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論文要旨にみる 英語科学論文の基本表現
河本 修(著)
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内容紹介
論文要旨の基礎的な構文を表現カテゴリーの形で示し,その組合せおよび名詞の入れ替えで構築できるよう纏めた書〔内容〕論文題名の表現/導入部の表現/結果の表現/考察の表現/国際会議の予稿で使われる表現/英語科学論文に必要な英文法
編集部から
目次
1. 論文題名の表現
1.1 物質,材料(合金,酸化物,化合物,膜),新規の材料
1.2 材料の作製,合成,創製,処理
1.3 ~特性
1.4 物理現象,化学現象,理論,解析
1.5 ~の効果,~の影響,~依存性
1.6 ~の測定,~による研究,~の検出,~の観察
1.7 新しい技術,装置の改良
2. 導入部(緒言と実験法)の表現
2.1 論文の報告内容
2.2 論文の研究課題
2.3 現在までの研究状況,以前の研究
2.4 計算をする,解析をする,模型を発展させる
2.5 新しい技術・材料の開発
2.6 試料作製法
2.7 測定法
3. 結果の表現
3.1 特定の試料,独立変数xの範囲を限定
3.2 独立変数xの増加
3.3 測定値yの値,~の性質をもつ
3.4 測定値yの変化
3.5 依存性,比例
3.6 現象が見られる・生じる,材料が~からなる
3.7 ~によって生じる(操作,作用),~の場合
3.8 対 比
3.9 測定値yや結果の強調
4. 考察の表現
4.1 比較する,一致,同等,相当(他の材料・物質・理論などとの比較)
4.2 不一致(他の材料・物質・理論などとの比較)
4.3 測定値yの大小比較,優れている,劣る,最高の特性,倍数
4.4 Aの結果Bとなる(因果関係と語順:A→B)
4.5 BはAによって生じる(因果関係と語順:B←A)
4.6 従う,支配される,効果がある,影響する
4.7 示す,解釈できる,説明できる
4.8 示唆する
4.9 研究の有用性,可能になる,適している
4.10 模型を示した,技術を提案した,考察した,結論とする(まとめとして)
4.11 材料・特性に制限がある,説明できない現象,更に研究が必要
5. 国際会議の予稿で使われる表現
5.1 興味がもたれている,研究されている,知られている
5.2 今までの研究では不十分
5.3 重要な点,必要な点
5.4 研究の目的,焦点をあてる
5.5 この論文では,この研究では
5.6 図に示す
5.7 図の説明
5.8 講演で発表するつもり,考察するつもり,示すつもり
5.9 謝 辞
6. 英語科学論文に必要な英文法
6.1 名 詞
6.2 代名詞
6.3 形容詞
6.4 動 詞
6.5 助動詞
6.6 関係代名詞
6.7 副 詞
6.8 前置詞
6.9 接続詞
6.10 セミコロン,コロン,ピリオド,コンマ
索 引