海岸の環境創造 ―ウォーターフロント学入門―

磯部 雅彦(編著)

磯部 雅彦(編著)

定価 4,290 円(本体 3,900 円+税)

A5判/220ページ
刊行日:1994年03月10日
ISBN:978-4-254-26130-1 C3051

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内容紹介

環境と開発の調和のあり方を示し,持続可能な開発を考える上で重要な示唆を与える。〔内容〕景観/緑化/水質改善/砂浜・干潟の造成/生物資源管理/マリンレク/排熱利用/海岸構造物/海岸保全/みなとの環境保全/ゾーニング/環境教育

編集部から

目次

1. 日本の海岸の現状と問題点
 1.1 海岸環境の内容
 1.2 海岸環境の現状
 1.3 本書の内容
2. 海岸の景観
 2.1 海岸の景観と国土
 2.2 自然海岸の景観の基本類型
 2.3 都市型海浜
 2.4 水面の規模と景観的意義
 2.5 人工海浜の造成に関する景観的配慮
3. 海岸の緑化
 3.1 海岸の環境と植生
 3.2 海岸緑化の事例と効果
 3.3 海岸緑化技術
4. 水質の改善
 4.1 水質汚濁の機構
 4.2 水質改善の方法
 4.3 今後の課題
5. 砂浜の造成
 5.1 海浜変形と海岸侵食制御
 5.2 安定海浜とは
 5.3 人工海浜の造成
 5.4 人工海浜の利用
6. 干潟の造成
 6.1 干潟って何?
 6.2 泥干潟の再生
 6.3 干潟造成の基本方針
7. 藻場の造成
 7.1 藻場の種類と人間との関わり
 7.2 藻場造成の考え方と技術
 7.3 藻場を造成する技術の今後の展開方向
8. 沿岸の生物資源管理
 8.1 沿岸域の自然環境
 8.2 沿岸における漁業生産の展開
 8.3 沿岸域の漁業権
9. マリンレクリエーション
 9.1 マリンレクリエーションの動向
 9.2 マリンレクリエーションの種類
 9.3 マリンレクリエーションの立地に影響する自然条件
 9.4 マリンレクリエーションの代表的な施設
10. 自然エネルギーの利用
 10.1 はじめに
 10.2 太陽エネルギー
 10.3 風力エネルギー
 10.4 地熱エネルギー
 10.5 海洋エネルギー
11. 排熱の利用
 11.1 排熱の種類
 11.2 排熱の利用法
 11.3 排熱の利用事例
12. 廃棄物・残土の有効利用
 12.1 廃棄物・残土とは
 12.2 廃棄物・残土の処理法
 12.3 埋立て利用
 12.4 魚礁造成
13. 環境創造型の海岸構造物
 13.1 海岸の構造物
 13.2 静穏域を創造する防波堤の構造
 13.3 現在から将来への海洋構造物
14. 海岸保全
 14.1 海岸保全とは
 14.2 近年の保全工法
 14.3 新しい保全工法
15. みなとの環境創造
 15.1 港湾における環境整備
 15.2 港湾緑地整備について
 15.3 良好な景観形成のための施策
 15.4 シーブループロジェクト
 15.5 マリーナの整備
 15.6 リゾート地域の整備
16. ゾーニング
 16.1 沿岸域空間への多様なニーズ
 16.2 ゾーニングの必要性
 16.3 従来の空間利用計画法
 16.4 COASTモデル
 16.5 大阪湾ゾーニングへの適用
17. 海岸の環境教育
 17.1 環境教育の目的
 17.2 海岸における環境教育の内容
 17.3 環境教育の方法
 17.4 環境教育のための施設
 17.5 環境教育をになう組織と人
18. あとがき
19. 索 引

執筆者紹介

【編集者】磯部雅彦
【執筆者】磯部雅彦,岩崎福久,今泉正次,角湯正剛,川崎保夫,黒田勝彦,斎藤 潮,柵瀬信夫,酒井雅史,清水隆夫,嶋津靖彦,白石哲也,品田 泰,月舘真理雄,都築 進,寺脇利信,友広 勲,中瀬浩太,廣瀬 学,丸山康樹,松梨史郎,山下隆男

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