物理薬剤学・製剤学 ―製剤化のサイエンス―

寺田 勝英(編著)/内田 享弘岡田 弘晃金澤 秀子竹内 洋文戸塚 裕一長田 俊治(著)

寺田 勝英(編著)/内田 享弘岡田 弘晃金澤 秀子竹内 洋文戸塚 裕一長田 俊治(著)

定価 5,720 円(本体 5,200 円+税)

B5判/240ページ
刊行日:2008年01月25日
ISBN:978-4-254-34022-8 C3047

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内容紹介

薬学会のモデル・コアカリキュラムにも対応し,わかりやすくまとめた教科書。〔内容〕物質の溶解/分散系/製剤材料の物性/代表的な製剤/製剤化/製剤試験法/DDSの必要性/放出制御型製剤/ターゲッティング/プロドラッグ/他。

編集部から

目次

1. 製剤材料の性質
1.1 物質の溶解
1.1.1 溶液の濃度
1.1.2 理想溶液と実在溶液
1.1.3 希薄溶液と束一的性質
1.1.4 膜透過速度
1.1.5 溶解度と溶解速度
1.1.6 弱酸性および弱塩基性医薬品の溶解

1.2 分散系
1.2.1 界面現象
1.2.2 界面活性剤
1.2.3 分散系の分類

1.3 製剤材料の物性
1.3.1 流動と変形
1.3.2 高分子の構造と高分子溶液の性質
1.3.3 高分子の物性
1.3.4 粉体の性質
1.3.5 分子集合体
1.3.6 薬物と製剤材料の安定性
1.3.7 粉末X 線回折測定の原理と利用法
1.3.8 製剤材料の物性測定

2. 剤形を作る
2.1 代表的な製剤
2.1.1 日本薬局方に収載されている剤形について
2.1.2 代表的な固形製剤
2.1.3 代表的な半固形製剤
2.1.4 代表的な液状製剤
2.1.5 代表的な無菌製剤
2.1.6 エアゾール剤
2.1.7 製剤添加剤
2.1.8 代表的な製剤の機能とその評価方法

2.2 製剤化
2.2.1 製剤化の単位操作および汎用される製剤機械
2.2.2 単位操作の組み合わせによる代表的製剤の作成
2.2.3 容器と包装

2.3 製剤試験法
2.3.1 製剤均一性試験法
2.3.2 製剤の粒度の試験法
2.3.3 崩壊試験法
2.3.4 溶出試験法
2.3.5 無菌試験法
2.3.6 エンドトキシン試験法
2.3.7 発熱性物質試験法
2.3.8 注射剤の採取容量試験法
2.3.9 注射剤の不溶性異物検査法
2.3.10 注射剤の不溶性微粒子試験法
2.3.11 点眼剤の不溶性微粒子試験法
2.3.12 注射剤用ガラス容器試験法
2.3.13 プラスチック製医薬品容器試験法
2.3.14 輸液用ゴム栓試験法
2.3.15 眼軟膏剤の金属性異物試験法

3. 薬物送達システム(DDS)
3.1 DDS の必要性
3.1.1 医療の目的と課題
3.1.2 難治性疾患とアンメット・メディカルニーズ
3.1.3 新しい創薬のかたち
3.1.4 薬物治療の課題
3.1.5 DDS の概念と有用性
3.1.6 DDS 技術の概説

3.2 放出制御型製剤
3.2.1 放出制御型製剤と徐放性製剤
3.2.2 徐放性製剤設計の手法
3.2.3 放出制御型製剤の基剤

3.3 粘膜・経皮投与製剤
3.3.1 代表的な粘膜投与製剤
3.3.2 経皮投与システム
3.3.3 吸収促進

3.4 ターゲティング
3.4.1 ドラッグ・キャリアー
3.4.2 遺伝子製剤
3.4.3 細胞治療製剤

3.5 医薬品の修飾
3.5.1 プロドラッグ
3.5.2 代表的な生体膜透過促進法
3.5.3 DDS としての吸収促進

3.6 その他のDDS
3.6.1 利便性製剤としての速崩壊型錠剤
3.6.2 キット製剤
3.6.3 在宅医療関連の装置について
3.6.4 テーラーメイド医療用製剤

付録
演習問題解答
索引

執筆者紹介

【編著者】
寺田勝英
【執筆者執筆順】
寺田勝英,内田享弘,金澤秀子,竹内洋文,長田俊治,戸塚裕一,岡田弘晃,岡田祥恵

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