在 立正大学地球環境科学部地理学科・教授
博士(理学)

鈴木重雄(すずきしげお)
1980年 神奈川県に生まれる
2008年 広島大学大学院国際協力研究科博士後期課程修了
現 在 立正大学地球環境科学部地理学科・特任講師
博士(学術)

●執筆者一覧
編著者
伊藤徹哉 立正大学地球環境科学部地理学科・教授
鈴木重雄 立正大学地球環境科学部地理学科・特任講師

執筆者(五十音順)
阿由葉 司 立正大学地球環境科学部地理学科・特任教授
大石太郎 関西学院大学国際学部・准教授
大石雅之 立正大学地球環境科学部地理学科・助教
貝沼恵美 立正大学地球環境科学部地理学科・准教授
片柳 勉 立正大学地球環境科学部地理学科・教授
島津 弘 立正大学地球環境科学部地理学科・教授
鈴木厚志 立正大学地球環境科学部地理学科・教授
原 美登里 立正大学地球環境科学部地理学科・准教授
平井 誠 神奈川大学人間科学部人間科学科・教授
松井秀郎 立正大学地球環境科学部地理学科・教授
松尾忠直 立正大学地球環境科学部地理学科・助教
森田匡俊 岐阜聖徳学園大学教育学部・専任講師
山田淳一 立正大学地球環境科学部地理学科・専任講師

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