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地震のはなし
茂木 清夫(著)
内容紹介
地震予知連会長としての豊富な体験から最新の地震までを明快に解説。〔内容〕三宅島の噴火と巨大群発地震/西日本の大地震の続発(兵庫,鳥取,芸予)/地震予知の可能性/東海地震問題/首都圏の地震/世界の地震(トルコ,台湾,インド)
編集部から
目次
1. 三宅島の噴火と巨大群発地震
1.1 地震帯と火山帯
1.2 今回の三宅島噴火活動の特異性
l.3 三宅島噴火と巨大群発地震発生のしくみ
その背景/活動の始まりと経過/今回の活動のしくみを説明するモデル
1.4 マグマ溜りは存在するか
桜島/ハワイのキラウェア火山
2. 西日本における最近の大地震の続発―兵庫県南部地震と鳥取県西部地震と芸予地震―
2.1 大地震は地下のせん断破壊で起こる
2.2 西日本の大地震の長期予測
2.3 1995年兵庫県南部地震(M7.3)
阪神・淡路大震災/本震と余震/本震前の変化
2.4 2000年鳥取県西部地震(M7.3)
2.5 2001年芸予地震(M6.7)
3. 地震予知の可能性はあるか
3.1 地震予知の原理
3.2 1978年伊豆大島近海地震(M7.0)の場合
3.3 1980年伊豆半島東方沖地震(M6.7)の場合
4. 東海地震予知問題
4.1 東海地震説の発端
4.2 東海地震の予知の可能性―場所と時期
4.3 予知情報の出し方と対応策の問題点
4.4 現在の活動状況
5. 首都圏の地震
5.1 関東の地震活動
5.2 関東大地震
6. 世界の地震
6.1 グローバルな地震活動
6.2 トルコの1999年コジャエリ地震(M7.8)
6.3 台湾の1999年集集地震(M7.7)
6.4 2001年インド西部地震(M8.0)
要注意地域で起こった地震/インド半島の地震活動/インド西部地震の前駆的変化
7. あとがき
8. 索 引