BOOK SEARCH
内容紹介
3次元映像は各種性能の向上により応用分野で急速な実用化が進んでいる。本書はべストメンバーの執筆者による，3次元映像に関心のある学生・研究者・技術者に向けた座右の書。〔内容〕3次元映像の歩み／3次元映像の入出力（センサ，デバイス，幾何学的処理，光学的処理，モデリング，ホログラフィ，VR，AR，人工生命）／広がる3次元映像の世界（MRI，ホログラム，映画，ゲーム，インターネット，文化遺産）／人間の感覚としての3次元映像（視覚知覚，3次元錯視，感性情報工学）。
編集部から
目次
序 実用期に入った3次元映像
1. 概要:最近の状況
2. 両限視差方式:メガネ方式
2.1 前史
2.2 ステレオ(立体)写真
2.3 メガネ方式
3. 裸眼立体視方式
3.1 パララックスバリア方式
3.2 レンチキュラ方式
3.3 インテグラルフォトグラフィ
4. 空間像形成
5. ホログラフィ
6. その他の方式
7. 整ってきた環境
7.1 デバイス,ハードの進歩
7.2 コンピュータと通信の進歩
7.3 社会的需要
7.4 2次元画像の再見直し
第Ⅰ編 3次元映像の入出力
3次元映像入出力技術
1. 入力系
1.1 レンジセンサ
1.2 ステレオビジョンセンサ
1.3 3次元入カシステムとポインティングデバイス
1.4 モーションキャプチャ
2. 処理系
2.1 幾何学的処埋
2.2 光学的処理
2.3 光源環境モデリング
2.4 グラフィックスハードウェア
3. 出力系
3.1 メガネ使用
3.2 メガネ不使用
3.3 ホログラフィ
3.4 出力系の新しい技術
3.5 VR,AR,MR
3.6 3次元音響
第Ⅱ編 広がる3次元映像の世界
4. 芸術・娯楽
4.1 ホログラフィアート
4.2 人工生命
4.3 娯楽
5. 映画
5.1 3DCG
5.2 立体映画の歴史
5.3 現在の技術(VFXを中心に)
6. 通信・放送・ネットワーク
6.1 情報通信技術
6.2 次世代高臨場感映像表現とディスプレイ開発動向
6.3 立体TV会議システム
6.4 放送
6.5 インターネット
6.6 Web 3D,X3D
7. 教育・文化活動
8. 産業
8.1 都市・土木・建築
8.2 文化遺産への応用
8.3 シミュレータなどへの応用
9. 医学
9.1 装置
9.2 教育・訓練
9.3 研究・開発
第Ⅲ編 人間の感覚としての3次元映像
10. 生理:視知覚
10.1 視覚系の構造と特性
10.2 視知覚特性
10.3 映像による生体への影響
11. 心理
11.1 形の知覚
11.2 奥行き知覚
11.3 両眼立体視による3次元錯視
11.4 運動の知覚
11.5 感覚統合
11.6 網膜像の大きさと知覚的な大きさ
11.7 感性情報と3次元映像
11.8 視覚機能と数理モデル
むすび:博覧会での3次元映像
1. 過去の万博での3次元映像
2. 「愛・地球博」での3次元映像
3. 各パビリオンの内容
参考資料
1. 学会・研究機関
2. 教育機関・博物館・協会・財団法人ほか
3. 関連書籍
索 引
執筆者紹介
【編集者】
尾上守夫，池内克史，羽倉弘之
【編集協力者】
辻内順平，原島博，中嶋正之，坂村健
【執筆者(執筆順)】
尾上守夫，羽倉弘之，池内克史，日浦慎作，木村茂，佐藤誠，石井雅博，井門俊，井門忍，中村明生，久野義徳，佐川立昌，西野恒，佐藤洋一，森健一，島和也，桑山哲郎，鉄谷信二，山田千彦，山田博昭，石川洵，三田村?右，岩田藤郎，久保田敏弘，吉川浩，服部知彦，苗村健，陶山史朗，田村秀行，菊池望，服部桂，小林広美，舘?，小宮山摂，坂根厳夫，石井勢津子，草原真知子，河口洋一郎，武田博直，岩谷徹，中嶋正之，大口孝之，寺島信義，谷千束，中沢憲二，野尻裕司，深野暁雄，高瀬裕，大石岳史，加茂竜一，緒方正人，梶原景範，奥山文雄，二唐東朔，畑田豊彦，出澤正徳
