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Pythonによるシミュレーションモデリング
Giuseppe Ciaburro(著)/黒川 利明(訳)
Giuseppe Ciaburro(著)/黒川 利明(訳)
定価 5,940 円(本体 5,400 円+税)
A5判/368ページ
刊行日:2024年11月01日
ISBN:978-4-254-12301-2 C3004
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内容紹介
さまざまな統計的シミュレーションをPythonで実践.数値計算の基礎から,シミュレーションモデルの習得,実際の問題解決へ〔内容〕乱数/確率/モンテカルロ法/マルコフ決定過程/リサンプリング手法/最適化/進化システム入門/金融工学/ニューラルネットワークと物理現象/プロジェクト管理/動的な系における故障診断
編集部から
目次
第 I 部 数値シミュレーションで開始
1.シミュレーションモデル入門
1. 1 技 術 要 件
1. 2 シミュレーションモデル入門
1. 2. 1 意思決定ワークフロー
1. 2. 2 モデル化とシミュレーションの違い
1. 2. 3 シミュレーションモデルの賛否両論
1. 2. 4 シミュレーションモデル用語
1. 3 シミュレーションモデルの分類
1. 3. 1 静的モデルと動的モデルの比較
1. 3. 2 決定論的モデルと確率的モデルの比較
1. 3. 3 連続モデルと離散モデルとの比較
1. 4 シミュレーションに基づいた問題への取り組み
1. 4. 1 問 題 分 析
1. 4. 2 データ収集
1. 4. 3 シミュレーションモデルのセットアップ
1. 4. 4 シミュレーションソフトウェアの選択
1. 4. 5 ソフトウェアソリューションの検証
1. 4. 6 シミュレーションモデルの検証
1. 4. 7 シミュレーションと結果の分析
1. 5 離散イベントシミュレーション(DES)の検討
1. 5. 1 有限状態マシン(FSM)
1. 5. 2 状態遷移表(STT)
1. 5. 3 状態遷移グラフ(STG)
1. 6 動的システムのモデル化
1. 6. 1 作業場の機械の管理
1. 6. 2 調和振動子
1. 6. 3 捕食者・被食者モデル
1. 7 実世界のシステムを分析するための効率的なシミュレーション
1. 8 まとめ
2.ランダム性と乱数の理解
2. 1 技 術 要 件
2. 2 確 率 過 程
2. 2. 1 確率過程の種類
2. 2. 2 確率過程の例
2. 2. 3 ベルヌーイ過程
2. 2. 4 ランダムウォーク
2. 2. 5 ポワソン過程
2. 3 乱数シミュレーション
2. 3. 1 確 率 分 布
2. 3. 2 乱数の性質
2. 4 擬似乱数生成器
2. 4. 1 乱数生成器の得失
2. 4. 2 乱数生成アルゴリズム
2. 4. 3 線形合同法
2. 4. 4 一様分布の乱数
2. 4. 5 ラグ付きフィボナッチ法
2. 5 一様分布の検定
2. 5. 1 カイ二乗検定
2. 5. 2 一様性検定
2. 6 乱数分布の汎用的な手法の検討
2. 6. 1 逆 関 数 法
2. 6. 2 採択棄却法
2. 7 Python による乱数生成
2. 7. 1 random モジュールの紹介
2. 7. 2 実数値分布の生成
2. 8 セキュリティのためのランダム性の要件
2. 8. 1 パスワードに基づく認証システム
2. 8. 2 ランダムパスワード生成器
2. 9 暗号用乱数生成器
2. 9. 1 暗号技術入門
2. 9. 2 ランダム性と暗号技術
2. 9. 3 暗号化/復号化メッセージ生成器
2. 10 まとめ
3.確率とデータ生成プロセス
3. 1 技 術 要 件
3. 2 確率概念の説明
3. 2. 1 事象の種類
3. 2. 2 確率の計算
3. 2. 3 確率の定義と例
3. 3 ベイズの定理の理解
3. 3. 1 複 合 確 率
3. 3. 2 ベイズの定理
3. 4 確率分布の検討
3. 4. 1 確率密度関数と確率関数
3. 4. 2 平均と分散
3. 4. 3 一 様 分 布
3. 4. 4 二 項 分 布
3. 4. 5 正 規 分 布
3. 5 合成データの生成
3. 5. 1 実データと人工的データ
3. 5. 2 合成データの生成手法
3. 6 Keras を用いたデータ生成
3. 6. 1 データ拡張
3. 7 検定力分析のシミュレーション
3. 7. 1 統計的検定の検出力
3. 7. 2 検定力分析
3. 8 まとめ
第 II 部 シミュレーションモデリングアルゴリズムと技法
4.モンテカルロシミュレーション
4. 1 技 術 要 件
4. 2 モンテカルロシミュレーション入門
4. 2. 1 モンテカルロシミュレーションの要素
4. 2. 2 最初のモンテカルロアプリケーション
4. 2. 3 モンテカルロアプリケーション
4. 2. 4 モンテカルロ法を用いた π の値の推定
4. 3 中心極限定理の理解
4. 3. 1 大数の法則
4. 3. 2 中心極限定理
4. 4 モンテカルロシミュレーションの応用
4. 4. 1 確率分布の生成
4. 4. 2 数値最適化
4. 4. 3 プロジェクト管理
4. 5 モンテカルロ法を使う数値積分
4. 5. 1 問題の定義
4. 5. 2 数値解
4. 5. 3 最小最大検出
4. 5. 4 モンテカルロ法
4. 5. 5 可視化表現
4. 6 感度分析の概念の検討
4. 6. 1 局所方式と大域方式
4. 6. 2 感度分析手法
4. 6. 3 感度分析の実際
4. 7 交差エントロピー手法
4. 7. 1 交差エントロピーの導入
4. 7. 2 Python での交差検証
4. 7. 3 損失関数としてのバイナリ交差エントロピー
4. 8 まとめ
5.シミュレーションに基づいたマルコフ決定過程
5. 1 技 術 要 件
5. 2 エージェントに基づくモデルの紹介
5. 3 マルコフ過程の概観
5. 3. 1 エージェント–環境インタフェース
5. 3. 2 MDP の検討
5. 3. 3 割引累積報酬の理解
5. 3. 4 探索概念と活用概念の比較
5. 4 マルコフ連鎖の紹介
5. 4. 1 遷 移 行 列
5. 4. 2 遷 移 図 式
5. 5 マルコフ連鎖の応用
5. 5. 1 ランダムウォーク(酔歩)
5. 5. 2 1 次元ランダムウォーク
5. 5. 3 1 次元ランダムウォークのシミュレーション
5. 5. 4 気象予報をシミュレーション
5. 6 ベルマン方程式の説明
5. 6. 1 動的計画法の概念
5. 6. 2 最適化原理
5. 6. 3 ベルマン方程式
5. 7 マルチエージェントシミュレーション
5. 8 シェリングの分離モデル
5. 8. 1 Python のシェリングモデル
5. 9 まとめ
6.リサンプリング手法
6. 1 技 術 要 件
6. 2 リサンプリング手法の紹介
6. 2. 1 サンプリング概念一覧
6. 2. 2 サンプリングを行う理由
6. 2. 3 サンプリングについての賛否
6. 2. 4 確率サンプリング
6. 2. 5 サンプリングのやり方
6. 3 ジャックナイフ技法の検討
6. 3. 1 ジャックナイフ法の定義
6. 3. 2 変動係数の推定
6. 3. 3 Python によるジャックナイフサンプリングの実装
6. 4 ブートストラッピングの謎を解く
6. 4. 1 ブートストラッピングの紹介
6. 4. 2 ブートストラップ定義問題
6. 4. 3 Python によるブートストラップリサンプリング
6. 4. 4 ジャックナイフとブートストラップの比較
6. 5 ブートストラッピング回帰の適用
6. 6 並べ替え検定の説明
6. 7 並べ替え検定を行う
6. 8 交差検証技法への取り組み
6. 8. 1 検証集合方式
6. 8. 2 1 つ抜き交差検証
6. 8. 3 k 分割交差検証
6. 8. 4 Python を使った交差検証
6. 9 まとめ
7.シミュレーションを使ってシステムを改善し最適化する
7. 1 技 術 要 件
7. 2 数値最適化技法の紹介
7. 2. 1 最適化問題の定義
7. 2. 2 局所最適性の説明
7. 3 勾配降下法の検討
7. 3. 1 降下法の定義
7. 3. 2 勾配降下アルゴリズムの方式
7. 3. 3 学習率の理解
7. 3. 4 試行錯誤法の説明
7. 3. 5 Python による勾配降下の実装
7. 4 ニュートン–ラフソン法の理解
7. 4. 1 解を求めるためにニュートン–ラフソン法を使う
7. 4. 2 数値最適化に対するニュートン–ラフソン法の方式
7. 4. 3 ニュートン–ラフソン法の適用
7. 4. 4 割線法
7. 5 確率的勾配降下法の知識を深める
7. 6 期待値最大化(EM)アルゴリズムの方式
7. 6. 1 ガウス混合問題のための EM アルゴリズム
7. 7 シミュレーテッドアニーリング(SA)法の理解
7. 7. 1 反復改善アルゴリズム
7. 7. 2 SA の 実 際
7. 8 Python による多変量最適化発見手法
7. 8. 1 ネルダー–ミード法
7. 8. 2 パウエルの共役方向法
7. 8. 3 他の最適化方法論のまとめ
7. 9 まとめ
8.進化システム入門
8. 1 技 術 要 件
8. 2 SC 入 門
8. 2. 1 ファジー論理(FL)
8. 2. 2 人工的ニューラルネットワーク(ANN)
8. 2. 3 進 化 計 算
8. 3 遺伝プログラミングの理解
8. 3. 1 遺伝アルゴリズム(GA)入門
8. 3. 2 GAの基本
8. 3. 3 遺伝演算子
8. 4 遺伝アルゴリズムの探索と最適化への適用
8. 5 記号的回帰(SR)の実行
8. 6 CA(セルオートマトン)モデルの検討
8. 6. 1 ライフゲーム
8. 6. 2 CA のウルフラム・コード
8. 7 まとめ
第 III 部 実世界の問題解決にシミュレーションを応用する
9.金融工学にシミュレーションモデルを活用する
9. 1 技 術 要 件
9. 2 幾何学的なブラウン運動モデルの理解
9. 2. 1 標準ブラウン運動の定義
9. 2. 2 ランダムウォークとしてウィーナー過程を扱う
9. 2. 3 標準ブラウン運動の実装
9. 3 モンテカルロ法を使った株価予測
9. 3. 1 アマゾン株価のトレンドの検討
9. 3. 2 時系列で株価傾向を扱う
9. 3. 3 ブラック–ショールズモデル入門
9. 3. 4 モンテカルロシミュレーションの適用
9. 4 ポートフォリオ管理のリスクモデルの研究
9. 4. 1 リスク尺度としての分散
9. 4. 2 バリュー・アット・リスク指標の紹介
9. 4. 3 NASDAQ の株式資産の VaR を推定する
9. 5 まとめ
10.ニューラルネットワークを使って物理現象をシミュレーションする
10. 1 技 術 要 件
10. 2 ニューラルネットワークの基本的入門
10. 2. 1 生物のニューラルネットワークの理解
10. 2. 2 ANN の検討
10. 3 フィードフォワードニューラルネットワークの理解
10. 3. 1 ニューラルネットワークの訓練の検討
10. 4 ANN を使った翼の自己雑音シミュレーション
10. 4. 1 pandas を使ってデータをインポート
10. 4. 2 sklearn を使ったデータスケーリング
10. 4. 3 matplotlib を用いてデータを可視化する
10. 4. 4 データの分割
10. 4. 5 多重線形回帰の説明
10. 4. 6 多層パーセプトロン回帰モデルの理解
10. 5 深層ニューラルネットワークへの取り組み
10. 5. 1 畳み込みニューラルネットワークをよく理解する
10. 5. 2 リカレントニューラルネットワークの検証
10. 5. 3 長期短期記憶ネットワークの分析
10. 6 グラフニューラルネットワーク(GNN)の検討
10. 6. 1 グラフ理論入門
10. 6. 2 隣 接 行 列
10. 6. 3 GNN
10. 7 ニューラルネットワーク技法を使ったシミュレーションモデリング
10. 7. 1 コンクリート品質予測モデル
10. 8 まとめ
11.プロジェクト管理でのモデル化とシミュレーション
11. 1 技 術 要 件
11. 2 プロジェクト管理入門
11. 2. 1 what-if 分析の理解
11. 3 簡単な森林管理問題
11. 3. 1 マルコフ過程のまとめ
11. 3. 2 最適化プロセスの検討
11. 3. 3 MDPtoolbox の紹介
11. 3. 4 簡単な森林管理の例の定義
11. 3. 5 MDPtoolbox を使って管理問題に取り組む
11. 3. 6 火災発生の確率を変える
11. 4 モンテカルロ森林管理を使ったプロジェクトのスケジュール管理
11. 4. 1 スケジューリンググリッドの定義
11. 4. 2 タスクの時間を推定する
11. 4. 3 プロジェクトスケジューリングのアルゴリズムを開発する
11. 4. 4 三角分布の検討
11. 5 まとめ
12.動的な系における故障診断のシミュレーションモデル
12. 1技 術 要 件
12. 2 故障診断入門
12. 2. 1 故障診断手法の理解
12. 2. 2 機械学習ベースの方式
12. 3 モーターギアボックスの故障診断モデル
12. 4 無人航空機の故障診断システム
12. 5 まとめ
13.次 は 何 か
13. 1 シミュレーションモデルに関する基本概念のまとめ
13. 1. 1 乱 数 生 成
13. 1. 2 モンテカルロ法の応用
13. 1. 3 マルコフ意思決定過程について
13. 1. 4 リサンプリング手法の分析
13. 1. 5 数値最適化技法の検討
13. 1. 6 シミュレーションのための人工ニューラルネットワーク使用
13. 2 実生活へのシミュレーションモデルの応用
13. 2. 1 ヘルスケアでのモデリング
13. 2. 2 金融アプリケーションでのモデリング
13. 2. 3 物理現象のモデリング
13. 2. 4 故障診断システムのモデリング
13. 2. 5 公共交通機関のモデリング
13. 2. 6 人間の振る舞いのモデリング
13. 3 シミュレーションモデリングの次のステップ
13. 3. 1 計算能力の増加
13. 3. 2 機械学習に基づいたモデル
13. 3. 3 シミュレーションモデルの自動生成
13. 4 まとめ
訳者あとがき
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