スポーツと栄養と食品

伏木 亨柴田 克己横越 英彦中野 長久(著)

伏木 亨柴田 克己横越 英彦中野 長久(著)

定価 3,520 円(本体 3,200 円+税)

A5判/160ページ
刊行日:1996年10月05日
ISBN:978-4-254-69029-3 C3075

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内容紹介

〔内容〕勝つための栄養素・食物/運動とビタミン,ミネラル/運動とタンパク・アミノ酸代謝/何が持久力に影響を与えるか/運動と基礎代謝・脂肪代謝・ダイエット/筋肉増強と運動・食事/運動と糖吸収/運動不足の栄養生理学/酸素と運動

編集部から

目次

1. 勝つための栄養素・食物ならびにその摂取方法―持久運動能力に影響を与える食品―
 1.1 糖質を含む食品
 1.2 脂  肪
 1.3 タンパク質,アミノ酸
 1.4 その他の栄養素と運動能力:正確な栄養学の知識によってはじめて運動能力を完全に発揮できる
 1.5 水  分
 1.6 漢方薬と運動
 1.7 筋肉増強と食品:タンパク質,アミノ酸
2. 運動とビタミン
 2.1 ビタミン欠乏食は運動能力に影響を及ぼす
 2.2 運動のためのエネルギーの生産に関係するビタミン
 2.3 運動種目とエネルギー代謝経路との関係
 2.4 発汗によるビタミンの損失
 2.5 疲労物質を取り去るビタミン
 2.6 神経疲労を回復させるビタミン
 2.7 ビタミン所要量の策定方法
 2.8 運動時のビタミン必要量
 2.9 運動選手の適正なビタミン摂取量
3. 運動とミネラル
 3.1 はじめに
 3.2 運動中の発汗とミネラル損失
 3.3 骨とカルシウム
 3.4 エネルギー代謝とマグネシウム
 3.5 運動能力の維持と鉄
 3.6 酸化ストレスと微量元素
 3.7 運動とミネラル摂取
4. 運動とタンパク質・アミノ酸代謝
 4.1 運動とアミノ酸代謝
 4.2 分岐鎖アミノ酸代謝と運動
 4.3 グルコース-アラニンサイクル
 4.4 中枢性疲労とアミノ酸
 4.5 運動と筋タンパク質の分解と合成
 4.6 アスリートのタンパク質所要量
5. 何が持久力に影響を与えるのか
 5.1 持久力の分類
 5.2 運動時のエネルギーはどのようにして供給されるか
 5.3 持久的運動時のエネルギー源は:呼吸交換比による推定
 5.4 持久的運動能力に重要な最大酸素摂取量
 5.5 スポーツ心臓とは:毎分心拍出量(Q)
 5.6 スポーツ選手では総ヘモグロビン量が一般人より高い:動脈血酸素含量(CaO2)
 5.7 マラソン選手と短距離選手の筋肉の違い:骨格筋線維の分類
 5.8 持久力には筋肉のグリコーゲン含量が重要
6. 運動と基礎代謝・脂肪代謝・ダイエット
 6.1 体が消費するエネルギー:基礎代謝の重要性
 6.2 脂肪はなぜ体につきやすいのか
 6.3 減量が必要な肥満とは:内臓脂肪は皮下脂肪より危険
 6.4 やせるための運動と食事制限:太った人がやせるためには
 6.5 ダイエットと運動の決定的な違い
7. 筋肉の増強と運動・食事
 7.1 はじにめ:筋肉増強の意義
 7.2 筋肉の増強に関わる因子:何が筋肉を強くするのか
 7.3 運動するとなぜ筋肉が大きくなるのか
 7.4 筋肥大と食事
8. 運動と糖吸収
 8.1 はじめに
 8.2 運動と糖吸収:グルコース取り込み
 8.3 グルコース輸送担体の生化学・生理学
 8.4 耐糖能とグルコース輸送担体に対する運動の効果
9. 運動不足の栄養生理学
 9.1 運動と運動不足:運動不足は無重力での生活と似ている
 9.2 運動不足・運動抑制の実験系と宇宙での無重力のモデル
 9.3 運動不足と重力との関係
 9.4 運動不足に対する栄養対策
 9.5 無重力環境に対する栄養対策
10. 酸素と運動
 10.1 酸素は運動における栄養素である
 10.2 運動と酸化:酸素は両刃の剣
 10.3 活性酸素毒性に対する生体防御と運動
 10.4 低酸素下での運動の生理
 10.5 まとめ
11. おわりに
12. 文 献
13. 索 引

執筆者紹介

【執筆者】井上和生,河田照雄,下村吉治,柴田克己,中野長久,中谷 昭,伏木 亨,横越英彦,吉田宗弘

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