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境界要素法 ―基本と応用―
J.T. カチカデーリス(著)/田中 正隆・荒井 雄理(訳)
J.T. カチカデーリス(著)/田中 正隆・荒井 雄理(訳)
定価 5,280 円(本体 4,800 円+税)
A5判/256ページ
刊行日:2004年10月20日
ISBN:978-4-254-23104-5 C3053
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- サンプルプログラム
※ サンプルプログラムです。本書第7章で利用するプログラム Elbecon.for の数値解析精度を高めたプログラム Elbecon-2.for と,その利用にともなう第7章の補遺も入っています。
内容紹介
現実の工学問題に非常に有効かつ幅広く応用できる境界要素法(BEM)を斬新な方法で説明する究極の一書。〔内容〕2次元ポテンシャル問題に対するBEM/数値解析プログラム/境界要素の解析技術/2次元静弾性問題に対するBEM/他。
編集部から
目次
1. 境界要素法概論
1.1 はじめに
1.2 境界要素法と有限安素法
1.3 BEMの発展史
1.4 本書の構成
1.5 サンプルプログラムについて
1.6 参考文献
2. 数学的予備知識
2.1 はじめに
2.2 Gauss-Greenの定理
2.3 Gaussの発散定理
2.4 Greenの第2公式
2.5 随伴作用素
2.6 Diracデルタ関数
2.7 おわりに
3. 2次元ポテンシャル問題に対する境界要素法
3.1 はじめに
3.2 基本解
3.3 Laplace方程式に対するBEMの直接法
3.4 Poisson方程式に対するBEMの直接法
3.5 領域積分の境界積分への変換
3.6 異方性体のポテンシャル問題に対するBEM
3.7 おわりに
4. BEMの数値解析プログラム
4.1 はじめに
4.2 一定要素を用いたBEM
4.3 線積分の評価
4.4 領域積分の評価
4.5 Poisson方程式に対する2重相反法
4・6 一定要素を用いてLaplace方程式を解くプログラムLABECON
4.7 複数の境界を有する領域
4・8 複数の境界をもつ領域に対するプログラムLABECONMU
4.9 領域分割法
4.10 おわりに
5. 境界要素の解析技術
5.1 はじめに
5.2 線形要素
5.3 線形要素を用いるBEM
5・4 線形要素上の線積分の評価
5.5 高次要素
5.6 疑似特異積分
5.7 おわりに
6. 境界要素法の応用
6.1 はじめに
6・2 非円形断面棒のねじり
6.3 弾性膜のたわみ
6.4 単純支持板の曲げ問題
6.5 熱伝導問題
6.6 流体流れの問題
6.7 結論
6.8 おわりに
7. 2次元静弾性問題に対するBEM
7.1 はじめに
7.2 平面弾性の式
7.3 Bettiの相反恒等式
7.4 基本解
7.5 単位集中力による応力
7.6 単位集中による境界の表面力
7.7 解の積分表示
7.8 境界積分方程式
7.9 応力の積分方程式
7.10 境界積分方程式の数値解
7.11 物体力
7.12 一定要素による平面性非弾性問題を解くプログラムELBECON
7.13 おわりに
A. γの導関数
B. Gauss数値積分
B.1 正則関数のGauss積分
B.2 対数特異性を有する積分
B.3 正則関数の2重積分
B.4 2重特異積分
B.5 参考文献
索 引
執筆者紹介
【著者】J.T.カチカデーリス
【訳者】田中正隆,荒井雄理