ファイナンスハンドブック

R.A. ジャロウV. マクシモビッチW.T. ジエンバ(編)/今野 浩古川 浩一(監訳)

R.A. ジャロウV. マクシモビッチW.T. ジエンバ(編)/今野 浩古川 浩一(監訳)

定価 31,900 円(本体 29,000 円+税)

A5判/1152ページ
刊行日:1997年12月01日
ISBN:978-4-254-12124-7 C3041

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内容紹介

〔内容〕ポートフォリオ/証券市場/資本成長理論/裁定取引/資産評価/先物価格/金利オプション/金利債券価格設定/株式指数裁定取引/担保証券/マイクロストラクチャ/財務意思決定/ヴォラティリティ/資産・負債配分/市場暴落/普通株収益/賭け市場/パフォーマンス評価/市場調査/実物オプション/最適契約/投資資金調達/財務構造と税制/配当政策/合併と買収/製品市場競争/企業財務論/新規株式公開/株式配当/金融仲介業務/米国貯蓄貸付組合危機

編集部から

目次

〔資本市場〕
1. ポートフォオリ理論
 1.1 初期の貢献
 1.2 平均-分散ポートフォリオ選択
 1.3 2資産分離定理
 1.4 無危険資産が存在する場合の平均-分散ポートフォオリ
 1.5 資本資産価格付けモデル(CAPM)
 1.6 平均-分散分析,2資産分離定理とCAPMの理論的正当化
 1.7 連続時間の下での消費とポートフォリオ選択
 1.8 多期間資産価格付けモデル(ICAPM)と無裁定価格付け理論(APT)
 1.9 市場の不完全性
2. 有限状態証券市場モデルと裁定
 2.1 モデル
 2.2 摩擦のない市場における裁定と証券価格
 2.3 取引コストがある場合の裁定と証券価格
 2.4 有限状態モデルにおける最適ポートフォリオ選択モデル:静的最適化アプローチ
3. 資本成長理論
 3.1 資本成長モデルの起源
 3.2 資本成長モデルとその基本的な特性
 3.3 資本成長の条件
 3.4 他の長期投資モデルとの関係
 3.5 多期間消費投資モデルとの関係
 3.6 成長vs安全性
 3.7 資本成長理論の応用
4. 裁定価格理論と資産収益率のマルチファクターモデル
 4.1 厳密(exact)なおよび近似的なファクターモデル
 4.2 プライシング制約の導出
 4.3 APTの実証分析
 4.4 他の実証に関するトピック
 4.5 応用
5. 資産評価モデルの理論と検証
 5.1 資産評価モデル・レビューの統合
 5.2 資産評価の方法論と検証
6. 国際ポートフォリオ選択と資産評価:統合的なサーベイ
 6.1 消費機会集合と投資機会集合が異ならない場合
 6.2 消費機会集合が異なることの意味
 6.3 国際投資に対する障壁
 6.4 国際金融の現在の状況に対する評価
7. 先物価格の期間構造を用いた派生証券評価の離散時間における統合
 7.1 一般的な枠組み
 7.2 既存のモデル
 7.3 実現性
8. 金利オプションの評価
 8.1 モデル:用語と記号
 8.2 ゼロカーブ裁定
 8.3 オプション評価
 8.4 実証分析
9. 金利の期間構造と確定利付商品と債券の価格評価
 9.1 債券の評価手法の概要
 9.2 デフォルトのない債券価格の無裁定条件
 9.3 観測される期間構造による債券価格の変動過程のキャリブレーション
 9.4 均衡モデル
 9.5 金利の不確実性の要因:ファクターの数
10. プログラムトレーディングと株式指数裁定取引
 10.1 株価指数先物取引とプログラムトレーディング
 10.2 理論上の株価指数裁定
 10.3 指数先物の価格付けについての実証
 10.4 プログラムトレーディングとボラティリティ
11. モーゲージ担保証券
 11.1 モーゲージ
 11.2 モーゲージ担保証券
 11.3 モーゲージの期限前返済
 11.4 価格評価
12. マーケットマイクロストラクチャー
 12.1 ワルラス(一括取引)モデル
 12.2 逐次取引モデル
 12.3 応用例
13. 市場と企業の財務的意思決定・行動論の視点
 13.1 行動論的ファイナンス論の磁石:諸研究からの抜粋
 13.2 投資家心理と市場価格
 13.3 株式会社の財務的意思決定
14. ボラティリティ
 14.1 資本市場効率性の分散上限検定
 14.2 リターンテスト
 14.3 直交性検定
 14.4 モンテカルロ法によるテスト
15. グローバル環境における資産・負債配分
 15.1 資産配分のフレームワーク
 15.2 資産と負債の統合
 15.3 解法戦略
16. 株式市場の暴落
 16.1 実験的市場の議論
 16.2 株式市場暴落の説明
 16.3 暴落に対する反応
17. 株式収益率の予測可能性について:世界規模での証拠
 17.1 時間軸横断面内での収益率予測可能性
 17.2 時系列収益率の予測可能性:時節のパターン
 17.3 時系列収益率予測可能性:収益率自己相関
 17.4 収益率時系列の予測可能性:事前の観測変数からの予測
18. スポーツくじと宝くじと賭けの市場の効率性
 18.1 米国におけるギャンブルの広がり
 18.2 競馬の賭けの市場
 18.3 フットボールの賭けの市場
 18.4 バスケットボールの賭けの市場
 18.5 宝くじ
19. パフォーマンス評価
 19.1 リターンだけによる評価
 19.2 ポートフォリオのウェイトがわかっているときのパフォーマンスの計測
 19.3 今後の研究方向
20. 市場操作
 20.1 分類方法
 20.2 概観
 20.3 さらに進んだ例
〔経営財務〕
21. 実物オプション
22. 企業の財務構造,誘因および最適契約
23. 非対称情報下における投資資金調達
24. 財務構造と税制
25. 配当政策
26. 合併と買収:戦略面と情報面からの考察
27. 財務構造と製品市場競争
28. 財務的破綻,破産および会社更生
29. 企業財務論におけるイベントスタディの実証方法
30. 新規株式公開
31. 株式発行:概観
32. 金融仲介業務と信用のマーケット
33. 米国貯蓄貸付組合危機
34. 執筆者紹介
35. 索 引

執筆者紹介

【編集者】R.A.ジャロウ,W.T.ジェンバ,V.マクシモビック
【監訳者】今野 浩,古川浩一
【訳者】安達哲也,浅野幸弘,今井潤一,大橋和彦,岸本一男,後藤公彦,今野 浩,佐山展生,坂口幸雄,下村元之,白川 浩,鈴木賢一,鈴木茂央,高山俊則,竹原 均,中里宗敬,長山いづみ,河 榮徳,花枝英樹,蜂谷豊彦,枇々木規雄,古川浩一,福原康文,三輪晋也,渡辺隆裕

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