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標準 化学工学 I ―収支・流体・伝熱・平衡分離―
内容紹介
化学工学とはどんな学問であるか,全般的に学ぶ教科書のI巻。例題とその解答で理解を深める。〔内容〕化学工学とは/物質収支とエネルギー収支/流体輸送/熱移動操作/分離プロセス(平衡分離:蒸留・ガス吸収・液液抽出・晶析)
編集部から
目次
Chapter 1 化学工学とは
1.1 化学プロセスの構成
1.2 プロセスダイアグラム
1.2.1 ブロックフロー図
1.2.2 プロセスフロー図
1.3 単位と次元
1.3.1 国際単位系(SI)
1.3.2 従来の単位系
1.3.3 組成と濃度
Chapter 2 物質収支とエネルギー収支
2.1 物質の状態と物性
2.1.1 相図
2.1.2 蒸気圧
2.1.3 状態方程式
2.2 物質収支
2.2.1 物理的操作の物質収支
2.2.2 化学反応をともなう操作の物質収支
2.3 エネルギー収支
2.3.1 潜熱と顕熱
Chapter 3 流体輸送
3.1 流体の流れ
3.1.1 管径・流速・流量
3.1.2 流動の物質収支
3.1.3 流動のエネルギー収支
3.1.4 流れの状態
3.2 円管内の摩擦損失
3.3 流体輸送に必要な動力
3.4 流量測定
3.4.1 オリフィス計
3.4.2 ピトー管
Chapter 4 熱移動操作
4.1 伝導伝熱
4.1.1 フーリエの法則
4.1.2 平板状固体層における熱伝導
4.1.3 多重平板状固体層における熱伝導
4.1.4 円筒状固体層における熱伝導
4.1.5 多重円筒状固体層における熱伝導
4.2 対流伝熱
4.2.1 熱貫流と熱伝達
4.2.2 熱交換器のモデル
4.2.3 二重管式熱交換器
4.3 放射伝熱
4.3.1 熱放射線
4.3.2 2物体間における放射伝熱
4.3.3 放射および対流による複合伝熱
Chapter 5 分離プロセス(平衡分離)
5.1 蒸留
5.1.1 気液平衡
5.1.2 計算による気液平衡
5.1.3 蒸留の原理
5.1.4 単蒸留
5.1.5 フラッシュ蒸留
5.1.6 段塔による連続蒸留
5.2 ガス吸収
5.2.1 ガスの溶解度
5.2.2 吸収塔の設計と操作線
5.2.3 化学反応をともなうガス吸収
5.3 液液抽出
5.3.1 液液平衡関係
5.3.2 3成分系溶解度曲線とタイライン
5.3.3 液液抽出装置
5.3.4 単抽出
5.3.5 多回抽出
5.3.6 向流多段抽出
5.4 晶析Ⅰ
5.4.1 固液平衡
5.4.2 固液平衡と溶解度
5.4.3 晶析現象
5.4.4 分離技術としての晶析の得意分野
文献
付録
索引
執筆者紹介
日秋俊彦(ひあきとしひこ) 日本大学生産工学部
児玉大輔(こだまだいすけ) 日本大学工学部
栗原清文(くりはらきよふみ) 日本大学理工学部
松田弘幸(まつだひろゆき) 日本大学理工学部
佐藤敏幸(さとうとしゆき) 日本大学生産工学部
松本真和(まつもとまさかず) 日本大学生産工学部