ワクチン 第2版 ―基礎から臨床まで―

日本ワクチン学会(編)

日本ワクチン学会(編)

定価 14,300 円(本体 13,000 円+税)

B5判/488ページ
発売予定日:2026年10月04日
ISBN:978-4-254-30131-1 C3047

    近日発売予定です

ネット書店で購入する amazon e-hon 紀伊國屋書店 丸善ジュンク堂書店 Honya Club Rakutenブックス くまざわ書店

書店の店頭在庫を確認する 紀伊國屋書店

内容紹介

日本ワクチン学会が責任をもって世に送り出すワクチンのレファレンス。ワクチンの歴史・概念から開発・許認可・製造・品質管理・サーベイランス・副反応などワクチンに関する最新かつスタンダードな考え方を整理し,ワクチンのすべてを詳述。2018年刊『ワクチン』の内容に新型コロナワクチンをはじめとする進展を追加した。

編集部から

目次

第Ⅰ部 総 論
 1 ワクチンの歴史と概念〔岡部信彦〕
  1.1 予防接種・ワクチンの黎明─種痘の発明と普及─
  1.2 その後に続くワクチンの研究開発
  1.3 ワクチンに伴った歴史に残る大きな事故
  1.4 わが国における予防接種制度の歴史
  1.5 わが国における近年の予防接種制度の流れ
  1.6 2022 年 4 月に設置された先進的研究開発戦略センター(SCARDA)
 2 ワクチンと免疫,アジュバント〔吉岡-西中杏里・石井 健〕
  2.1 ワクチンと免疫
   2.1.1 免疫系の基本的な構成
   2.1.2 自然免疫系の仕組み
   2.1.3 獲得免疫系の仕組み
   2.1.4 獲得免疫系における多様性の創出
  2.2 アジュバント
   2.2.1 アジュバントの役割
   2.2.2 アルミニウム塩アジュバント
   2.2.3 エマルジョンアジュバント
   2.2.4 核酸アジュバント
   2.2.5 ドラッグデリバリーシステム技術を取り入れたアジュバント
  2.3 次世代アジュバント開発の展開
 3 ワクチンの開発と許認可の仕組み〔成瀬毅志・田辺哲朗・新屋希子・新村靖彦・福田 斉〕
  3.1 基礎研究
   3.1.1 基礎研究の方向性
   3.1.2 ワクチン抗原
   3.1.3 アジュバントとデリバリー技術
   3.1.4 POC 試験
   3.1.5 TPP
  3.2 CMC 開発
   3.2.1 製造方法の開発,プロセスバリデーション
   3.2.2 品質試験方法の開発,分析法バリデーション
   3.2.3 安定性
  3.3 非臨床試験
   3.3.1 非臨床試験の進め方
   3.3.2 毒性試験
   3.3.3 安全性薬理試験
   3.3.4 薬効薬理試験
  3.4 臨床試験
   3.4.1 臨床試験に関する手続き
   3.4.2 第 I 相試験
   3.4.3 第 II 相試験
   3.4.4 第 III 相試験
  3.5 承認審査
   3.5.1 申請書類
   3.5.2 承認審査
   3.5.3 承認前検査
  3.6 市販後の安全対策
   3.6.1 市販後の安全対策の必要性と制度の概要
   3.6.2 副作用・感染症報告制度
   3.6.3 再審査制度
   3.6.4 医薬品リスク管理計画
   3.6.5 ワクチンの副反応集積情報の評価
 4 ワクチンの製造と品質管理〔通山哲郎・西野真祐・五味康行〕
  4.1 ワクチンと予防接種
  4.2 ワクチンの製造と法規制
  4.3 ワクチンの製造と品質管理
   4.3.1 ワクチンの製造用原料および製造用株の管理
   4.3.2 ワクチンの製造工程
   4.3.3 製造施設・設備
   4.3.4 ワクチンの品質管理
   4.3.5 医薬品品質システム(PQS)
  4.4 製造販売後の安全管理
 5 感染症法とサーベイランス〔高橋琢理・砂川富正〕
  5.1 感染症法とは
   5.1.1 感染症法の概要と改正に関する歴史的経緯
   5.1.2 感染症に対する主な措置等
   5.1.3 感染症に対する医療の提供および感染症指定医療機関
   5.1.4 感染症法における病原体の適正管理
  5.2 感染症法におけるサーベイランスとは
   5.2.1 感染症サーベイランスとは
   5.2.2 わが国における感染症発生動向調査の変遷と概要
   5.2.3 全数把握および定点把握のそれぞれの感染症と予防接種
   5.2.4 予防接種により対応する主な小児科疾患のサーベイランス上の変遷
 6 副反応報告システム〔谷口清州〕
  6.1 言葉の定義(副反応と予防接種後有害事象)
  6.2 ワクチンによる副反応
   6.2.1 よくみられる反応
   6.2.2 まれにみられる反応
  6.3 予防接種後有害事象(AEFI)の定義
  6.4 AEFI サーベイランスの目的
  6.5 予防接種後副反応疑い報告制度
  6.6 報告の方法
   6.6.1 報告基準
   6.6.2 報告者
   6.6.3 報告様式
   6.6.4 被接種者または保護者からの報告
   6.6.5 任意接種ワクチン接種後の有害事象
  6.7 AEFI の因果関係の評価
   6.7.1 集団レベルでの評価
   6.7.2 個人レベルでの評価
   6.7.3 WHO による因果関係評価マニュアル
   6.7.4 日本における分析と評価
第Ⅱ部 細菌ワクチン
 7 BCG ワクチン〔御手洗 聡〕
  A. 疾患の概略
   1. 臨床と診断
   2. 病原体:形態,構造蛋白質,遺伝子,増殖様式
   3. 疫学:日本の疫学,世界の疫学
   4. 予防対策
   5. 治 療
   6. 予防とワクチンの役割
  B. BCG ワクチンの作用機序
  C. ワクチンの製品と性状について
  D. 接種法
   1. 接種対象者と接種法
   2. 禁 忌
   3. 効 果
   4. 副反応
  E. 世界の状況
 8 百日せきワクチン〔大塚菜緒・岡田賢司〕
  A. 疾患の概略
   1. 臨床と診断
   2. 病原体:形態,構造蛋白質,遺伝子,増殖様式
   3. 疫学:日本の疫学,世界の疫学
   4. 対 策
   5. 治 療
   6. 予防とワクチンの役割
  B. ワクチンの製品と性状について
  C. 接種法(定期接種)
   1. 接種対象者と接種方法
   2. 禁 忌
   3. 効果判定
   4. 副反応
  D. 世界の状況
   1. 疾病負担
   2. 世界のワクチン
   3. 先進諸国の接種スケジュール
 9 ジフテリア・破傷風トキソイド〔髙橋元秀・岩城正昭〕
  A. 疾患の概略
   1. 臨床と診断
   2. 病原体:形態,構造蛋白質,遺伝子,増殖様式
   3. 疫学およびワクチンによる予防効果
   4. 対 策
   5. 治 療
  B. ワクチンの製品と性状について
  C. 接種法
   1. 接種対象者と接種法
   2. 禁忌と副反応
   3. 効果判定
  D. 世界の状況
 10 肺炎球菌ワクチン(小児)〔菅 秀〕
  A. 疾患の概略
   1. 臨床と診断
   2. 病原体:形態,構造蛋白質,遺伝子,増殖形式
   3. 疫学:日本の疫学,世界の疫学
   4. 対 策
   5. 治 療
   6. 予防とワクチンの役割
  B. ワクチンの製品と性状について
  C. 接種法
   1. 接種対象者と接種法
   2. 禁 忌
   3. 効果判定
   4. 副反応
  D. 世界の状況
 11 肺炎球菌ワクチン(成人)〔大石和徳〕
  A. 疾患の概略
   1. 臨床と診断
   2. 病原体:形態,構造蛋白質,ゲノム細菌学
   3. 疫学:日本の疫学,世界の疫学
   4. 対 策
   5. 治 療
   6. 予防とワクチンの役割
   7. 次世代肺炎球菌ワクチン
  B. ワクチンの製品と性状について
  C. 接種法
   1. 接種対象者と接種法
   2. 禁 忌
   3. 効果判定
   4. 副反応
  D. 世界の状況
 12 インフルエンザ菌 b 型ワクチン〔石和田稔彦〕
  A. 疾患の概略
   1. 臨床と診断
   2. 病原体
   3. 疫 学
   4. 対 策
   5. 治 療
   6. 予防とワクチンの役割
  B. ワクチンの製品と性状について
   1. Hib ワクチン開発の経緯
   2. Hib コンジュゲートワクチン
   3. Hib コンジュゲートワクチンの現状
  C. 接種法
   1. 接種対象者と接種法
   2. 禁 忌
   3. 効果判定
   4. 副反応
  D. 世界の状況
   1. Hib ワクチン導入後の日本の状況
   2. Hib ワクチン普及後の世界の状況と課題
 13 髄膜炎菌ワクチン〔齋藤昭彦〕
  A. 疾患の概略
   1. 臨床と診断
   2. 病原体:形態,構造蛋白質,遺伝子,増殖様式
   3. 疫 学
   4. 対 策
   5. 治 療
  B. ワクチンの製品と性状について
  C. 接種法
   1. 接種対象者と接種法
   2. 禁 忌
   3. 効果判定
   4. 副反応
 14 腸チフスワクチン〔森田昌知〕
  A. 疾患の概略
   1. 疫 学
   2. 病原体
   3. 病 態
   4. 臨床症状
   5. 診 断
   6. 治 療
  B. ワクチンの種類と性状
   1. 弱毒生菌ワクチン
   2. 莢膜多糖体ワクチン
   3. 莢膜多糖体結合型ワクチン
 15 コレラワクチン〔明田幸宏〕
  A. 疾患の概略
   1. 臨床と診断
   2. 病原体
   3. 疫 学
   4. 対 策
   5. 治 療
  B. ワクチンの製品と性状について
   1. 非経口ワクチン
   2. 経口ワクチン
  C. 接種法
   1. 接種対象者と接種法
   2. 禁 忌
   3. 副反応
   4. 免疫の持続性
   5. WHO の方針
第Ⅲ部 ウイルスワクチン
 16 ポリオワクチン〔中野貴司・清水博之〕
  A. 疾患の概略
   1. 臨床と診断
   2. 病原体:形態,構造蛋白質,遺伝子,増殖様式
   3. 疫学:日本の疫学,世界の疫学
   4. 対 策
   5. 治 療
   6. 予防とワクチンの役割
  B. ワクチンの製品と性状について
   1. 種類と特性
   2. 経口生ポリオウイルスワクチン
   3. 不活化ポリオウイルスワクチン
  C. 接種法
   1. 接種対象者と接種法
   2. 禁 忌
   3. 効果判定
   4. 副反応
  D. 世界の状況
 17 麻しんワクチン,MR ワクチン〔多屋馨子・竹田 誠・駒瀬勝啓〕
  A. 疾患の概要
   1. 臨床と診断
   2. 病原体:形態,構造蛋白,遺伝子,増殖様式
   3. 疫学:日本の疫学,世界の疫学
   4. 対 策
   5. 治 療
   6. 予防とワクチンの役割
   7. 麻しんワクチンの開発:1950〜60 年代
  B. ワクチンの製品と性状について
  C. 接種法
   1. 接種対象者と接種法
   2. 接種不適当者
   3. 効果判定
   4. 副反応
  D. 世界の状況
 18 風しんワクチン〔寺田喜平・森 嘉生〕
  A. 疾患の概略
   1. 臨床と診断
   2. 病原体:形態,構造蛋白質,遺伝子,増殖様式
   3. 疫学:日本の疫学,世界の疫学
   4. 対 策
   5. 治 療
   6. 予防とワクチンの役割
  B. ワクチンの製品と性状について
  C. 接種法
   1. 接種対象者と接種法
   2. 禁 忌
   3. 効果判定
   4. 副反応
  D. 世界の状況
 19 おたふくかぜワクチン〔西村直子・木所 稔〕
  A. 疾患の概略
   1. 臨床と診断
   2. 病原体:形態,構造蛋白質,遺伝子,増殖様式
   3. 疫学:日本の疫学,世界の疫学
   4. 対 策
   5. 治 療
   6. 予防とワクチンの役割
  B. ワクチンの製品と性状について
   1. ワクチン開発の歴史
   2. ムンプスウイルスの特性
   3. おたふくかぜワクチンの製造と品質管理
   4. おたふくかぜワクチンの剤型と用量
  C. 接種法
   1. 接種対象者と接種法
   2. 禁 忌
   3. 効果判定
   4. 副反応
  D. 世界の状況
 20 水痘ワクチン〔吉川哲史・村上宏起・森 康子〕
  A. 疾患の概略
   1. 臨床と診断
   2. 病原体:形態,構造蛋白質,遺伝子,増殖様式
   3. 疫学:日本の疫学,世界の疫学
   4. 対 策
   5. 治 療
   6. 予防とワクチンの役割
  B. ワクチンの製品と性状について
  C. 接種法
   1. 接種対象者と接種法
   2. 禁 忌
   3. 効果判定
   4. 副反応
  D. 世界の状況
 21 日本脳炎ワクチン〔宮﨑千明・名西悦郎・髙崎智彦〕
  A. 疾患の概略
   1. 臨床と診断
   2. 病原体
   3. 疫 学
   4. 対 策
   5. 治 療
   6. 予防とワクチンの役割
  B. ワクチンの製品と性状について
  C. 接種法
   1. 接種対象者と接種法
   2. 禁 忌
   3. 効果判定
   4. 副反応
  D. 世界の状況
 22 ダニ媒介脳炎ワクチン〔林 昌宏〕
  A. 疾患の概略
   1. 臨床と診断
   2. 病原体:形態,構造蛋白質,遺伝子,増殖様式
   3. 疫学:日本の疫学,世界の疫学
   4. 対 策
   5. 治 療
   6. 予防とワクチンの役割
  B. ワクチンの製品と性状について
   1. 組織培養不活化ワクチン
  C. 接種法
   1. 接種対象者と接種法
   2. 効果判定
   3. 禁 忌
   4. 副反応
  D. 諸外国における TBE 対策と公衆衛生上の課題と成果
 23 インフルエンザワクチン
  23-1 季節性インフルエンザワクチンとパンデミック・プレパンデミックワクチン〔渡邉真治〕
   A. 季節性インフルエンザワクチン
    1. ワクチン株の選定
    2. 季節性インフルエンザウイルスサーベイランス
    3. ワクチン株選定における問題点
    4. 季節性インフルエンザワクチンの種類
    5. 季節性インフルエンザワクチンの有効性
   B. パンデミック・プレパンデミックワクチン
    1. パンデミックワクチン
    2. プレパンデミックワクチン
    3. 今後のパンデミックワクチン・プレパンデミックワクチン
  23-2 経鼻インフルエンザワクチン〔長谷川秀樹・田村愼一〕
   1. インフルエンザに対する免疫
   2. 経鼻インフルエンザワクチンの特徴
   3. 経鼻弱毒生ワクチン(低温馴化生ウイルスワクチン)の特徴
   4. 経鼻不活化インフルエンザワクチン
 24 呼吸器合胞体ウイルス(RSV)ワクチン〔橋本浩一〕
  24.1 ウイルス学的性状
  24.2 ワクチン,抗体製剤の標的抗原
  24.3 ワクチン
   24.3.1 歴 史
   24.3.2 ワクチン開発の課題
  24.4 ワクチン製剤と対象の特徴
   24.4.1 経鼻弱毒生ワクチン
   24.4.2 妊婦ワクチン
  24.5 ワクチンの臨床試験,実臨床への展開
   24.5.1 RSVPreF3OA ワクチン
   24.5.2 RSVPreF2 価ワクチン
   24.5.3 RSVmRNA ワクチン
  24.6 新たな抗体製剤
 25 ロタウイルスワクチン〔神谷 元・谷口孝喜〕
  A. 疾患の概略
   1. 臨床と診断
   2. 病原体:形態,構造蛋白質,遺伝子,増殖様式
   3. 疫 学
   4. 対 策
   5. 治 療
   6. 予防とワクチンの役割
  B. ワクチンの製品と性状について
  C. 接種法
   1. 接種対象者と接種法
   2. 禁 忌
   3. 効果判定
   4. 副反応
  D. 世界の状況
 26 A 型肝炎ワクチン〔清原知子・鈴木亮介・脇田隆字〕
  A. 疾患の概略
   1. 臨床と診断
   2. 病原体:形態,構造蛋白質,遺伝子,増殖様式
   3. 疫 学
   4. 対 策
   5. 治 療
   6. 予防とワクチンの役割
  B. ワクチンの製品と性状について
  C. 接種法
   1. 接種対象者と接種法
   2. 禁 忌
   3. 効果判定
   4. 副反応
  D. 世界の状況
 27 B 型肝炎ワクチン〔四柳 宏〕
  A. 疾患の概略
   1. 臨床と診断
   2. 病原体:形態,構造蛋白質,遺伝子,増殖様式
   3. 疫 学
   4. 対 策
   5. 治 療
   6. 予防とワクチンの役割
  B. ワクチンの製品と性状について
  C. 接種法
   1. 接種対象者と接種法
   2. 禁 忌
   3. 効果判定
   4. 副反応
  D. 世界の状況
  E. その他
   1. ワクチン不応
   2. エスケープ変異株
 28 ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン〔今野 良〕
  A. 疾患の概略
   1. 臨床と診断および治療
   2. 病原体:形態,構造蛋白質,遺伝子,増殖様式
   3. 疫学:日本の疫学,世界の疫学
   4. 対 策
   5. 予防とワクチンの役割
  B. ワクチンの製品と性状について
   1. 接種対象者と接種法
   2. 禁忌および接種の注意
   3. 有効性
   4. 副反応
   5. 世界の状況
 29 狂犬病ワクチン〔林 昌宏・伊藤(高山)睦代〕
  A. 疾患の概略
   1. 臨床と診断
   2. 病原体:形態,構造蛋白質,遺伝子,増殖様式
   3. 疫学:日本の疫学,世界の疫学
   4. 対 策
   5. 治 療
   6. 予防とワクチンの役割
  B. ワクチンの製品と性状について
   1. 組織培養由来および卵胚由来不活化ワクチン
   2. 動物神経組織由来不活化ワクチン
  C. 接種法
   1. 接種対象者と接種法
   2. 禁 忌
   3. 効果判定
   4. 副反応
  D. 世界の状況
   1. イヌの狂犬病
   2. 野生動物の狂犬病
 30 黄熱ワクチン〔金川修造〕
  A. 疾患の概要
   1. 疾患の歴史
   2. 臨床と診断・治療
   3. 病原体と伝播経路
   4. 疫 学
   5. 予防とワクチンの役割
  B. ワクチンの特徴
  C. 接種方法
   1. 接種対象者と接種方法
   2. 効 果
   3. 副反応
  D. 世界の状況
 31 新型コロナワクチン
  31.1 新型コロナウイルス感染症の臨床〔大曲貴夫〕
   31.1.1 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)とは
   31.1.2 世界と日本における COVID-19 の経過
   31.1.3 COVID-19 の臨床的特徴
   31.1.4 重症化のリスク因子
   31.1.5 COVID-19 の予後
  31.2 新型コロナウイルス感染症の診断と治療〔忽那賢志〕
   31.2.1 診 断
   31.2.2 治療の考え方
   31.2.3 重症化リスクの考え方
   31.2.4 抗ウイルス薬および中和抗体薬の臨床研究の結果のとらえ方
  31.3 新型コロナワクチン〔新城雄士・鈴木忠樹〕
   31.3.1 COVID-19 パンデミックと新型コロナワクチンの開発・導入
   31.3.2 ワクチンのモダリティ,製品と性状について
   31.3.3 接種対象者と接種法
   31.3.4 禁 忌
   31.3.5 有効性
   31.3.6 安全性
   31.3.7 国内における導入初期の接種体制
  31.4 国産ワクチン〔園田憲悟〕
   31.4.1 国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)による開発支援
   31.4.2 厚生労働省による開発支援
   31.4.3 独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)による開発支援
   31.4.4 次なるパンデミックに向けての備え:ワクチン開発・生産体制強化戦略
  31.5 mRNA ワクチンの製造と品質管理〔二階堂千恵〕
   31.5.1 mRNA 原薬の基本構造
   31.5.2 mRNA 原薬の製造
   31.5.3 mRNA 原薬の品質試験
   31.5.4 LNP 製剤の基本構造
   31.5.5 LNP 製剤の製造
   31.5.6 LNP 製剤の品質試験
 32 エムポックスワクチン,天然痘ワクチン〔森川 茂〕
  A. 疾患の概略
   1. 臨床と診断
   2. 病原体:形態,構造蛋白質,遺伝子,増殖様式
   3. 疫学:日本の疫学,世界の疫学
   4. 対 策
   5. 治 療
   6. 予防とワクチンの役割
  B. ワクチンの製品と性状について
  C. 接種法
   1. 接種対象者と接種法
   2. 禁 忌
   3. 効果判定
   4. 副反応
  D. 世界の状況
第Ⅳ部 これからのワクチン33 これからのワクチン開発の方向性〔岡本成史〕
  33.1 ワクチンの現状と問題点
   33.1.1 ワクチンに求められる条件
   33.1.2 ワクチンの問題点
  33.2 これからのワクチン開発の方向性
   33.2.1 コンポーネントワクチンベース
   33.2.2 ウイルスベクター
   33.2.3 弱毒生ワクチンウイルス株
   33.2.4 接種方法に着目した新規ワクチン
  33.3 交差反応性を必要とする新たなワクチン開発のコンセプト
   33.3.1 インフルエンザパンデミックを防止しうるワクチンデザイン
 34 粘膜免疫のワクチン開発〔幸 義和・中橋理佳〕
  34.1 粘膜ワクチンの免疫学的特徴
  34.2 現行の粘膜ワクチン
   34.2.1 コレラワクチン
   34.2.2 腸チフスワクチン
   34.2.3 インフルエンザワクチン
   34.2.4 ポリオワクチン
   34.2.5 ロタウイルスワクチン
  34.3 粘膜ワクチンの課題
  34.4 開発中の粘膜ワクチン
   34.4.1 次世代型経口ワクチンとしての MucoRice-CTB の開発
   34.4.2 現在開発中の経鼻ワクチン
   34.4.3 ナノゲルを用いたアジュバントフリーの次世代型経鼻ワクチン開発
   34.4.4 次世代型粘膜ワクチンのための効果的な投与経路の可能性
 35 デングワクチン〔山中敦史・小西英二〕
  35.1 疾患の概略
   35.1.1 臨床症状
   35.1.2 診 断
   35.1.3 病原体
   35.1.4 伝 播
   35.1.5 流行状況
   35.1.6 予 防
   35.1.7 治 療
   35.1.8 発症防御因子
   35.1.9 重症化の基礎的機序
  35.2 ワクチン開発と大規模効力試験
   35.2.1 弱毒キメラワクチン
   35.2.2 組換え弱毒ワクチン TV003 および TV005(第 III 相臨床試験中)
   35.2.3 3 種の弱毒ワクチンと VAED
  35.3 重症化因子
  35.4 その他のワクチン戦略
 36 エイズワクチン〔石井 洋・俣野哲朗〕
  36.1 エイズワクチン開発の問題点
   36.1.1 慢性持続感染症
   36.1.2 HIV 多様性
   36.1.3 サルエイズモデル
  36.2 抗体誘導ワクチン
   36.2.1 Env 三量体抗原設計
   36.2.2 広域交差性中和抗体誘導のための抗原設計
   36.2.3 非中和抗体誘導ワクチン
  36.3 T 細胞誘導ワクチン
   36.3.1 デリバリーシステムの至適化
   36.3.2 標的抗原の至適化
 37 マラリアワクチン〔堀井俊宏〕
  37.1 マラリア原虫の生活環とワクチン標的ステージ
  37.2 マラリアワクチン開発を困難なものとする要因
   37.2.1 遺伝子多型
   37.2.2 熱帯熱マラリア原虫抗原の組換え蛋白質の発現
   37.2.3 動物モデルの欠如
  37.3 ワクチン抗原の探索から臨床開発へ
  37.4 現在臨床開発中のマラリアワクチン
  37.5 SE36 マラリアワクチン
   37.5.1 組換え蛋白質の発現
   37.5.2 疫学調査
   37.5.3 第 Ia 相臨床試験
   37.5.4 第 Ib 相臨床試験
   37.5.5 第 Ib 相臨床試験のフォローアップ臨床研究
   37.5.6 SE36 蛋白質のマラリア原虫細胞における機能
   37.5.7 SE36 に対する免疫寛容
   37.5.8 遺伝子多型
   37.5.9 自然感染によるワクチン免疫のブースト効果
   37.5.10 CpG 添加によるワクチン誘導抗体価の増強
   37.5.11 SE36/CpG ワクチンのブルキナファソにおける第 Ib 相臨床試験
   37.5.12 今後の展開
 38 ノロウイルスワクチン〔片山和彦〕
  A. 疾患の概略
   1. 臨床と診断
   2. 病原体:形態,構造蛋白質,遺伝子,増殖様式
   3. 疫 学
   4. 治 療
  B. ワクチンの製品と性状について
   1. ワクチン開発の背景
   2. VLP ワクチンと臨床研究
   3. ワクチンプラットフォームと開発企業
   4. 流行株予測と粘膜免疫
   5. 次世代 HuNoV ワクチンと将来展望
 39 サイトメガロウイルス(CMV)ワクチン〔森内浩幸〕
  39.1 病原体の概略
   39.1.1 ウイルスの構造
   39.1.2 ウイルスの増殖サイクル
   39.1.3 感染経路
  39.2 疾患の概略
   39.2.1 先天性 CMV 感染症
   39.2.2 日和見 CMV感染症
  39.3 ワクチン
   39.3.1 CMV ワクチンのニーズ
   39.3.2 CMV ワクチンは誰に投与すべきか
   39.3.3 CMV ワクチンの開発状況
第Ⅴ部 予防接種40 予防接種のスケジュール〔細矢光亮〕
  40.1 予防接種の対象疾患とワクチン
  40.2 日本小児科学会が推奨する予防接種スケジュール
  40.3 すべての小児に接種が勧められるワクチンの接種スケジュール
  40.4 小児に接種が勧められる定期接種ワクチンの定期外接種スケジュール
  40.5 小児に接種が勧められる任意接種ワクチンの接種スケジュール
  40.6 高齢者等への定期接種ワクチン接種スケジュール
 41 海外渡航のワクチン〔福島慎二・濱田篤郎〕
  41.1 海外渡航者の感染症
  41.2 トラベラーズワクチンの選択方法
  41.3 トラベラーズワクチンの接種スケジュール
  41.4 主要なトラベラーズワクチン
  41.5 渡航者別にみたワクチン
  41.6 トラベラーズワクチンの現状と課題
 42 成人の予防接種と医療従事者のワクチン〔西 順一郎〕
  42.1 成人への予防接種の歴史
  42.2 成人への予防接種の意義
  42.3 成人への予防接種における注意点
   42.3.1 予診の重要性
   42.3.2 接種意思の確認
   42.3.3 共有意思決定
   42.3.4 接種方法
   42.3.5 同時接種
   42.3.6 接種記録
  42.4 一般成人の予防接種
  42.5 医療従事者の予防接種
 43 予防接種の禁忌〔尾崎隆男〕
  43.1 接種不適当者
  43.2 接種要注意者
  43.3 発熱と接種
  43.4 基礎疾患と接種
  43.5 アレルギーと接種
   43.5.1 卵アレルギー
   43.5.2 ミルクアレルギー
   43.5.3 ゼラチンアレルギー
   43.5.4 その他のアレルギー
  43.6 けいれんと接種
   43.6.1 熱性けいれん
   43.6.2 てんかん
  43.7 免疫不全と接種
  43.8 妊娠と接種
 44 予防接種ストレス関連反応〔三﨑貴子〕
  44.1 予防接種ストレス関連反応の概念
   44.1.1 予防接種ストレス関連反応(ISRR)とは
   44.1.2 予防接種後有害事象(AEFI)との関連
   44.1.3 予防接種との因果関係が証明されていない疾患や症候群
  44.2 ISRR の症状と分類
   44.2.1 急性ストレス反応
   44.2.2 解離性神経症状反応(DNSR)
  44.3 ISRR の予防
   44.3.1 ISRR のリスクがある人の特定
   44.3.2 一般的な予防的介入
   44.3.3 予防接種の接種環境および処置
   44.3.4 医療従事者および親の態度
   44.3.5 コミュニケーション
   44.3.6 注射ワクチンに関連する痛みとその緩和対策
   44.3.7 ISRR のリスクが高い人に対する追加の介入
  44.4 ISRR の診断と鑑別
  44.5 ISRR 発生時の対応
   44.5.1 急性ストレス反応への対応
   44.5.2 DNSR 等の複雑な症状への対応
  44.6 ISRR のクラスター
   44.6.1 クラスターの発生と対応
 45 免疫不全,移植後のワクチン〔古市宗弘・宮入 烈〕
  45.1 移植を予定している患者に対するワクチン
  45.2 移植後の患者に対するワクチン
   45.2.1 固形臓器移植後の患者に対するワクチン
   45.2.2 造血幹細胞移植後の患者に対するワクチン
   45.2.3 移植後患者に対するワクチンの各論
  45.3 移植患者の家族に対するワクチン
 46 予防接種の法的基盤と救済法〔厚生労働省〕
  46.1 歴史的発展
  46.2 現行予防接種法
   46.2.1 概 要
   46.2.2 法体系
   46.2.3 健康被害の救済
  46.3 予防接種の課題と展望
   46.3.1 より安全な予防接種を目指して
   46.3.2 各種ワクチンの活用
   46.3.3 感染症対策とリンケージ強化
 47 予防接種の費用対効果〔池田俊也〕
  47.1 医療経済評価の手法
  47.2 米英における政策利用の状況
  47.3 わが国における政策利用の状況
  47.4 医療経済評価実施上の課題
 索 引
 資料編

執筆者紹介

関連情報

ジャンル一覧

ジャンル一覧

  • Facebook
  • X
  • note
note
  • 「愛読者の声」 ご投稿はこちら 「愛読者の声」 ご投稿はこちら
  • EBSCO eBooks
  • eBook Library