動物発生工学

岩倉 洋一郎佐藤 英明舘 鄰東條 英昭(編)

岩倉 洋一郎佐藤 英明舘 鄰東條 英昭(編)

定価 5,940 円(本体 5,400 円+税)

A5判/280ページ
刊行日:2002年09月20日
ISBN:978-4-254-45020-0 C3061

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内容紹介

最新の知見に基づいて執筆された,動物バイオテクノロジー/発生工学の初めての本格的テキスト。〔内容〕発生工学の歴史/胚発生の基礎/生殖細胞の操作/遺伝子操作/発生工学の応用/家禽の遺伝子操作/魚類の遺伝子操作/生命倫理/他

編集部から

目次

1. 発生工学の歴史
 1.1 はじめに
 1.2 アリストテレスからレーウェンフックまで
 1.3 生殖・遺伝・発生現象の理解に向けた実験的アプローチの誕生
 1.4 遺伝子研究の幕開け
 1.5 哺乳類における生殖・発生生物学の進歩と体外受精児の誕生
 1.6 発生工学の誕生
 1.7 おわりに
2. 胚発生の基礎
 2.1 生殖細胞の形成
 2.2 受精と発生
 2.3 発生のプログラム
 2.4 ゲノミックインプリンティング
 2.5 ES細胞(胚性幹細胞)
3. 生殖細胞の操作
 3.1 生殖細胞の分離と培養
 3.2 卵子の体外成熟
 3.3 体外受精と胚の体外培養
 3.4 胚の操作
 3.5 生殖細胞および胚の保存
 3.6 性判別と遺伝子診断
 3.7 胚の移植
4. 遺伝子操作
 4.1 遺伝子導入
 4.2 遺伝子改変動物
5. 発生工学の応用
 5.1 農学分野への応用
 5.2 医学分野への応用
6. 家禽の遺伝子操作
 6.1 生殖系列の成立と配偶子の形成
 6.2 性の決定と性分化
 6.3 胚の体外培養
 6.4 生殖系列キメラの作出
 6.5 遺伝子導入
 6.6 生殖細胞の保存
7. 魚類の遺伝子操作
 7.1 はじめに
 7.2 遺伝子導入魚作製技法
 7.3 外来遺伝子の魚体内での挙動と発現
 7.4 魚類を用いた遺伝子ターゲティングの試み
 7.5 遺伝子導入技法の水産養殖への応用例
 7.6 将来展望
8. バイオテクノロジーと倫理
 8.1 道徳と倫理
 8.2 道徳的,倫理的見解の評価について
 8.3 職業的倫理と一般社会の道徳観
 8.4 科学の進歩と科学者の倫理
 8.5 専門家集団としての科学者の責任
 8.6 科学教育と科学者の教育
9. 索  引

執筆者紹介

【編集者】岩倉洋一郎,佐藤英明,館 鄰,東條英昭
【執筆者(執筆順)】館 鄰,佐藤英明,内藤邦彦,東條英昭,長嶋比呂志,藤森俊彦,河野友宏,松居靖久,持田慶司,鈴木 治,塩谷康生,小倉淳郎,横山峯介,須藤鎮世,井上貴美子,竹内 隆,岩倉洋一郎,内藤 充,吉崎悟朗

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