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内容紹介
中東・エジプトからギリシア・ローマまで,古代の技術を集大成―人間にとって金属は崇拝と欲望の対象であり,権力と富の象徴であった。〔内容〕金/銀と鉛/銅/亜鉛と真鍮(黄銅)/錫,青銅,アンチモン,ヒ素/古代の鉄/錬金術の起源
編集部から
目次
1. 金
1.1 はじめに
1.2 初期の金の技術
1.3 金の採掘
1.4 古代の金産地
1.5 自然金の利用
1.6 自然金の精製
1.7 灰吹法,その他の精製法
1.8 金細工師
2. 銀と鉛
2.1 はじめに
2.2 銀の起源
2.3 銀と鉛の鉱石
2.4 古代の鉛鉱山・銀鉱山
2.5 精製法と製錬法
2.6 銀の精製:名称と用途
3. 銅
3.1 はじめに
3.2 新世界発見以前の自然銅
3.3 銅鉱石
3.4 最古の時代に銅を採掘した地域
3.5 銅の製錬と精製
3.6 銅冶金の発展
3.7 銅の特徴と不純物
3.8 初期の銅の物語
3.9 銅の名称
4. 亜鉛と真鍮(黄銅)
4.1 はじめに
4.2 亜鉛鉱石
4.3 古代に亜鉛はつくられたか
4.4 真鍮の製造
4.5 亜鉛合金の名称
5. 錫,青銅,アンチモン,ヒ素
5.1 はじめに
5.2 錫鉱石
5.3 古代の錫の産地
5.4 錫の製錬と精錬
5.5 青銅の起源
5.6 錫の到来
5.7 金属の呼称
5.8 錫の応用
5.9 アンチモン,アンチモン青銅
5.10 ヒ素およびヒ素を含む銅
6. 古代の鉄
6.1 はじめに
6.2 鉄鉱石
6.3 鉄鉱石の鉱床
6.4 鉄鍛冶の方法・用具・炉
6.5 鉄冶金の起源と発達
6.6 鉄はどこで生まれたか
6.7 束西の初期製鉄
6.8 剣用の鋼
6.9 鉄の名称
7. 錬金術の起源
7.1 はじめに
7.2 アルケミーの語源
7.3 古典期以前の化学技術の影響
7.4 錬金術に対するギリシアとペルシアの寄与
7.5 錬金術の揺籃期
7.6 錬金術の法典化期
7.7 錬金術のその後
人名索引
地名索引
事項索引