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内容紹介
《本書は『タンパク質の事典』(2008年刊)を底本として刊行したものです》 タンパク質は,学部・専門を問わず広く研究の対象とされ,最近の研究の著しい発展には大きな興味が寄せられている。《本書は,理学・工学・農学・薬学・医学など多岐の分野にわたる,タンパク質に関連する約200の事項をとりあげ解説した中項目形式50音順の事典である。生命現象にきわめて深い結び付きをもつタンパク質についての知見を網羅した集大成とする。
編集部から
目次
概 論
I タンパク質研究のあけぼの
II タンパク質の生合成から分解まで
III 身の回りのタンパク質
IV タンパク質の化学
V タンパク質の立体構造
VI 複合タンパク質
VII タンパク質の分別・分析方法
VIII タンパク質の物理学
IX タンパク質の生物学-プロテオミクス
X タンパク質の種類
XI 生命の進化とタンパク質の進化
XII 医薬・農薬・化粧品としてのタンパク質
XIII 人工タンパク質のつくり方
各 論
アビジン-ビオチン結合の利用
アポトーシス
アミノ酸
アミノ酸代謝
アミノ酸配列決定法
アミノ酸発酵
アミノ酸有機合成
アミラーゼ
アミロイドタンパク質
RNAポリメラーゼ
アレルゲンタンパク質
アロステリックタンパク質
Anfinsenの実験
イオンチャネル
一分子生化学・生理学
遺伝子工学
遺伝子診断/遺伝子確認
遺伝子発現
遺伝子療法・酵素置換療法
遺伝病
医薬タンパク質・ペプチド
インスリン
インターフェロン
ウイルス(医学)
ウイルス(農学)
栄養・食品としてのタンパク質
エクソンとイントロン
X線結晶解析
ATPの合成と利用に関する酵素
NMRの原理
遠心法
円二色性
解糖系の酵素
界面活性剤
化学浸透理論
拡散係数
核酸代謝系の酵素
核酸発酵
核と染色体のタンパク質
核膜孔複合体タンパク質とその機能
加水分解酵素
カルビンベンソン回路の酵素
加齢医学とタンパク質
カロリメータ
癌マーカー
協同現象
キラリティー
筋肉のタンパク質
クロマトグラフィー
蛍光タンパク質
蛍光標識
血液凝固と線溶
血液(生化学)検査
結晶化
血漿リポタンパク質
血清アルブミン
ケモカイン
原子間力顕微鏡
光学顕微鏡
抗原抗体反応の利用
光合成系のタンパク質と酵素
抗生物質の生合成酵素
酵 素
構造生物学
構造タンパク質
「酵素」概念成立の歴史
酵素の工業的利用
酵素反応速度論
抗体タンパク質
好熱菌のタンパク質
高分子電解質
呼吸と電子伝達系のタンパク質
コラーゲン
コレステロール制御系―SREBPパスウェイ
コロイド
サイトカイン
細胞骨格タンパク質
細胞接着関連タンパク質
細胞増殖因子
細胞膜と人工細胞
細胞融合
酸解離平衡と緩衝液
酸化還元酵素
三量体Gタンパク質
紫外可視分光法
質量分析
脂肪酸代謝の概要
受容体タンパク質
情報伝達系のタンパク質
食品の消化と吸収
植物タンパク質
進化分子工学
水素結合
生物発光にかかわるタンパク質
生命の起源におけるタンパク質
生理活性ペプチド
赤外・ラマン分光法
赤血球
繊維タンパク質
前駆タンパク質
総タンパク質量
相同性検索
疎水効果
弾性タンパク質
タンパク質間相互作用研究法
タンパク質工学
タンパク質生合成
タンパク質データベース
タンパク質と化粧品
タンパク質とポリペプチドの化学合成
タンパク質の安定化
タンパク質の安定性
タンパク質の化学修飾
タンパク質の凝集反応
タンパク質の局在
タンパク質の計算機シミュレーション
タンパク質の検査値
タンパク質のシステム生物学
タンパク質の重水素化
タンパク質の寿命
タンパク質の種類
タンパク質の精製法
タンパク質の定量と同定
タンパク質の粘性および粘弾性
タンパク質の表面吸着
タンパク質のファミリー
タンパク質のフォールディング
タンパク質の物性
タンパク質の変性
タンパク質の保存法
タンパク質の翻訳後修飾
タンパク質の立体構造とそのモチーフ
タンパク質の立体構造予測
タンパク質のリン酸化
タンパク質分解酵素
中性子結晶解析
注目のタンパク質
21,22番目のアミノ酸
発熱関連タンパク質
フェロモン受容体
嗅覚受容体
ネイティブリー・アンフォールデッドプロテイン
貯蔵タンパク質
DNAの複製・修復・組換えの酵素
TCA回路の酵素
低分子量Gタンパク質
電気泳動法
電子顕微鏡
電子常磁性共鳴
転写因子
糖代謝関連酵素
糖タンパク質
等電点
毒 素
突然変異
尿素回路の酵素
農薬・殺虫剤のターゲットとなるタンパク質
バイオインフォマティクス
バイオセンサー
バイオナノテクノロジーとタンパク質
配列モチーフ
発生と細胞分化にかかわるタンパク質
pHとpH測定法
光受容体タンパク質
非共有結合
PCR法に使用する酵素
微生物による組換えタンパク質生産
不凍タンパク質
プロテインチップ
プロテオームとプロテオミクス
分子シャペロン,シャペロニン
分子進化とタンパク質
分子ミミック
分子モーター
分子量
PEG化酵素
ベジクル輸送
ペプチドグリカン
ヘモグロビンと酸素結合タンパク質
ヘリックス・コイル転移理論
ペントースリン酸回路の酵素
補酵素
補体系
補養反応の酵素
ポリペプチド鎖
膜タンパク質
α抹-マクログロブリン
味覚および味覚受容タンパク質
水
ミルクタンパク質
眼のタンパク質
免疫とその関連タンパク質
輸送タンパク質
溶液X線散乱
ランダムコイル鎖(ガウス鎖)
卵白と卵黄のタンパク質
リソソーム酵素
リゾチーム
リボソーム
リポフォリン
レクチン
索 引
執筆者紹介
【編集者】
猪飼篤,伏見譲,卜部格,上野川修一,中村春木,浜窪隆雄
【執筆者(五十音順)】
相田拓洋,相本三郎,赤坂一之,秋吉一成,浅島誠,安達修二,油谷浩幸,安部明廣,阿部啓子,有坂文雄,安藤敏夫,猪飼篤,池上貴久,井澤邦輔,石浦章一,石浜明,石渡信一,伊藤喜久,稲田祐二,今井清博,今中忠行,植田和光,内海成,大沢文夫,大谷弘之,大塚譲,大野博司,岡澤敦司,岡本祐幸,小川隆平,荻原俊男,長田俊哉,小澤敬也,貝淵弘三,笠井献一,笠井久隆,笠倉新平,勝岡史城,加藤昭夫,加藤久典,金谷茂則,上村慎治,川口正美,北沢貴利,木原裕,木村澄子,工藤史貴,久保田俊一郎,倉橋洋史,倉光成紀,栗栖源嗣,小迫英尊,小笹徹,児島宏之,後藤修,後藤祐児,後藤由季子,小林正樹,小林弘,近藤吉朗,酒井寿郎,阪井康能,坂野好幸,匂坂敏朗,崎山文夫,桜井弘,桜庭均,佐藤生男,佐藤元康,七田芳則,柴崎芳一,柴田武彦,清水誠,新隆志,菅健一,杉本幸彦,鈴木宏治,鈴木美穂,鈴木善次,瀬川新一,瀬谷司,脊山洋右,芹澤武,左右田健次,曽我部正博,曽田邦嗣,高井義美,高木淳一,高木俊夫,高桑堯,高桑雄一,高橋孝行,田隅三生,田中啓二,田中俊樹,田中文彦,谷英樹,玉田靖,茅野春雄,月原冨武,辻本賀英,津田栄,寺本祐司,戸谷誠之,内木宏延,中井謙太,中川敦史,中村義一,中村春木,中山洋理,永山國昭,奈良雅之,難波成任,新村信雄,西垣功一,西川建,西村裕之,根来誠司,野平博之,野村聡,野村仁,芳賀達也,長谷川政美,服部成介,服部誠,浜窪隆雄,林利彦,平野久,福尾恵介,福嶋義光,藤井紀子,藤尾達郎,藤田尚志,伏見譲,藤吉好則,船津高志,細川優,本田亜希,本多裕,松浦善治,松岡正佳,松島綱治,松田幹,美宅成樹,南野直人,御橋廣眞,宮澤恵二,向井博之,村松喬,村本光二,元島史尋,森嘉生,森川正章,八木沢皓記,安岡顕人,山本雅之,油谷克英,由里本博也,横関健三,横山信治,好田正,吉田賢右,米田悦啓,渡辺公綱,渡辺崇,渡辺正行,和地正明