BOOK SEARCH
改訂版 動物行動図説 ―産業動物・伴侶動物・展示動物・実験動物―
動物の行動と管理学会(編)
ネット書店で購入する amazon e-hon 紀伊國屋書店 honto Honya Club Rakutenブックス くまざわ書店
書店の店頭在庫を確認する 紀伊國屋書店
内容紹介
家畜・伴侶動物・実験動物・展示動物など,様々な動物の行動を動機・状況などに沿って分類し,600枚以上の写真と解説文で紹介した行動目録の改訂版.〔内容〕ウシ/ウマ/ブタ/ヤギ・ヒツジ/ニワトリ/イヌ/ネコ/チンパンジー/ニホンザル/マウス・ラット/クマ/ゾウ/キリン/イルカ/アザラシ/他
編集部から
目次
1. 動物行動学と応用動物行動学
1.1 動物行動学とは何か
1.1.1 動物行動学の歴史
1.1.2 ティンバーゲンの4 つの問い
1.2 生態学の動物行動学
1.2.1 自然選択
1.2.2 最適戦略
1.2.3 進化的に安定な戦略
1.3 動物の行動
1.3.1 行動の出現機構
1.3.2 葛藤行動や常同行動の発現機構
1.3.3 ストレス反応の出現機構とその影響
1.4 動物の感覚
1.4.1 視覚
1.4.2 聴覚
1.4.3 嗅覚
1.4.4 味覚
1.5 学習ならびに行動発達
1.5.1 初期環境
1.5.2 学習
1.6 応用動物行動学とは何か
1.6.1 飼育動物の行動学
1.6.2 行動の利用
1.6.3 アニマルウェルフェア(動物福祉)とは?
1.6.4 行動学によるアニマルウェルフェアの評価
1.7 産業動物の特殊性
1.8 伴侶動物の特殊性
1.9 展示動物の特殊性
1.10 実験動物の特殊性
1.10.1 マウス・ラット
1.10.2 霊長類
2. 行動レパートリー
2.1 個体維持行動
2.1.1 摂取行動
2.1.2 休息行動
2.1.3 排泄行動
2.1.4 護身行動
2.1.5 グルーミング(身繕い行動)
2.1.6 探査行動
2.1.7 個体遊戯行動
2.2 社会行動
2.2.1 社会空間行動
2.2.2 社会的探査行動
2.2.3 敵対行動
2.2.4 親和行動
2.2.5 社会的遊戯行動
2.2.6 生殖行動
2.3 葛藤行動と異常行動
2.3.1 転位行動
2.3.2 転嫁行動
2.3.3 真空行動(vacuum activity)
2.3.4 常同行動
2.3.5 変則行動
2.3.6 異常反応
2.3.7 異常生殖行動
3. 各動物種の行動の紹介
3.1 ウシとその他の大型反芻動物
3.1.1 個体維持行動
3.1.2 社会行動
3.1.3 葛藤行動と異常行動
3.2 ウマ
3.2.1 個体維持行動
3.2.2 社会行動
3.2.3 葛藤行動と異常行動
3.3 ブタとイノシシ
3.3.1 個体維持行動
3.3.2 社会行動
3.3.3 葛藤行動・異常行動
3.4 ヤギ・ヒツジとその他の中・小型反芻動物
3.4.1 個体維持行動
3.4.2 社会行動
3.4.3 葛藤行動と異常行動
3.5 ニワトリ
3.5.1 個体維持行動
3.5.2 社会行動
3.5.3 葛藤行動と異常行動
3.6 イヌ
3.6.1 個体維持行動
3.6.2 社会行動
3.6.3 葛藤行動と異常行動
3.7 ネコとその他のネコ科動物
3.7.1 個体維持行動
3.7.2 社会行動
3.7.3 葛藤行動と異常行動
3.8 霊長類
3.8.1 チンパンジー(Pan troglodytes)
3.8.2 ニホンザル(Macaca fuscata)
3.8.3 コモンマーモセット(Callithrix jacchus)
3.8.4 スローロリス(Nycticebus spp.Xanthonycticebus spp.)
3.9 実験動物(マウス,ラット)
3.9.1 個体維持行動
3.9.2 社会行動
3.9.3 葛藤行動と異常行動
3.9.4 実験をする上で配慮すべきこと
3.10 その他の飼育動物
3.10.1 クマ
3.10.2 ゾウ
3.10.3 キリン
3.10.4 イルカ
3.10.5 アザラシ(主に北半球太平洋側で見られる種)
3.10.6 エミュー
3.10.7 ペンギン
4. 行動調査の方法
4.1 行動の記載方法
4.1.1 行動の表現用語
4.1.2 行動記載法
4.1.3 調査法のデザイン
4.1.4 計測の単位
4.2 データの収集と記録
4.2.1 データ収集法
4.2.2 データ記録法
4.2.3 行動の評価例
4.2.4 収集したデータの誤差
4.3 データのまとめ方と参考文献
4.3.1 データの整理
4.3.2 パラメトリック法とノンパラメトリック法
4.3.3 データのまとめ方の参考文献
付表
索引
執筆者紹介
青山真人*(宇都宮大学農学部)
天野真理子(株式会社ケー・エー・シー)
伊谷原一(京都大学野生動物研究センター)
伊藤秀一*(東海大学農学部)
大久保倫子(東京農業大学生物産業学部)
小倉匡俊*(北里大学獣医学部)
加隈良枝*(帝京科学大学生命環境学部)
河合正人*(北海道大学北方生物圏フィールド科学センター)
楠瀬 良(社団法人日本装蹄師会)
小針大助*(茨城大学農学部)
小山公成(株式会社ケー・エー・シー)
近藤誠司(前北海道大学農学部)
今野晃嗣(帝京科学大学生命環境学部)
齋藤美保(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)
酒井麻衣(近畿大学農学部)
佐々木宣哉* (北里大学獣医学部)
佐藤衆介(東北大学名誉教授)
新村 毅*(東京農工大学農学部)
瀬尾哲也(帯広畜産大学畜産学部)
武内ゆかり(東京大学大学院農学生命科学研究科)
田中智夫(前麻布大学獣医学部)
竹田謙一*(信州大学学術研究院(農学系))
出口善隆(岩手大学農学部)
二宮 茂(岐阜大学応用生物科学部)
橋本直子(京都大学ヒト行動進化研究センター)
伴 和幸*(豊橋総合動植物公園)
深澤 充*(東北大学大学院農学研究科)
福澤めぐみ*(日本大学生物資源科学部)
三谷曜子(京都大学野生動物研究センター)
森 裕司(元東京大学)
安井早紀(京都市動物園)
安江 健(茨城大学農学部)
山梨裕美*(京都市動物園)
矢用健一(農業・食品産業技術総合研究機構畜産研究部門)
(五十音順)
*は編集委員.( )内の所属は刊行当時のものです