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シリーズ〈日本語探究法〉 8 日本語史探究法
内容紹介
〔内容〕「古代語」から「近代語」へは,いつどのように変わったのか/古代語で9種類あった動詞の活用形式が現代語ではなぜ5種類になったのか/「係り結び」は現代語ではなぜなくなったのか/芭蕉の「旅」は現代の「旅」と同じか/他
編集部から
目次
第1章 「古代語」から「近代語」へは,いつ,どのように変わったのか?
第2章 古代語で9種顆あった動詞の活用形式が,現代語ではなぜ,どのようにして5種類になったのか?
第3章 「係り結び」は,現代語ではなぜなくなったのか?
第4章 古代語の推量の助動詞「らむ」,「けむ」,「まし」,「めり」などは,なぜ現代語に残らなかったのか?
第5章 「いとやむごとなき際にはあらぬが……」(『源氏物語』桐壷)の「が」は,接続助詞ではないのか?
第6章 古典(文語)文法の「已然形」は,現代語(口語)文法では,なぜ,どのようにして「仮定形」と呼ばれるようになったのか?
第7章 「知らざあ言って聞かせやしょう」(歌舞伎「白浪五人男)の「ざあ」とは何か?
第8章 形容詞の否定表現「由高からず」は,どうして現代では「山が高くない」と言うようになったのか?
第9章 「飛び上がらんばかりに(驚いた)」は,飛び上がりそうになったのか?
第10章 頭部をさすことばには,なぜ「あたま」のほかに「かしら」,「こうべ」,「くび」といろいろあるのか?
第11章 芭蕉の「旅」は,現代の「旅」と同じか?
第12章 「真っ赤な嘘」は,本当に嘘が赤いのか?
第13章 「京都,大阪,そして神戸。そこには全然新しい世界があった。」古語とはいえない身近な表現は,日本語史の探究とは無関係か?
第14章 敬語「おっしゃる」,「いらっしゃる」は,どのようにしてできたことばか?
第15章 デス・マス体は,いつから,どのようにして広まったのか?
索 引
執筆者紹介
【編集】
小池 清治(元宇都宮大学)
【著者】
小林 賢次
梅林 博人