感情障害 (普及版) ―基礎と臨床―

笠原 嘉松下 正明岸本 英爾(編)

笠原 嘉松下 正明岸本 英爾(編)

定価 27,500 円(本体 25,000 円+税)

B5判/560ページ
刊行日:2006年06月20日
ISBN:978-4-254-32224-8 C3047

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内容紹介

感情障害(躁うつ病)研究の最新の成果を臨床精神病理学と生物学的精神医学の両面からまとめ,筆者の考えを自由に展開させたオリジナルな書。〔内容〕研究の動向/臨床研究/年代と感情障害/基礎研究/診断/治療/社会・文化的諸問題。初版1997年10月25日刊。

編集部から

目次

1. 研究の動向
 1.1 精神病理学の立場から
 1.2 生物学の立場から
2. 臨床研究
 2.1 双極性障害
 2.2 抑うつ性障害
 2.3 いわゆる神経症性うつ病
 2.4 パーソナリティ障害とうつ状態
 2.5 不安障害と抑うつ障害―不安神経症のうつ病的色彩―
 2.6 強迫障害と抑うつ障害
 2.7 逃避型抑うつ
 2.8 感情障害と妄想
 2.9 慢性うつ病
 2.10 軽症うつ病
 2.11 産褥と感情障害
 2.12 季節性感情障害
 2.13 Rapid Cycling Affective Disorder
 2.14 長期予後
3. 年代と感情障害
 3.1 児童期・小児期
 3.2 思春期・青年期
 3.3 老年期のうつ病
4. 基礎研究
 4.1 発病状況―病前性格論
 4.2 社会的因子
 4.3 人間学
 4.4 遺伝学
 4.5 生理学
 4.6 生化学
 4.7 神経薬理学
 4.8 薬物動態と血中モニタリング
 4.9 内分泌学
 4.10 画像診断
 4.11 受容体
 4.12 アミン
 4.13 神経ペプチド
 4.14 細胞内情報
 4.15 酵素
 4.16 時間生物学
 4.17 動物モデル
5. 診断
 5.1 一般的事項
 5.2 分類と診断基準―ICDとDSMを中心に―
 5.3 類症鑑別
 5.4 質問紙法による抑うつ尺度
 5.5 生化学的診断
 5.6 内分泌学的診断
 5.7 画像診断
6. 治療
 6.1 一般的事項
 6.2 抗うつ薬の選択
 6.3 薬物の作用機序
 6.4 電気痙攣療法
 6.5 光療法,断眠療法―うつ病のリズム異常仮説
 6.6 精神療法
 6.7 難治性うつ病の治療
 6.8 再発予防のために
 6.9 リエゾン
7. 社会・文化的諸問題
 7.1 うつ病の比較文化論
 7.2 うつ病の時代による病像変遷
 7.3 疫学的諸問題
 7.4 感情障害の精神保健問題
 7.5 感情障害と創造性―フーコーとウィトゲンシュタイン
 7.6 感情障害と宗教
 7.7 感情障害と自殺
 7.8 気分障害と犯罪
 7.9 感情障害と職場のメンタルヘルスケア
8. 索 引

執筆者紹介

【編集者】笠原 嘉,岸本英爾,松下正明
【執筆者】赤木正雄,朝倉幹雄,井上 猛,今井 眞,石井 晃,石郷岡 純,岡崎祐士,小川豊昭,小野従道,太田龍朗,大熊輝雄,大谷 健,大月三郎,大野 裕,大原健士郎,大原浩一,大森健一,長田賢一,影山任佐,加藤 敏,加藤進昌,加納邦夫,笠原 嘉,梶原 晃,狩野力八郎,上島国利,風祭 元,假屋哲彦,岸本 朗,岸本英爾,岸本鎌一,金 吉晴,北西憲二,黒田章史,近藤直司,小島卓也,小山 司,貴家康男,佐藤哲哉,桜井向陽,酒井克允,定松美幸,澤 温,白波瀬丈一郎,菅崎弘之,鈴木 龍,瀬尾 勲,瀬川富朗,高沢 昇,高橋清久,高橋 徹,高橋俊彦,出村紳一郎,永津俊治,永山治男,成田善弘,中沢洋一,中澤欽哉,中根允文,中村道彦,南光進一郎,野村純一,野村総一郎,花田耕一,花村誠一,原田俊樹,馬場信二,広瀬徹也,藤井久和,藤縄 昭,藤原 豊,福田一彦,森平淳子,松下正明,松原繁廣,松本雅彦,前田 正,町沢静夫,牧野利夫,三浦貞則,三木和平,三国雅彦,村田豊久,本橋伸高,山脇成人,横井 晋,吉田秀夫,米田 博,渡辺昌祐

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