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シリーズ〈日本語探究法〉 3 音声・音韻探究法
内容紹介
〔内容〕音声と意味とはどういう関係にあるのか/美しい日本語とは何か/オノマトベとは何か/外国人にとって日本語の発音は難しいか/五十音図は日本語の音の一覧表か/「バイオリン」か,「ヴァイオリン」か/他
編集部から
目次
第1章 音声と意味とはどういう関係にあるのか?
音声言語の特質
第2章 美しい日本語の発音とは?
ガ行鼻音
第3章 オノマトペとは何か?
音声・濁音・半濁音
第4章 外国人にとって日本語の発音は難しいか?
音声と音韻
第5章 五十音図は日本語の音の一覧表か?
現代日本語音韻体系
第6章 「バイオリン」か,「ヴァイオリン」か?
外来語の表記と発音
第7章 16世紀,キリシタン宣教師たちは日本語の音声をどう聞いたか?
キリシタン資料のローマ字
第8章 ミョウ,メイ,ミン,あかるい……「明」は何通りの読みを持っているか?
漢字の読みと中国音・日本音・訓
第9章 「一本,二本,三本」はなぜ「いっぽん,にほん,さんぼん」と読むのか?
ハ行音の歴史的変遷
第10章 古代日本語ではどんな文字でどんな音が書かれていたか?
万葉仮名と古代日本語の母音
第11章 アクセントは本当に意味の区別に役立っているのか?
アクセントの弁別機能
第12章 コウシ,コーシ,コオシの発音は同じか,違うか?
特殊拍と音節
第13章 /ニワニワニワトリガイル/は何通りに読めるか?
アクセントの統語機能
第14章 日本語は文末まで聞かないと言いたいことがわからない言語か?
韻律(プロソディ)
第15章 機械による音声の分析結果は,私たちの内省と一致するか?
音響音声学
索 引
執筆者紹介
【編集】
小池 清治(元宇都宮大学)
【著者】
湯澤 質幸(前筑波大学)
松崎 寛(筑波大学)