生息地復元のための野生動物学

M.L. モリソン(著)/梶 光一(監訳)

M.L. モリソン(著)/梶 光一(監訳)

定価 4,730 円(本体 4,300 円+税)

B5判/152ページ
刊行日:2007年09月20日
ISBN:978-4-254-18029-9 C3040

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内容紹介

地域環境を復元することにより,その地域では絶滅した野生動物を再導入し,本来の生態を取りもどす「生態復元学」に関する初の技術書。〔内容〕歴史的評価/研究設計の手引き/モニタリングの基礎/サンプリングの方法/保護区の設計/他

編集部から

目次

1. 個 体 群  
 1.1 個体群の概念と生息地復元   
 1.2 野生動物の復元に向けた3つの方法:繁殖・再導入・移送 
 ま と め 
2. 生 息 地
 2.1 定   義 
 2.2 いつ測定するのか 
 2.3 何を測定するのか 
 2.4 いかに測定すべきか 
 ま と め 
3. 歴史的評価 
 3.1 背   景 
 3.2 技   術 
 3.3 事例研究
 ま と め 
4. 研究設計の手引き 
 4.1 科学的手続き  
 4.2 研究としてのモニタリング 
 4.3 研究設計の原則 
 4.4 実験設計
 ま と め 
5. モニタリングの基礎 
 5.1 定   義 
 5.2 野生動物のインベントリ調査 
 5.3 モニタリング 
5.4 サンプリングの際の注意点 
 5.5 順応的管理 
 5.6 特別な対策を必要とする基準の設定 
 ま と め 
6. サンプリングの方法
 6.1 原   則 
 6.2 両生爬虫類 
 6.3 鳥   類 
 6.4 哺 乳 類 
ま と め 
7. 保護区の設計 
 7.1 場所の選定
 7.2 コリドー
 7.3 緩衝地域 
 7.4 生息地の孤立化 
 7.5 生息地の分断化 
 7.6 孤立と分断化は常に悪いものなのか? 
 7.7 残存パッチの価値 
 ま と め 
8. 生息地復元のための野生動物学:総論 
 8.1 重要な教訓 
 8.2 自然復元事業計画の展開
 8.3 情報の欠落 
 8.4 野生動物学者と事業者の協働 
 ま と め 

索   引 

執筆者紹介

【監 修】
梶 光一,神崎伸夫  
【監 訳】
江成広斗,須田知樹   
【翻訳(五十音順)】
上田剛平,上野岳人,角田裕志,中沢智恵子,西川真理

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