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役にたつ機械製図 第3版
富岡 淳(編著)
内容紹介
わかりやすい解説と機械設計への実用性で好評の旧版を最新JISに対応。実習課題も収録。〔内容〕基礎/寸法/表面性状/公差・はめあい/ねじ/軸/歯車/軸受・シール/歯車・ベルトチェーン/継手/ばね/配管/材料記号/他
編集部から
目次
1. 製図の基礎
1.1 製図の目的と規格
製図の目的/製図と規格
1.2 製図用具とその使用法
コンパス類/製図板と製図用紙/定規類/筆記具類/製図機械
1.3 図面と尺度
図面の種類/図面の大きさ/図面の様式/照合番号/図面内容の変更/図面の折り方/図面の尺度
1.4 図面に用いる文字
文字の種類と書体/文字の大きさや間隔/ローマ字・数字・記号の書体例/文字を書く際の注意
1.5 図面に用いる線
線の太さ/線の種類と線の構成要素/線の種類と線の用途/線を引く際の注意
2. 図形の表し方
2.1 投影法
正投影法/第一角法と第三角法/矢示法
2.2 投影図
主投影図/部分投影図/局部投影図/部分拡大図/回転投影図/補助投影図
2.3 断面図
断面法と断面図/断面図の種類/断面の切り口の表示/長手方向に切断しない機械要素
2.4 図形の省略法
かくれ線の省略/見通した先に見える図形の省略/切断面の先方に見える線の省略/
ピッチ円上の穴形状の省略/対称図形の省略/繰返し図形の省略/中間部分の省略
2.5 特殊な図示法
2つの面の交わり部の図示/平面であることの表示/展開図示/一部に特定の形を持つものの図示/
加工・処理範囲の表示/模様などの表示/想像線を用いた図示方法
2.6 図面の作成
3. 寸法記入法
3.1 一般的な寸法記入法
寸法補助線/寸法線/端末記号と起点記号/寸法数値/狭い場所での寸法の記入法/各種寸法記入法
3.2 寸法補助記号を用いた寸法記入法
寸法補助記号/コントロール半径の表し方/半径の表し方/直径の表し方/球の直径または半径の表し方/
正方形の辺の表し方/厚さの表し方/弦の表し方/円弧の表し方/面取りの表し方
3.3 特殊な部分の寸法記入法
曲線の寸法記入法/穴の寸法記入法/軸のキー溝の寸法記入法/穴のキー溝の寸法記入法/
勾配とテーパの寸法記入法/除変する寸法の記入法/処理範囲の寸法記入法
3.4 参考寸法および非比例寸法の記入法
参考寸法/非比例寸法
3.5 対称図形の寸法記入法
3.6 薄肉部や鋼構造物の寸法記入法
薄肉部の寸法記入法/形鋼,鋼管,角鋼などの寸法記入法/構造線図の格点間寸法の記入法
3.7 寸法記入法に関する注意事項
4. 表面性状と図示方法
4.1 表面性状関係の規格の変更経緯
4.2 表面性状の定義とパラメータ
輪郭曲線とパラメータ/パラメータ記号/高さ方向のパラメータ/横方向のパラメータ/複合パラメータ/
負荷曲線パラメータ
4.3 新旧規格の用語・定義の比較
RzRz問題/旧JISの十点平均粗さ(RzJIS)/旧JISの中心線平均粗さ(Ra75)/
新旧JIS用語・パラメータ記号の相違
4.4 表面性状の図示方法
表面性状の図示記号/表面性状の図示記号の構成/表面性状の図示記号の形と寸法/
図示記号の指示位置と向き/図示記号の簡略図示/表面処理前後の表面性状の指示/表面性状の図示例
4.5 新旧規格の図示方法の比較
新規格で使用できなくなった算術平均粗さの指示方法/
新規格で使用できなくなった丸み・面取りに対する指示方法/新規格でも使用できない仕上げ記号
4.6 表面性状の参考資料
5. サイズ公差とはめあい
5.1 許容サイズとサイズ公差
許容限界サイズ/許容差
5.2 基本サイズ公差・基本サイズ公差等級および公差クラス・許容差
基本サイズ公差と基本サイズ公差等級/公差クラスと許容差/許容差とサイズ許容限界の算出例
5.3 はめあい
すきまばめ/しまりばめ/中間ばめ
5.4 はめあい方式
穴基準はめあい方式と軸基準はめあい方式/推奨するはめあい方式/はめあいの選択
5.5 サイズ許容限界およびはめあいの記入方法
長さに関わるサイズの記入方法/角度に関わるサイズの記入方法/組立部品の記入方法/サイズ公差の累積
6. 幾何公差と普通公差
6.1 幾何公差
幾何公差の種類と記号/幾何公差の示し方/包絡の条件/最大実体公差/最小実体公差
6.2 幾何公差の図示例
6.3 普通公差
普通サイズ公差/普通幾何公差/特別な加工方法に対する普通公差
7. ねじ関係の製図
7.1 ねじ
概説/ねじの用途/ねじに関する基本的な用語/ねじの種類/ねじ先の形状と寸法/
めねじの下穴径とねじ深さ/ねじの表し方/ねじの製図
7.2 ボルトおよびナット
概説/ボルト/ナット
7.3 小ねじおよび止めねじ
概説/小ねじ/止めねじ/小ねじ・止めねじの簡略図示法
7.4 座金
概説/平座金/ばね座金
7.5 ボルト穴径と座ぐり径
ボルト穴径/座ぐり
7.6 二面幅の寸法
付表
8. 軸関係の製図
8.1 軸
概説/軸径/円筒軸端/テーパ比1:10円すい軸端/駆動機および被駆動機に対する軸高さ/
センタ穴とその簡略図示方法
8.2 キー
概説/平行キー・こう配キー・半月キーとキー溝の形状・寸法/キーの呼び方/キー溝の図面表示
8.3 ピンおよび止め輪
ピン/止め輪
8.4 軸継手
8.5 スプラインおよびセレーション
9. 軸受およびシールの製図
9.1 転がり軸受
概説/転がり軸受の呼び番号/転がり軸受主要寸法/転がり軸受の取付け関係寸法・はめあい/
転がり軸受の簡略図示方法/転がり軸受の比例寸法略画法/転がり軸受用ナットおよび座金/転がり軸受の注意
9.2 滑り軸受
概説/滑り軸受と転がり軸受の性能比較/滑り軸受の構造/滑り軸受用ブシュ
9.3 シール
概説/ガスケット/Vパッキン/メカニカルシール/オイルシール/Oリング
10. 歯車およびベルト・チェーン伝動の製図
10.1 歯車伝動
概説/歯車の図示法/要目表および部品図の例
10.2 ベルトおよびチェーン伝動
概説/一般用Vベルト伝動/細幅Vベルト伝動/歯付ベルト伝動/ローラチェーン伝動
11. 溶接継手およびリベット継手・ボルト継手の製図
11.1 溶接継手
概説/溶接継手の種類/溶接方法の種類/溶接部の種類/溶接記号/溶接部の記号表示/基本記号の作画方法/
溶接施工内容の記載方法/溶接記号の記載例/溶接製図例
11.2 リベット継手・ボルト継手
概説/リベットの種類/継手ボルトの種類/リベット継手,ボルト継手の記載方法
12. ばねの製図
12.1 概説
12.2 ばねの外観図と要目表
12.3 ばね製図
13. 配管要素の製図
13.1 概説
13.2 管
13.3 管フランジ
13.4 管継手
13.5 バルブ
13.6 配管製図
管の表示/曲がり管/交差部および接続部/配管部品の表し方
14. 材料記号
14.1 鉄鋼材料の記号と表し方
14.2 非鉄金属材料の記号と表し方
15. 概念設計図・基本設計図,スケッチおよびCAD製図
15.1 概念設計図・基本設計図
製品企画/概念設計/基本設計/詳細設計
15.2 スケッチ
スケッチの目的/スケッチの用具/スケッチの方法/スケッチの注意
15.3 CAD製図
CADの特徴/従来のCADシステムの構成/2次元CAD/3次元CAD/現代のCAD
16. 製図課題
16.1 図面様式の統一
16.2 線の作画
方眼紙の作図/トラックの作図/CAD製図の基本操作
16.3 第三角法と第一角法による製図
16.4 鋳物部品の製図
16.5 総合製図(軸受ユニットの製図)
軸受ユニットの製図課題の目的/軸受箱カバー課題/押さえボルト/軸/軸受箱/組立図/
グリース潤滑への設計変更
索引