BOOK SEARCH
内容紹介
地域環境を復元することにより,その地域では絶滅した野生動物を再導入し,本来の生態を取りもどす「生態復元学」に関する初の技術書。〔内容〕歴史的評価/研究設計の手引き/モニタリングの基礎/サンプリングの方法/保護区の設計/他
編集部から
目次
1. 個 体 群
1.1 個体群の概念と生息地復元
1.2 野生動物の復元に向けた3つの方法:繁殖・再導入・移送
ま と め
2. 生 息 地
2.1 定 義
2.2 いつ測定するのか
2.3 何を測定するのか
2.4 いかに測定すべきか
ま と め
3. 歴史的評価
3.1 背 景
3.2 技 術
3.3 事例研究
ま と め
4. 研究設計の手引き
4.1 科学的手続き
4.2 研究としてのモニタリング
4.3 研究設計の原則
4.4 実験設計
ま と め
5. モニタリングの基礎
5.1 定 義
5.2 野生動物のインベントリ調査
5.3 モニタリング
5.4 サンプリングの際の注意点
5.5 順応的管理
5.6 特別な対策を必要とする基準の設定
ま と め
6. サンプリングの方法
6.1 原 則
6.2 両生爬虫類
6.3 鳥 類
6.4 哺 乳 類
ま と め
7. 保護区の設計
7.1 場所の選定
7.2 コリドー
7.3 緩衝地域
7.4 生息地の孤立化
7.5 生息地の分断化
7.6 孤立と分断化は常に悪いものなのか?
7.7 残存パッチの価値
ま と め
8. 生息地復元のための野生動物学:総論
8.1 重要な教訓
8.2 自然復元事業計画の展開
8.3 情報の欠落
8.4 野生動物学者と事業者の協働
ま と め
索 引
執筆者紹介
【監 修】
梶 光一,神崎伸夫
【監 訳】
江成広斗,須田知樹
【翻訳(五十音順)】
上田剛平,上野岳人,角田裕志,中沢智恵子,西川真理