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不眠の科学
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- 認知行動療法マニュアル
※ 「不眠の科学」付録の『認知行動療法実践マニュアル』です
内容紹介
不眠の知識,対策,病態,治療法等について最新の知見を加え詳解。〔内容〕基礎/総論/各論(女性/小児期/高齢者/うつ病/糖尿病/高血圧・虚血性心疾患/悪性新生物/疼痛/夜間排尿/災害・ストレス等)/認知行動療法マニュアル付
編集部から
目次
【目 次】
1. 睡眠の基礎知識
1.1 睡眠の構造と機能〔阿部高志・井上雄一〕
1.1.1 睡眠の構造/1.1.2 睡眠の恒常性と概日リズム/1.1.3 睡眠の機能
1.2 発達・老化・性差と睡眠〔駒田陽子・井上雄一〕
1.2.1 発達と睡眠/1.2.2 老化と睡眠/1.2.3 性差と睡眠
1.3 環境と睡眠〔小林敏孝〕
1.3.1 温熱環境と睡眠/1.3.2 光環境と睡眠/1.3.3 24時間社会と睡眠
1.4 生体リズムと睡眠〔土屋晶子・北島剛司〕
1.4.1 生物と生物時計/1.4.2 概日リズム:フリーランと内的脱同調/1.4.3 睡眠調節と生体リズムの発現機構:2つの仮説/1.4.4 リズム同調と位相反応/1.4.5 メラトニンとその他のホルモン/1.4.6 時計遺伝子と睡眠
1.5 睡眠衛生を考える〔水野 康〕
1.5.1 睡眠衛生の重要性/1.5.2 必要な睡眠時間/1.5.3 子どもの睡眠衛生/1.5.4 高齢者の睡眠衛生
コラム1 眠れないのか,眠らないのか?〔駒田陽子〕
2. 不眠総論
2.1 不眠症研究の歴史〔大川匡子〕
2.1.1 古代から近世までの不眠/2.1.2 科学としての睡眠研究の発展/2.1.3 ヒト脳波の発見とその周辺/2.1.4 睡眠医療の発展
2.2 不眠症の診断と評価〔碓氷 章・増山里枝子〕
2.2.1 不眠の診断/2.2.2 不眠の評価
コラム2 不眠の自記式評価尺度〔岡島 義・中島 俊〕
2.3 不眠症の疫学〔池田真紀・兼板佳孝〕
2.3.1 不眠症の定義/2.3.2 日本の小児の不眠の疫学/2.3.3 日本の中学生高校生の不眠の疫学/2.3.4 日本の成人を対象とした不眠の疫学/2.3.5 世界各国の不眠の疫学
2.4 不眠の心身機能・身体機能に及ぼす影響〔原田大輔・大渕敬太・伊藤 洋〕
2.4.1 中枢神経系/2.4.2 自律神経系,心血管系/2.4.3 代謝,内分泌系/2.4.4 免疫系
2.5 不眠症の病態を考える〔井上雄一〕
2.5.1 不眠の成り立ち/2.5.2 不眠の慢性化過程/2.5.3 不眠の病態生理研究/2.5.4 逆説的不眠はなぜ生じるのか?/2.5.5 不眠治療の生理機構に及ぼす影響
2.6 不眠症の経過と予後〔清水徹男〕
2.6.1 不眠の経過/2.6.2 不眠の予後/2.6.3 今後の課題
2.7 薬物療法の歴史と現況・展望〔石郷岡 純〕
2.7.1 睡眠薬の歴史/2.7.2 今日の薬物療法の限界・問題点/2.7.3 これからの睡眠薬/2.7.4 新規睡眠薬の胎動の時代を迎えて
2.8 不眠症の認知行動療法〔中島 俊・岡島 義〕
2.8.1 CBT-Iの有効性/2.8.2 CBT-Iにおけるアセスメント/2.8.3 CBT-Iの治療技法/2.8.4 CBT-I実施上の留意点/2.8.5 CBT-Iの今後の展望
2.9 認知行動療法の今後の展開〔岡島 義・中島 俊〕
2.9.1 CBT-Iの研究動向/2.9.2 段階的治療の必要性/2.9.3 我が国の現状と課題
コラム3 他の睡眠障害に対する認知行動療法の適用〔岡島 義・井上雄一〕
2.10 OTC・サプリメント〔中村真樹・井上雄一〕
2.10.1 OTC・サプリメントの現状/2.10.2 OTC睡眠薬・サプリメントの種類/2.10.3 CTC・サプリメントの使用にあたって
2.11 不眠治療の実際〔青木 亮・小曽根基裕〕
2.11.1 不眠治療の現状/2.11.2 「不眠の診断・治療・連携ガイドライン」について/2.11.3 「一般診療における不眠マネジメントに関するコンセンサスレポート」
3. 不眠各論
3.1 女性と不眠〔本間裕士〕
3.1.1 月経周期と不眠/3.1.2 妊娠と不眠/3.1.3 更年期と不眠
3.2 小児期の不眠〔亀井雄一・岩垂喜貴〕
3.2.1 日本の小児の睡眠の現状と問題点/3.2.2 不眠症/3.2.3 睡眠関連呼吸障害:閉塞性睡眠時無呼吸/3.2.4 睡眠関連運動障害-レストレスレッグス症候群/3.2.5 概日リズム睡眠障害/3.2.6 発達障害に伴う睡眠障害/3.2.7 子どもの正常な発達のために
3.3 高齢者の不眠〔三島和夫〕
3.3.1 高齢者では睡眠の持続障害が特徴である/3.3.2 認知症での不眠と睡眠問題/3.3.3 二次性不眠症やその他の睡眠障害をはじめに疑う/3.3.4 治療の基本的な考え方
3.4 うつ病の経過と不眠〔渡辺範雄〕
3.4.1 うつ病の社会にもたらす影響/3.4.2 うつ病の経過中に生じる不眠/3.4.3 うつ病不眠の薬物療法/3.4.4 うつ病不眠の精神療法/3.4.5 うつ病不眠に対する短期睡眠行動療法RCT/3.4.6 今後の展望
3.5 糖尿病と不眠〔河野公範〕
3.5.1 不眠が糖尿病に与える影響/3.5.2 糖尿病が不眠に与える影響/3.5.3 対策
3.6 高血圧・虚血性心疾患と不眠〔永井道明・苅尾七臣〕
3.6.1 睡眠時間と心血管疾患発症に関する疫学調査/3.6.2 睡眠障害と高血圧/3.6.3 睡眠管理と踏まえた血圧コントロール:メラトニンとの関連を中心に/3.6.4 心血管疾患の予防に向けて
3.7 薬剤・アルコールと不眠〔田ヶ谷浩邦・村山憲男・袴田優子〕
3.7.1 薬剤・アルコールによる不眠のメカニズム/3.7.2 薬剤・物質による睡眠障害/3.7.3 アルコール(エタノール)による睡眠障害/3.7.4 睡眠関連呼吸障害を誘発・悪化させる薬剤・物質/3.7.5 睡眠関連運動障害を誘発・悪化させる薬剤・物質/3.7.6 睡眠時随伴症を誘発・悪化させる薬剤・物質/3.7.7 不眠に対して用いられる薬剤による「不眠」
3.8 悪性腫瘍と不眠〔金野倫子・内山 真〕
3.8.1 疫学的側面/3.8.2 悪性腫瘍患者における不眠の関連要因/3.8.3 悪性腫瘍患者における不眠の治療/3.8.4 今後の課題
3.9 疼痛と不眠〔小林美奈・井上雄一〕
3.9.1 疼痛と不眠の関連/3.9.2 痛みと睡眠/3.9.3 睡眠が慢性疼痛に与える影響/3.9.4 併存疾患による影響/3.9.5 線維筋痛症と睡眠障害/3.9.6 がん性疼痛と睡眠障害/3.9.7 疼痛に随伴する睡眠障害の対処方法/3.9.8 慢性疼痛による不眠に対する認知行動療法/3.9.9 不眠と疼痛の管理のあり方
3.10 不眠をきたすその他の睡眠障害〔鈴木圭輔・宮本雅之・宮本智之・平田幸一〕
3.10.1 睡眠時無呼吸症候群(SAS)/3.10.2 レストレスレッグス症候群(RLS)/3.10.3 周期性四肢運動障害(PLMD)/3.10.4 精神疾患と不眠
3.11 不眠と生体リズム〔今井 眞・村上純一・山田尚登〕
3.11.1 不眠症における概日リズム/3.11.2 概日リズム睡眠障害での不眠/3.11.3 睡眠相後退障害の診断での問題点
3.12 交代勤務・時差と不眠〔浅岡章一・井上雄一〕
3.12.1 交代勤務・交代勤務障害/3.12.2 時差・時差障害/3.12.3 交代勤務障害,時差障害への対策と対応/3.12.4 今後の課題
3.13 夜間排尿と不眠〔山寺 亘〕
3.13.1 夜間頻尿に原因と鑑別/3.13.2 夜間頻尿が睡眠やQOLに与える影響とその診断/3.13.3 夜間頻尿にかかわる不眠症状への対応/3.13.4 夜間頻尿と不眠症状
3.14 災害・ストレスと不眠〔栗山健一〕
3.14.1 大規模災害後の不眠/3.14.2 災害後の不眠の原因と対処/3.14.3 不眠の慢性化/3.14.4 精神健康への影響と精神疾患の発症3.14.5 災害と不眠
付録1 不眠関連尺度
ISI/AIS/DBAS/FIRST/ピッツバーグ睡眠質問票・ピッツバーグ睡眠質問票の総合得点算出方法
付録2 不眠の認知行動療法実践マニュアル──治療者ガイド〔岡島 義〕
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