光科学への招待

大津 元一(著)

大津 元一(著)

定価 3,520 円(本体 3,200 円+税)

A5判/180ページ
刊行日:1999年03月20日
ISBN:978-4-254-21030-9 C3050

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内容紹介

虹,太陽,テレビ,液晶,…我々の日常は光に囲まれている。様々なエピソードから説き起こし,光の科学へと導く。〔内容〕光科学の第一歩/光線の示す振舞い/基本的な性質/反射と屈折のもたらす現象/光の波/物質の中の光/さらに考える

編集部から

目次

1. 光科学の第一歩
 1.1 光線に色はない―光と色
 1.2 カラーテレビは革命だ―物体の色
 1.3 光、色からの光科学へ
2. 光線の示す振る舞い
 2.1 急がば回れ
 2.2 光線の不思議な現象
 基礎知識
 1)「最小作用の法則―フェルマーの原理
 2)「虹とコースティック」
3. 光の基本的な性質
 3.1 周波数、波長、速度
 3.2 偏光
 3.3 エネルギー、強度、圧力
 基礎知識
 3)「光の波の表示」
 4)「偏光とその表示」
 5)「光のエネルギーと運動量」
4. 反射と屈折のもたらす現象
 4.1 光の進む方向と量
 4.2 全反射と表面の光
 基礎知識
 6)「反射率と透過率」
 7)「全反射のための条件とエバネッセント光」
5. 光の波がもたらす現象
 5.1 干渉
 5.2 回折
 5.3 光の散乱
 基礎知識
 8)「干渉」
 9)「定在波」
 10)「回折格子」
 11)「多数の開口によるヤングの実験」
 12)「ファブリ-ペロー共振器」
 13)「ホログラフィの原理」
 14)「回折の定式化」
 15)「フラウンホーファ回折の性質」
 16)「干渉との組合わせ」
 17)「散乱の機構」
6. 物質の中の光
 6.1 光の吸収、発光
 6.2 金属の色と輝き
 6.3 半導体の色
 6.4 光はまわる-旋光性
 6.5 透明な材料-光ファイバ
 6.6 光の現象を微視的に考える
 6.7 原因と結果が比例しない光-非線形光学
 基礎知識
 18)「光の吸収、発光」
 19)「吸収と反射との関係」
 20)「金属中の電子のエネルギー帯」
 21)「自由電子のモデル」
 22)「半導体中の電子のエネルギー帯」
 23)「旋光性とファラデー効果」
 24)「ローレンツモデルと分散」
 25)「一次元原子配列による光の透過、反射、散乱強度の指向性」
 26)「モデルの階層性とアトム」
7. 光についてさらに考える
 7.1 光は粒子? 波?-光の量子論
 7.2 レーザーは熱いか冷たいか?-レーザーの原理
 7.3 小さな光で原子を操る-再び近接場光について
8. 索  引

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