筋の科学事典 新装版 ―構造・機能・運動―

福永 哲夫(編)

福永 哲夫(編)

定価 18,700 円(本体 17,000 円+税)

B5判/528ページ
刊行日:2022年11月05日
ISBN:978-4-254-69049-1 C3575

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内容紹介

《本書は『筋の科学事典』(2002年刊)を底本として刊行したものです》 人間の身体運動をつかさどる最も基本的な組織としての「ヒト骨格筋」。その解剖学的構造と機能的特性について最新の科学的資料に基づき総合的に解説。「運動する筋の科学」について基礎から応用までを網羅した。〔内容〕身体運動を生み出す筋の構造と機能/骨格筋の解剖と生理/骨格筋の機能を決定する形態学的要因/筋の代謝と筋線維組成/筋を活動させる神経機序/筋収縮の効率/筋と環境/他

編集部から

目次

0.
序:身体運動を生み出す筋の構造と機能
0.1
人間の発揮するカ「筋力」を測定することの意味
0.2
人体筋の機能を測ることの意義
0.3
「人体筋の科学」と「身体教養」
0.4
本書の内容-ヒト身体運動における筋の役割1.
骨格筋の解剖と生理
1.1
骨格筋の解剖学的基礎
1.2
筋の生理学的基礎2.
骨格筋の機能を決定する形態学的要因
2.1
骨格筋の形状と機能
2.2
腱の構造と機能
2.3
身体運動における筋の機能を決定する構造的因子3.
筋の代謝と筋線維組成
3.1
筋線維組成とトレーニング
3.2
ミトコンドリアとトレーニング
3.3
ミトコンドリアの遺伝子発現調節機構
3.4
筋収縮と循環調節
3.5
微小循環と毛細血管
3.6
使われることからみる乳酸の代謝
3.7
筋疲労4.
筋を活動させる神経機序
4.1
筋活動を制御する中枢神経機構
4.2
反射運動の神経機構
4.3
生得的複合運動の指令機構
4.4
筋活動の適切な指令量を決定する機構‐到達運動の計算理論
4.5
筋活動の適切な指令書を決定する機構‐柔軟な自律歩行達成する仕組み5.
筋収縮の効率
5.1
筋収縮の効率の定義
5.2
効率の求め方
5.3
移動運動の効率と経済速度
5.4
効率を高める諸因子
5.5
スポーツスキルとしての効率の捉え方
5.6
筋張力から身体外力ヘの変換6.
筋と環境
6.1
運動による骨格筋肥大と不活動による筋萎縮の機構
6.2
筋力にみられる加齢変化
6.3
筋の男女差と人種差
6.4
ベットレストと筋力
6.5
筋と高所・低酸素環境
6.6
筋と宇宙7.
筋のトレーニング
7.1
概論
7.2
筋のトレーニングとその効果の実態
7.3
筋のトレーナビリティ8.
筋とスポーツ
8.1
身体運動における筋腱複合体の役割
8.2
身体運動の構築-シミュレーション研究
8.3
筋が発揮する力を推定する逆ダイナミクス
8.4
3次元画像分析法9.
人体筋の計測
9.1
筋のイメージング
9.2
筋の活動能力を測る
9.3
筋活動水準を測る
9.4
筋の代謝を測る-近赤外線分光法
9.5
筋のダイナミクス10.
筋とコンディショニング
10.1
筋肉痛のメカニズム
10.2
筋の障害と予防
10.3
筋とリコンディショニング
10.4
筋の栄養11.
索引

執筆者紹介

【編集者】福永哲夫
【編集委員】秋間 広,神崎素樹,川上泰雄,深代千之,金久博昭,政二 慶,久野譜也
【執筆者(執筆順)】福永哲夫,真田樹義,土方貴雄,鈴木洋児,石井直方,岡本 啓,川上泰雄,田口貞善,C.N.Maganaris, 大平充宣,水野一乗,金久博昭,村松 憲,柴山 明,久野譜也,大金邦成,田辺 解,深代千之,太田暁美,桜井伸二,相馬りか,秋間 広,加賀谷淳子,伊藤雅充,狩野 豊,平野裕一,八田秀雄,吉武康栄,篠原 稔,三浦 哉,中澤公孝,野坂和則,政二 慶,星川淳人,船渡和男,渡會公治,山田 茂,山本利春,安部 孝,杉浦克己

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