金属材料概論

小原 嗣朗(著)

小原 嗣朗(著)

定価 4,950 円(本体 4,500 円+税)

A5判/304ページ
刊行日:1991年10月10日
ISBN:978-4-254-24012-2 C3050

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内容紹介

好評の「金属組織学概論」を金属を実用材料としての立場から改訂。〔内容〕金属とはどういうものか/結晶構造/弾性・塑性・靭性/拡散・再結晶・析出・焼結/酸化・腐食/実用上重要な性質/相律および状態図/実用合金/鋼の熱処理

編集部から

目次

1. 金属とはどういうものか―金属の全体像―
 1.1 工業材料としての金属
 1.2 元素の周期律
 1.3 原子の構造
 1.4 原子内の電子配置
 1.5 金属元素の性質
2. 結晶構造―基本的な構成―
 2.1 原子の結合
 2.2 結晶の構造
 2.3 純金属の結晶
 2.4 合金の結晶
 2.5 ミラー指数
3. 弾性・塑性・靱性―外力によって起こる変化―
 3.1 多結晶体の弾性変形および塑性変形
 3.2 単結晶の弾性変形および塑性変形
 3.3 変形に伴う単結晶内部の変化
 3.4 靱 性
 3.5 塑性変形の応用
4. 拡散・再結晶・析出・焼結―熱による変化―
 4.1 拡 散
 4.2 回復・再結晶
 4.3 時効・析出
 4.4 焼 結
 4.5 拡散の応用
5. 酸化・腐食―環境による変化―
 5.1 酸 化
 5.2 腐 食
6. 実用上重要な性質―構造材料として必要な特性―
 6.1 強 さ
 6.2 硬 さ
 6.3 衝撃強さ
 6.4 破壊靱性
 6.5 疲 労
 6.6 クリープ
 6.7 摩 耗
 6.8 応力腐食
7. 相律および状態図―熱的平衡関係―
 7.1 相 律
 7.2 1成分系
 7.3 2成分系
8. 実用合金―実際に使われている材料―
 8.1 二元合金の状態図
 8.2 Cu-Zn系
 8.3 Al-Cu系
 8.4 Fe-C系
9. 鋼の熱処理―多様性を与える技術―
 9.1 熱処理の目的
 9.2 鋼の変態組織
10. 金属材料全体のまとめ―全体の展望と復習―
11. 付 録
 11.1 元素の特性値
 11.2 物理定数
 11.3 単位の接頭語
 11.4 単位換算係数
 11.5 応力換算表
 11.6 温度換算表
12. 演習問題および解答
13. 索 引

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