生産管理の事典

圓川 隆夫黒田 充福田 好朗(編)

圓川 隆夫黒田 充福田 好朗(編)

定価 30,800 円(本体 28,000 円+税)

B5判/752ページ
刊行日:1999年11月01日
ISBN:978-4-254-27001-3 C3550

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内容紹介

〔内容〕機能編(生産計画,工程・作業管理,購買・外注管理,納期・在庫管理,品質管理,原価管理,工場計画,設備管理,自動化,人と組織,情報技術,安全・環境管理,他)/ビジネスモデル統合編(ビジネスの革新,製品開発サイクル,サプライチェーン,CIMとFA,他)/方法論編(需要予測,生産・輸送計画,スケジューリング,シミュレーション,モデリング手法,最適化手法,SQC,実験計画法,品質工学,信頼性,経済性工学,VE,TQM,TPM,JIT,他)/付録(受賞企業一覧,他)

編集部から

目次

1. 生産管理総論
 1.1 生産管理の意義
   プロローグ/人類と生産活動/生産性/来るべき社会と生産管理の新しい役割
 1.2 生産管理技術の発展
   生産管理とIE/生産管理のOR/情報システムとしての生産管理/
   日本的生産管理/現代の生産管理
 1.3 生産管理の基本概念
   生産管理の範囲と定義/生産管理の評価尺度/生産形態の分類/エピローグ
2. 生産計画
 2.1 意義と役割
 2.2 総合生産計画
   総合生産計画の目的/APPの特徴/APPの方策/APPの作成方法
 2.3 マスタープロダクションスケジュール
   マスタープロダクションスケジュールの目的/MPSの特徴/MPSの作成方法
 2.4 資材所要量計画
   資材所要量計画の目的/MRPの構成と原理/ロットサイジング/
   MRPの課題/MRPの拡張
 2.5 まとめ
3. 工程管理
 3.1 意義と役割
   工程管理の目的/工程管理の対象/工程管理の機能
 3.2 手順計画
   手順計画の役割/手順計画の作成方法/機械加工の自動工程計画システム/
   組立ラインの工程編成
 3.3 負荷計画
   負荷計画の役割/負荷計画の作成方法
 3.4 日程計画
   日程計画の役割/日程計画の計算方法
 3.5 進行管理
   進行管理の役割/作業手配/実績管理/生産時点情報管理システム
 3.6 かんばん方式
   かんばん方式の概要/後工程引取り型生産制御
4. 作業管理
 4.1 意義と役割
 4.2 作業研究
 4.3 方法研究
   作業内容表示のための標準となる区分法/作業順序の表現法
 4.4 作業測定
   時間分析/フロープロセスチャート/シモチャート/
   作業順序を考慮した作業時間計算法
 4.5 作業内容の評価法
   稼働要素/余裕要素/非作業
 4.6 作業標準
   製造作業標準作成および取扱い要項/作業標準作成要項/作業標準
 4.7 標準時間
   標準時間の構成/標準時間の設定法
 4.8 ロボットのための作業設計法
   ロボットの動作と作業域/ロボットの動作設計/
   ロボット作業のシミュレーション/作業の自動化・ロボット化/ロボットハンド
5. 購買・外注管理
 5.1 意義と役割
   購買と外注/購買管理の意義と役割/外注管理の意義と役割
 5.2 内外作区分戦略
   内外作区分/生産技術と内外作区分/戦略的内外作決定の要因
 5.3 購買管理
   購買の理念と原則/購買業務/購買管理の重点
 5.4 外注管理
   外注利用の目的/外注業務/外注管理の重点
 5.5 海外調達
   海外生産と世界最適調達/統合的購買管理
6. 在庫管理
 6.1 意義と役割
   在庫管理とは/在庫管理の変遷/在庫管理の意義
 6.2 在庫の動機と発注方式
   在庫をもつ動機/経済的ロットサイズ/安全在庫/各種発注方式
 6.3 在庫低減
   在庫低減の着眼点/在庫低減の方法
 6.4 在庫の管理と費用
   資材の種類/ABC分析/在庫関連費用/現品管理/在庫の総合評価
7. 品質管理
 7.1 意義と役割
   品質管理とは/品質管理の目的/品質管理のしくみ
 7.2 品質管理の業務への展開
   生産管理におけるTQCの役割/TQCからTQMへ/TQMの理解
 7.3 TQMにおける管理部門スタッフ,技術者の役割
   品質問題の解決への取組み方/統計的手法と各種品質管理手法/
   品質管理の進め方
 7.4 品質保証
   品質保証とは/品質保証の考え方と方法/品質保証活動のステップ
 7.5 ステップ別品質保証活動
   企画ステップ/開発・設計ステップ/生産準備ステップ/生産ステップ/
   流通ステップ/販売・サービスステップ
 7.6 PL対策
 7.7 ISO9000
8. 原価管理
 8.1 意義と役割
 8.2 標準原価と原価管理
   原価計算/標準原価/標準原価による原価管理の問題点
 8.3 ABC(活動基準原価計算)と経営管理
   ABCとは/ABCの手順/ABCの可能性/わが国におけるABCの導入
 8.4 原価低減の方法とわが国における原価切下げ活動の展開
   標準原価による原価低減/物量管理による原価低減とJITの展開/
   VAの導入と原価低減の質的変化/サプライヤーとの協働
 8.5 原価企画
   原価企画とは/原価企画の手順/原価企画の課題
9. 工場計画
 9.1 意義と役割
   施設計画と工場計画/工場計画の役割/工場計画のインターフェイス/
   工場計画の目的/工場計画に影響を与える経営的構想
 9.2 拠点戦略
   海外拠点戦略/工場立地因子/工場計画のレベル/立地点選定の技法
 9.3 工場の設計
   工場の設計と柔軟性/工場の設計をめぐる周辺手法/生産システムの設計
 9.4 物流,倉庫計画
   流通・物流・ロジスティクス/物流と運搬/倉庫の機能/
   倉庫の自動化/運搬のシステム設計
 9.5 レイアウト
   基本的なレイアウトのタイプ/レイアウト手法/
   コンピュータを用いた技法の分類/コンピュータを用いた代表的レイアウト技法
 9.6 プロジェクトマネジメント
   プロジェクト/プロジェクトマネジメントと組織/
   工場計画プロジェクトの推進/施設計画プロジェクト推進手法
10. 設備管理
 10.1 意義と役割
   設備管理の意義/設備管理の三つの側面/設備管理に関する技術・技法
 10.2 設備計画
   設備管理の方針と目標/設備管理の組織/設備計画と予算編成/
   設備投資の経済性分析/保全費の分類と管理
 10.3 保全の計画と管理
   設備保全管理体系/保全方法の分類/保全計画の立案と実施/潤滑管理/
   予備品管理/保全作業の標準化
 10.4 設備初期管理
   MP活動の意義/MP設計のしくみと運用/MP設計の事例/設備の初期流動管理
 10.5 設備保全の評価法
   設備保全の評価の役割/結果系の評価/原因系の評価/保全評価の事例
11. 自動化
 11.1 意義と役割
 11.2 自動化の歴史
   機械的自動化の実用期/NCとコンピュータの利用時代/無人運転の時代/
   CIMの時代/自動化の限界の認識
 11.3 作業の自動化技術
   付加価値を生成している作業/工程内搬送移送作業/工程内検査作業
 11.4 搬送・貯蔵の自動化
   搬送の自動化/貯蔵の自動化/自動化システムの統合
12. データベース
 12.1 情報資源管理の意義と役割
 12.2 データベースシステム
   DB管理システム/DB運用/DB障害復旧処理
 12.3 データウェアハウス
   DWの設計プロセス/DWの問題点/DWの将来
 12.4 組織としての知識の蓄積
 12.5 ネットワーク組織と情報共有
13. 人と組織
 13.1 意義と役割
   生産活動の主体としての人と人の集団としての組織/人の行動モデル/
   組織における人の欲求
 13.2 組織構造
   組織構造の基本概念/組織形態/組織文化
 13.3 組織戦略
   組織に影響を及ぼす要因/組織を取り巻く環境の変化/組織設計戦略/
   組織再設計と職務再設計/組織変革と組織開発
 13.4 人材育成
   人材育成の基本/研修と体験学習/効果的人材育成の方策
 13.5 小集団活動
   小集団活動の意義/QCサークル活動の現実と注目すべき兆候/
   有意義なQCサークル活動/創造性豊かなQCサークル活動の基本的考え方/
   提案制度
 13.6 従業員満足
  従業員満足の基本概念/従業員満足にかかわるインセンティブシステム/
  従業品満足と顧客満足の同時実現
14. 安全・環境管理
 14.1 意義と役割
   企業の評価基準/事故の費用/事故の防止へ
 14.2 安全衛生管理と対策
   安全衛生管理の基本と安全衛生管理活動/計画,設計段階での安全性の確保/
   適正な作業方法の確立/安全衛生教育/作業者の適正配置/安全意識の高揚
 14.3 衛生および健康管理
   作業環境管理/作業管理/健康管理/快適な事業場環境の形成
 14.4 安全法令
   安全法令とは/法令の種類/安全法令の種類/安全法令の問題点
 14.5 環境マネジメント
   環境マネジメントシステム規格成立の背景/環境マネジメント規格
 14.6 環境対策
   環境問題/企業活動の環境影響/環境対策
 14.7 アメニティ
   わが国の製造業の現況と今後/アメニティファクトリー
15. 標準化
 15.1 標準化の役割
   標準化の企業における役割/標準化の活動/オープン化の活動
 15.2 社内標準化
   社内標準化活動/社内標準の対象/生産活動と標準化
 15.3 標準化の技術
   GT/モジュール設計/標準数
 15.4 グローバルスタンダード
   ISO9000/ISO14000/STEP
16. ビジネスの戦略と革新
 16.1 企業活動の目的
   ミッションとステークホルダ/企業の経済的目的と価値尺度/
   ビジョンと事業領域
 16.2 企業・事業戦略
   PLC/業界構造分析/製品ポートフォリオマネジメント/
   製品・市場分析とSWOT分析/戦略立案のステップ
 16.3 組織能力
   演繹的仕事の仕方と帰納的な仕事の仕方/帰納的な組織革新:3T/
   派生的管理技術/演繹的革新
17. 製品開発サイクル
 17.1 製品開発サイクル
 17.2 製品開発の迅速化―コンカレントエンジニアリング
   コンカレントエンジニアリング活動/コンカレントエンジニアリングの
   組織間連携方法/コンカレントエンジニアリングの推進組織/
   コンカレントエンジニアリング活動のポイント
 17.3 製品ライフサイクルを考慮した製品企画
   製品企画業務/製品企画手法
 17.4 製品ライフサイクルを考慮した製品開発―ライフサイクル設計
   製品開発業務/生産性設計手法(DFMA,DFV)/
   環境に配慮した製品設計手法/安全性設計手法(PL)
 17.5 製品開発と連携した生産準備
   生産準備業務/CAE/CAM/生産システムシミュレーション
 17.6 製品開発サイクルにおける情報活用技術
   CAD/PDM/STEP
18. サプライチェーン
 18.1 サプライチェーンから見たJIT
   JITの本質・同期化緩衝/JITはサプライチェーンか/
   サプライチェーンとしてのJITの限界
 18.2 情報型ロジスティクス
   ビジネスロジスティクスの進化/情報型ロジスティクスモデル/
   情報型ロジスティクス経営の基本タイプ/情報型ロジスティクスの
   ライフサイクル/情報型ロジスティクスの開発プロセス/
   情報型ロジスティクスのマネジメント
 18.3 ITインフラの進化
   EDIの役割/CALSの役割/ECの役割/ECの全体像/経営情報システムの進化/
   経営情報システムパッケージの進化/ERPパッケージからSCPパッケージへ/
   情物一致のツール
 18.4 サプライチェーンシステム
   なぜサプライチェーンか/サプライチェーンの全体像/サプライチェーン誕生の
   背景/米国サプライチェーンカウンシルの活動/SCP設計の三つの枠組/
   SCPパッケージの総括/SCORのツールキット/ECRシステム設計モデル
19. CIMとFA
 19.1 CIMの歴史
   CIM以前/1970年代―CIM創成期/1980年代―米国での発展/
   1980年代―日本での展開(FAからCIMへ)
 19.2 1990年代の新たな展開
   リエンジニアリングとCIM―米国製造業の再生/日本での新たな展開
   ―生産革新とチーム生産方式
 19.3 CIMの到達点
   統合の役割/生産販売総合システムの意義/生産時点情報システム―POP/
   原価管理への影響
 19.4 情報ネットワーク化とCIMの展望
   バーチャルファクトリーの試み/インターネット/イントラネットの影響
20. 統合業務システム
 20.1 意義と役割
 20.2 ERPの概念
   ERPの定義/ERPに対する共通理解/ERPの特徴
 20.3 ERPシステムの発展経緯
   所要量計算ロジックとしてのMRP技法/生産情報システムとしての
   クローズドループMRP/総合生産管理システムとしてのMRPII/MRPIIからERPへ
 20.4 ERP導入の目的と効果
   ERP導入の目的/ERP導入により期待される効果
 20.5 ERPパッケージの活用
   ERPパッケージアプローチの重要性/ERPパッケージ導入アプローチ
 20.6 ERPパッケージの概要
   ERPパッケージの基本構成/ERPパッケージのモジュール構成
 20.7 ERPパッケージの現状
 20.8 ERPパッケージの周辺
   サプライチェーンマネジメントシステム/
   セールスフォースオートメーションシステム/製造災施システム/
   製品データ管理システム
 20.9 ERPパッケージの将来
21. EDIとADC技術
 21.1 EDIとは
 21.2 EDIに必要な取り決めと情報システム
 21.3 情報システムの整備
 21.4 EDIの標準
 21.5 EDIの情報一致
22. 需要予測
 22.1 需要モデル
   傾向変動モデル/季節変動モデル/循環変動モデル/その他のモデル
 22.2 回帰分析
   最小2乗推定/モデル選択
 22.3 シミュレーションによる推定
   単一パラメータの推定/複数パラメータの検定
 22.4 加重移動平均法
   単純移動平均法/指数平滑法
23. 生産・輸送計画
 23.1 ネットワークモデル
 23.2 最大流問題
   ラベリングアルゴリズム/初期実行可能フロー/最大流問題のバリエーション
 23.3 最小費用流問題
   最短路問題/2端子最小費用流問題/プライマル・デュアルアルゴリズム/
   2端子問題への変換/ヒッチコック型輸送問題
24. 生産スケジューリング
 24.1 生産スケジューリングの基礎概念
   生産管理における位置づけ/生産スケジューリングの基本用語/
   生産スケジューリングの目的と定義
 24.2 生産スケジューリングの分類
   物的システムの構造による分類/静的問題と動的問題
 24.3 生産スケジューリングの方法
   生産スケジューリングの方法と分類/OR的アプローチ/AI的アプローチ/
   マンマシンシステムアプローチ
25. PERT/CPM
 25.1 PERT/CPMとは
 25.2 PERTの基本
   作業の表示法/先行作業と後続作業/ダミーの導入
 25.3 日程の計算とクリティカルパス
 25.4 確率によるPERT
 25.5 CPM
   CPMの考え方/CPMの手順と例題/線形計画法による解法
 25.6 TOCのプロジェクト管理
26. 運搬経路問題
 26.1 発明期
 26.2 1970年代から1980年まで
 26.3 1980年から1990年まで
 26.4 1990年以降
27. シミュレーション
 27.1 いろいろなシミュレーション
  モデル/シミュレーションの型/離散事象(待ち行列)モデルと離散型シミュレーション
 27.2 離散型シミュレーションでなにを見ようとするのか
  不確実性を伴うシステムの挙動の分析/要素の相互作用によるシステムの挙動の分析
 27.3 シミュレーションの多面性と有用性
  シミュレーションの3側面/シミュレーションの活用状況
 27.4 シミュレーションプロジェクト
  シミュレーションプロジェクトの進め方/離散型シミュレーションの要素技術/
 27.5 離散型シミュレーションのモデル化
  モデル化の考え方/モデル化の基本原則
 27.6 離散型シミュレーションのソフトウェア
  シミュレーション言語/シミュレータ
 27.7 離散型シミュレーションの統計的側面
 27.8 シミュレーションの生産管理への適用
  設計のためのシミュレーション/制御・運用のためのシミュレーション/
  実の世界と「虚」の世界/システムインテグレーションとシミュレーション
28. モデリング手法
 28.1 業務分析におけるモデリング
 28.2 プロセスモデルとデータモデル
 28.3 モデリング手法としてのIDEFファミリ
 28.4 データモデリング
  ERモデル/IDEFI/IDEFIX/IDEF5
 28.5 プロセスモデリング
  データフローダイアグラム/IDEF0/IDEF3
 28.6 その他のモデリング
29. 最適化手法
 29.1 最適化問題とその解法
 29.2 数理計画法
   線形計画法/非線形計画問題/2次計画問題/整数計画問題/多目的計画法
 29.3 メタヒューリスティック
   シミュレーテッドアニーリング/タブーサーチ/遺伝的アルゴリズム
 29.4 ニューラルネットワーク
30. SQC
 30.1 基礎概念
   SQCとは/SQCの導入と発展/SQCと問題解決/品質の作り込みとSQC
 30.2 SQC手法
   SQCとデータ解析/SQC手法の体系/多変量解析/管理図
31. 実験計画法
 31.1 基礎概念
   実験研究法の歴史/フィッシャーの3原則/要因配置実験の原則
 31.2 完全無作為化法
   1因子完全無作為化法/2因子完全無作為化法
 31.3 分割法
   乱塊法/無作為化の分割/反復を用いた分割法
 31.4 直交配列実験
   直交配列表を用いた一部実施法/交互作用の割付け/直交配列実験データの解析
32. 品質工学
 32.1 基礎概念
   品質工学の全体像/品質工学における品質
 32.2 損失関数とその応用技術
   損失関数による品質評価/許容差の決め方/オンライン品質管理
 32.3 パラメータ設計
   パラメータ設計の考え方/パラメータ設計の手順/混合系直交配列表/
   動特性アプローチ
33. 信頼性
 33.1 信頼性の考え方とその構成
 33.2 信頼性の定量化
 33.3 信頼性モデル
   寿命分布モデル/システム信頼性モデル/故障物理的モデル
 33.4 品質保証のステップと信頼性の作り込み
 33.5 FMEAとFTA
   FMEAの目的/FMEAの実施手順と留意点/FTAの目的と実施手順/
   FTAの実施上の留意点
34. エンジニアリングエコノミー
 34.1 経済性工学とは
 34.2 経済性の比較の原則
   比較の原則とは/埋没費用/手余り状態と手不足状態
 34.3 複数の案の相互関係と選択方法
   案の相互関係から見た三つのタイプ/効率指標による独立案からの選択方法/
   追加効率を用いた排反案からの選択方法/混合案からの選択方法
 34.4 投資案の経済性評価
   資金の時間的価値の換算/投資案の正味利益/投資利益率(利回り)/
   回収期間
 34.5 複数の投資案からの選択方法
   独立案からの選択/排反案からの選択/混合案からの選択
 34.6 不確実な見通しの下での分析方法
35. ヒューマンファクターズ
 35.1 現代社会と人間工学
 35.2 人間工学のとらえ方
   人間工学の発展過程/人間工学の定義と対象/人間工学のポイント
 35.3 人間工学の方法論
   人間工学実験/実作業の観測・観察/モデル構築と認知シミュレーション/
   インタビュー,アンケート調査
 35.4 人間工学の評価項目
   人体計測/生理的機能と心理的機能
36. VE
 36.1 VEとは
   VEの概念/VEの定義/VEの特徴
 36.2 VEの発展経緯
   価値分析の発生/価値分析から価値工学へ/日本におけるVEの導入と発展
 36.3 VEの基本技法
   基本技法とは/機能定義/機能評価/代替案の作成
 36.4 VEの活用対象と遂行方法
   VEの活用目的/VEの適用対象/VE実施の組織形態/TFPの実施手順
37. TQM
 37.1 TQMとは何か
   TQCのコンセプト/TQCからTQMへ/TQMのコンセプトとフレームワーク
 37.2 TQMのフィロソフィー
   品質/管理/人間性尊重
 37.3 経営管理システム
   経営管理における三つの管理/方針管理/トップ診断
 37.4 品質保証システム
   品質保証の考え方の変遷/品質保証システム/品質保証の組織と運営
 37.5 問題解決法
   問題意識/QCストーリー
 37.6 QC手法
   QC七つ道具/統計的手法/新QC七つ道具/商品企画七つ道具/
   戦略的方針管理七つ道具/その他のQC手法
 37.7 TQMの運用技術
38. TPM
 38.1 TPMとは
 38.2 TPMは儲かる
 38.3 TPMの8本柱
 38.4 TPM展開プログラム
 38.5 生産活動における16大ロス
   設備の効率化を阻害する8大ロス/人の効率化を阻害する5大ロス/
   原単位の効率化を阻害する3大ロス
 38.6 ロス改善(個別改善)のすすめ方
 38.7 自主保全の進め方
   自主保全とは/設備に強いオペレーターになる/自主保全のステップ展開の
   考え方/自主保全の7ステップ展開/自主保全の診断の進め方
 38.8 計画保全の進め方
   計画保全活動のねらい/自主保全への指導援助/計画保全の7ステップ展開/
   故障の再発防止活動/保全コストの管理と削減
 38.9 運転・保全マンのスキルアップ
   オペレーターに期待されるスキル/保全マンに期待されるスキル/
   運転・保全のスキルアップのための教育訓練体系/教育訓練効果の把握
 38.10 TPMと初期管理活動
   製品の初期管理/設備の初期管理
 38.11 TPMと品質保全
   品質保全の必要性/品質保全とは/品質保全の10ステップ展開
 38.12 事務・間接部門のTPMの考え方と進め方
   事務・間接部門のTPMの役割/部門のあるべき姿を描きスタートする/
   3本柱で進める
39. ジャストインタイムとかんばん方式
 39.1 自動車の生産とトヨタ生産方式
   トヨタ生産方式とジャストインタイム/自動車生産のしくみ
 39.2 トヨタ生産方式の基本
   トヨタ生産方式を実現する二本の柱/原価主義より原価低減/
   徹底的なむだの排除
 39.3 ジャストインタイムを支えるしくみ
   車作りのものと情報の流れ/ジャストインタイムを実現するための原則/
   平準化生産
 39.4 かんばん方式
   かんばん方式という自律分散システム/かんばんとその運用法/
   かんばん方式の制御パラメータ/かんばん方式運用のむずかしさの増大/
   かんばんの振れ低減活動
 39.5 高度情報システム化におけるジャストインタイム実現の方法論
   かんばん方式の情報システム化/部品納入指示方式の統合化/
   ジャストインタイムを支える情報システムの高度化
40. 付 録
 40.1 数値表
 40.2 生産管理関係受賞企業一覧
 40.3 生産管理関係ISO一覧
 40.4 離散系シミュレーション・ソフトウェア・サーベイ
 40.5 スケジューリング市販ソフト
 40.6 おもなIDEF関連のモデリングツール
 40.7 おもな統計パッケージ一覧
 40.8 おもな数理計画パッケージ
 40.9 経営工学関連学協会
41. 索 引

執筆者紹介

【編集者】圓川隆夫,黒田 充,福田好朗
【執筆者】伊藤謙治,伊呂原 隆,池田正司,飯塚悦功,梅室博行,圓川隆夫,大崎紘一,大成 尚,菅野和昌,久保田洋志,久保幹雄,黒岩 恵,黒田 充,玄 光男,河野宏和,小島史夫,杉浦政好,鈴木和幸,辻村泰寛,手島直明,中村信人,仁科 健,西岡靖之,比嘉邦彦,平川保博,平木秀作,古川浩一,福田好朗,福馬敏子,松島桂樹,松本和男,増井忠幸,宮川雅巳,森戸 晋,安田一彦,山田雄愛,矢島安敏,吉原賢治,吉本一穂,鷲谷和彦

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