朝倉心理学講座 6 感覚知覚心理学

海保 博之(監修)/菊地 正(編)

海保 博之(監修)/菊地 正(編)

定価 4,180 円(本体 3,800 円+税)

A5判/272ページ
刊行日:2008年05月25日
ISBN:978-4-254-52666-0 C3311

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内容紹介

感覚知覚の基本的知識と最新の研究動向,またその不思議さを実感できる手がかりを提示。〔内容〕視覚システム/色/明るさとコントラスト/かたち/三次元空間/運動/知覚の恒常性/聴覚/触覚/嗅覚/味覚/感性工学/知覚機能障害

編集部から

目次

1.感覚知覚の一般的特徴  
1.1 感覚と知覚の区別 
1.2 感覚の種類,符号化 
1.3 刺激検出・弁別,測定法  
1.4 ボトムアップ処理とトップダウン処理 
1.5 感覚間の相互作用 
1.6 知覚の恒常性  

2.視覚システムと基礎機能 
2.1 視覚システムの基本構造  
2.2 視覚の基礎機能  

3.色の知覚 
3.1 色知覚の3要素  
3.2 色の見えの現象 
3.3 色を知覚するメカニズム 

4.明るさとコントラストの知覚 
4.1 明るさの知覚 
4.2 コントラスト知覚 

5.かたちの知覚 
5.1 かたちの見え方 
5.2 錯視の世界  
5.3 かたちの成立  
5.4 まとまりの知覚とかたちの知覚  
5.5 輪   郭  
5.6 物のかたち  

6.3次元空間の知覚 
6.1 方向の知覚  
6.2 距離の知覚  
6.3 奥行きの知覚 

7.運動の知覚 
7.1 実際運動と仮現運動 
7.2 運動検出二元論と運動刺激の時空間座標表現 
7.3 高次運動  
7.4 運動情報からの空間構造知覚 
7.5 運動知覚に関するその他の諸問題 

8.知覚の恒常性 
8.1 感覚入力と知覚  
8.2 明度の恒常性 
8.3 色の恒常性  
8.4 大きさの恒常性  
8.5 その他の恒常性  
8.6 恒常性と知覚処理系  

9.聴   覚 
9.1 音とは何か 
9.2 聴覚のしくみ 
9.3 音の基本的性質 
9.4 音の大きさ  
9.5 音の高さ  
9.6 音   色  
9.7 マスキング 
9.8 音の方向知覚と空間知覚 
9.9 聴覚の情景分析  

10.触   覚 
10.1 触覚における生理学 
10.2 刺 激 閾 
10.3 触覚の解像力  
10.4 仮現運動  
10.5 受動触と能動触 
10.6 加齢の効果 
10.7 触覚における錯覚 
10.8 重さの錯覚 
10.9 アリストテレスの錯覚 

11.嗅覚と味覚 
11.1 嗅   覚  
11.2 味   覚  

12.感性工学 
12.1 感性情報とは 
12.2 感性と工学 
12.3 感性の計測  
12.4 感性の生理計測指標 
12.5 生理指標による介助機器の感性評価 
12.6 生理指標によるロボット動作の感性評価 
12.7 感性計測技術に対する期待と課題  

13.知覚機能障害 
13.1 色覚障害 
13.2 運動知覚の障害  
13.3 立体視の障害  
13.4 形態視の障害 

事項索引  
人名索引 

執筆者紹介

【執筆者一覧】
菊地正,氏家弘裕,山下由己男,市原茂,椎名健,中溝幸夫,田谷修一郎,吉澤達也,塩入諭,大串健吾,和氣典二,和氣洋美,綾部早穂,坂井信之,飯田健夫,本田仁視
(執筆順)

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