BOOK SEARCH
内容紹介
匂いのしくみを医学・生物学・化学・心理学から解明。〔内容〕匂いの感覚とは/匂い物質/嗅覚器官の形態/匂いの受容メカニズム(末梢レベル)/脳における匂い情報処理のメカニズム(中枢レベル)/匂いの心理学/匂いと行動/ヒトと嗅覚
編集部から
目次
1. 匂いの感覚とは
1.1 嗅覚とは
1.2 匂いの諸説
2. 匂い物質
2.1 匂い物質の化学構造と分類
2.2 有香物質の生物活性
2.3 昆虫のフェロモンの化学
3. 嗅覚器官の形態
3.1 哺乳類の嗅覚器の構造――嗅覚器と鋤鼻器――
3.2 鳥類の嗅覚器の構造
3.3 硬骨魚類の嗅覚器の構造
3.4 昆虫の嗅覚器の微細構造
4. 匂いの受容メカニズム――末梢レベル――
4.1 嗅細胞の匂い情報処理
4.2 嗅細胞の受容器電位発生機序
4.3 嗅受容膜の性質とその分子生理
4.4 昆虫の嗅受容器の生理的特性
5. 脳における匂い情報処理のメカニズム――中枢レベル――
5.1 嗅球の構造と機能
5.2 哺乳動物における匂い識別機序
5.3 霊長類の嗅覚領とその働き
5.4 嗅覚と食欲中枢機序
5.5 昆虫の嗅覚中枢の情報処理
6. 匂いと行動
6.1 イヌの嗅覚と行動
6.2 マウスの匂いコミュニケーション
6.3 鋤鼻器と動物行動
6.4 個々のマウスの匂いを支配する遺伝子群
6.5 鳥類の嗅覚と行動
6.6 魚類の嗅覚と行動
6.7 昆虫の嗅覚の遺伝
7. ヒトの嗅覚
7.1 基準嗅力検査法―T&Tオルファクトメータによる検査――
7.2 嗅能力と嗅覚の臨床
7.3 香りの脳波(CNV)に及ぼす効果
7.4 嗅覚誘発脳波の測定
7.5 匂いと新生児
7.6 ヒトの体臭
7.7 匂いの効用とその利用
7.8 匂いと食品・化粧品――その伝承を考える――
8. 匂いの心理学
8.1 生活の中の香りと心理
8.2 香たの情感――化粧品――
8.3 匂いと調香
8.4 香りと心理学
9. 索 引
執筆者紹介
【編集者】渋谷達明,高木貞敬
【執筆者】浅賀英世,印藤元一,上田一夫,梅澤伸嘉,岡野真臣,小野田法彦,大村 裕,神崎亮平,川崎通昭,柏柳 誠,木村武二,栗原堅三,倉橋 隆,佐藤敏弥,渋谷達明,鈴木教世,外崎肇一,玉木佳男,高木貞敬,谷口和之,谷村禎一,外池光雄,鳥居鎮夫,冨永佳也,西野仁雄,原 俊昭,馬場一雄,平山 潔,廣田君美,松崎 治,森 憲作,山崎邦郎,山本雅道,横張文男,吉川誠次,吉田正昭