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応用化学シリーズ 6 触媒化学
内容紹介
初学者が触媒の本質を理解できるよう,平易に分かりやすく解説。〔内容〕触媒の歴史と役割/固体触媒の表面/触媒反応の素過程と反応速度論/触媒反応機構/触媒反応場の構造と物性/触媒の調整と機能評価/環境・エネルギー関連触媒/他
編集部から
目次
1. 触媒とはなにか
1.1 生命の誕生と進化の秘密
1.2 触媒の概念と定義の変遷
1.3 非触媒反応と触媒反応
1.4 触媒に要求される4要素
1.5 どんな触媒があるか
1.6 固体触媒と分子触媒の違い
2. 触媒の歴史と役割
2.1 触媒の科学と技術はこうして始まった
2.2 触媒の科学と技術の発展
2.3 資源・エネルギー・環境の触媒
2.4 活躍する触媒
2.5 触媒技術の変化と発展
2.6 日本における工業触媒
3. 固体触媒の表面
3.1 固体触媒
3.2 担持金属触媒
3.3 固体触媒の複雑性と表面科学
3.4 単結晶の表面構造
3.5 表面の電子状態
4. 固体触媒反応の素過程と反応速度論
4.1 表面での素過程
4.2 吸着
4.3 吸着の速度論
4.4 脱離
4.5 吸着脱離平衡
4.6 表面反応
4.7 一般の反応速度論
4.8 固体触媒反応の反応速度論
5. 触媒反応機構
5.1 触媒反応における素反応の組立て
5.2 反応機構決定法
5.3 触媒反応機構の実例
6. 触媒反応場の構造と物性
6.1 触媒機能を支配する因子
6.2 固体触媒における反応場の構造
6.3 触媒の物理構造
6.4 工業触媒の構造
6.5 化学的方法によるキャラクタリゼーション
6.6 機器分析によるキャラクタリゼーション
7. 触媒の調製と機能評価
7.1 触媒調製
7.2 触媒反応特性の評価
7.3 触媒活性の試験装置
8. 環境・エネルギー関連触媒
8.1 環境触媒
8.2 エネルギー関連触媒
付 表
索 引
執筆者紹介
【執筆者】上松敬禧,中村潤児,内藤周弌,三浦 弘,工藤昭彦