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食品とからだ ―免疫・アレルギーのしくみ―
上野川 修一(編)
内容紹介
アレルギーが急増し関心も高い食品と免疫・アレルギーのメカニズム,さらには免疫機能を高める食品などについて第一線研究者55名が基礎から最先端までを解説。〔内容〕免疫/腸管免疫/食品アレルギー/食品による免疫・アレルギーの制御
編集部から
目次
1.免疫
1.0 はじめに
自己免疫寛容/サイトカイン/キラーT細胞とパーフォリン
1.1 免疫系の構成
1.2 抗原
1.3 免疫系の発生
1.4 免疫細胞の分化
1.5 抗原提示細胞
1.6 T細胞
1.7 B細胞―B1,B2
1.8 抗体
1.9 主要組織適合遺伝子複合体
1.10 サイトカインとケモカイン
1.11 細胞内情報伝達
1.12 免疫遺伝子―抗体,TCR
1.13 自己免疫疾患とアレルギー
1.14 自己免疫の老化
1.15 免疫応答制御物質
2.腸管免疫
2.0 はじめに
腸管上皮T前駆細胞のクリプトパッチでの発達分化
/消化管における免疫病/腸管免疫システムの特性
2.1 腸管免疫系の構造と機能
2.2 腸管免疫細胞の特性
2.3 食品抗原と腸管免疫系の相互作用
2.4 抗原の腸管透過
2.5 腸管免疫細胞のホーミング
2.6 腸管免疫系における抗体産生
2.7 腸内細菌と腸管免疫系の形成
3.食品アレルギー
3.0 はじめに
食品アレルギーの診断/食品アレルギーの治療/
アトピー性皮膚炎と食品アレルギー
3.1 食品アレルゲン
3.2 食品アレルゲンの構造
3.3 食品アレルギーにおける免疫反応
3.4 アレルギー遺伝子
3.5 アレルギーモデル動物
3.6 アレルギーと環境物質
4.食品による免疫・アレルギーの制御
4.0 はじめに
自己と非自己の免疫調節/経口免疫寛容によって
誘導されたアクティブサプレッション/これからの免疫研究
4.1 経口免疫寛容
4.2 腸内細菌と免疫
4.3 プレバイオティクスとアレルギー
4.4 プロバイオティクスとアレルギー
4.5 ペプチドによるアレルギーの抑制
4.6 ヌクレオチドによるアレルギーの抑制
4.7 食品による免疫修飾(1)―海藻
4.8 食品による免疫修飾(2)―免疫ミルク
4.9 食品による免疫修飾(3)―酵母細胞壁
4.10 食品による免疫修飾(4)―多糖類その他
4.11 低アレルゲン性食品
5.おわりに
6.主要略語一覧
7.索引
執筆者紹介
【編集者】上野川修一
【執筆者(執筆順)】上野川修一,飴谷章夫,榎本 淳,桜井稔夫,久恒辰博,八村敏志,戸塚 護,伊勢 渉,薬袋裕二,香山雅子,天野麻穂,高橋宜聖,服部 誠,長畦慎一,本田亜希,西島謙一,足立はるよ,山田 潔,片倉喜範,藤根清考,橋口昌章,細野 朗,種田貴徳,後藤真生,好田 正,橋本 啓,下田美智子,今岡明美,渡邊裕子,植田祥啓,浅井和美,平原一樹,松本貴之,高橋 毅,名倉泰三,志田 寛,細井知弘,戸田雅子,永渕真也,吉澤康子,小林敏也,若林英行,日比壮信,橘内克弘