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MRAと新しい血流診断
永井 輝夫(編)
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内容紹介
MRAは非侵襲的な血管撮影法として普及してきた。本書ではMRAを中心に,SPECT,PET,RIアンギオグラフィなど新しい血流診断について集大成した。〔内容〕血管撮影総論/MRAの基礎/脳血流診断/循環系診断/その他の診断法
編集部から
目次
1. 血管撮影総論
1.1 血管造影の歴史
1.2 血管造影剤
1.3 血管造影の手法
1.4 血管造影診断の役割
1.5 血管造影手技の治療への応用
2. MRAの基礎
2.1 はじめに
2.2 MRIによる血流情報の画像化
2.3 血流動態と撮像条件
2.4 MRAの概要
2.5 2次元タイムオブフライト法(2D-TOF法)
2.6 3次元タイムオブフライト法(3D-TOF法)
2.7 位相コントラスト法(PC法)
2.8 その他の手法
3. 脳血流診断
3.1 脳のMRA―放射線科医の立場から―
3.1.1 検査手技
3.1.2 読影のポイント
3.1.3 適応と限界
3.1.4 考 察
3.2 脳のMRA―脳外科医の立場から―
3.2.1 脳血管障害
3.2.2 脳腫瘍
3.2.3 その他の疾患
3.3 脳血流のSPECT
3.3.1 脳血流SPECT用放射性医薬品
3.3.2 高解像度SPECT
3.3.3 脳血流の定量化
3.3.4 脳血管障害への応用
3.3.5 痴呆への応用
3.3.6 てんかんへの応用
3.3.7 精神疾患への応用
3.4 脳血流のPET―放射線科医の立場から―
3.4.1 C15O2ガス定常吸入法
3.4.2 H215Oボーラス静注オートラジオグラフィ法
3.5 脳血流のPET―脳外科医の立場から―
3.5.1 脳神経外科医にとっての血流測定の意味
3.5.2 日常臨床においてPETによる血流検査が行われている分野
3.5.3 その他,脳神経外科医が知っていてもよいもの
4. 循環系診断
4.1 MRアンギオグラフィ
4.1.1 検査方法
4.1.2 臨床応用
4.2 RIアンギオグラフィ
4.2.1 RIアンギオグラフィ
4.2.2 微小塞栓法による血流イメージング
4.2.3 RIベノグラフィ
4.3 心筋のSPECT
4.3.1 心筋血流イメージング
4.3.2 傷害心筋イメージング
4.3.3 神経機能イメージング
4.3.4 心筋代謝イメージング
4.4 心筋のPET
4.4.1 ポジトロンCTとは
4.4.2 糖代謝の検討
4.4.3 脂肪酸代謝の検討
4.4.4 酸素代謝の検討
5. その他の診断法
5.1 超高速CTによる血流診断
5.1.1 症例呈示
5.1.2 超高速CTの基本
5.1.3 ヨード造影剤を用いた血流診断
5.1.4 フローモード撮影による心拍出量測定
5.1.5 心内短絡率測定
5.1.6 心筋潅流量測定
5.2 DSA
5.2.1 DSAとは
5.2.2 検査方法
5.2.3 DSAの長所
5.2.4 DSAの短所
5.2.5 各領域におけるDSAの現況と症例
5.2.6 DSA手技上および画像読影上の注意点
5.2.7 DSAとMRA画像の比較
5.2.8 DSAの今後
6. 索 引
執筆者紹介
【編集者】永井輝夫
【執筆者】伊藤 浩,井上登美夫,上村和夫,遠藤啓吾,織内 昇,加藤俊彦,金子昌生,鹿島田明夫,柴崎 尚,舘野 円,玉木長良,高橋元一郎,高橋睦正,新里仁哲,浜田星紀,濱本 研,久田欣一,深町 彰,福田 寛,堀越 徹,堀越浩幸,松田博史,松本満臣,町田喜久雄,町田好男,三木 均