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内容紹介
人類の前に横たわる最大のブラックボックスであるヒトの脳の高次機能について，最先端研究に取組む医学，工学，心理学等の20名の研究者の学際的協力により，専門外の方にもわかるよう，その現状と将来の展望をパースペクティブに解説
編集部から
目次
1. 計算論的神経科学とニューロコンピューティング
2. 視覚認知における高次視覚野の役割
3. 視覚計算理論と心理物理学
4. 対象認知の脳内メカニズム
5. 視覚パターン認識の神経回路モデル
6. 空間認知と動作指向性知覚
7. 視覚と聴覚による空間認知の計算理論
8. 連想記憶の神経回路モデル
9. 記憶における海馬体の役割
10. 記憶における海馬と新皮質の役割分担
11. 前頭葉と行動のプログラミング
12. 時系列情報を学習するニューラルネットワーク
13. 運動関連領野と運動プログラミング
14. 随意運動における大脳基底核の役割
15. 随意運動制御の計算論
16. 学習と記憶のシナプス過程
17. 可塑性神経回路とそのモデル
18. 索 引
執筆者紹介
【編集者】甘利俊一，酒田英夫
【執筆者】安西祐一郎，甘利俊一，乾 敏郎，上野照子，小野武年，大森隆司，川人光男，酒田英夫，杉江 昇，丹治 順，田中啓治，津本忠治，塚田 稔，出村公成，外山敬介，西条寿夫，二木宏明，彦坂興秀，福島邦彦，森田昌彦
