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内容紹介
阪神淡路・新潟中越などを経て都市直下型地震は国民的関心事でもある。本書はそれらへの対策・対応を専門家が数式を一切使わず正確に伝える。〔内容〕地震が来る/どんな建物が地震に対して安全か/街と暮らしを守るために/防災の最前線。
編集部から
目次
1編 地震が来る
A 地震は必ず起こる
01 地震はなぜ起こる?
02 活断層とは?
03 火山噴火と地震の関係は?
04 地震の予測はできるのか?
05 次の地震はどこに?
B 地面が揺れる
06 揺れの発生と広がり
07 揺れと被害の関係は?
08 どこがよく揺れる?
09 地面が溶ける
10 斜面が崩壊する
11 震災の帯はなぜできた?
12 津波とは
13 津波の特徴
14 揺れはなくとも津波は起こる
2編 どんな建物が地震に対して安全か
C 建物の安全を考える
15 建物は神戸でどう倒れたか
16 ピロティ形式の建物は危ない
17 地下室は安全か
D あなたの家は大丈夫か
18 建物は基礎がいのち
19 瓦の家は大丈夫?
20 安全性のチェック ―建物の耐震診断
21 耐震補強のABC
22 家具から身を守る
E あなたの家が壊れたら
23 余震の恐怖
24 被害を受けたら
25 傾いた家は直せるか?
26 応急危険度判定
F 命を守るために何をすべきか
27 兵庫県南部地震で亡くなった方々の特徴
28 パニックは起きるのか
29 安否の確認
G 地震火災はおそろしい
30 地震火災から街を守る
31 燃えない街をつくるには
3編 街と暮らしを守るために
H ライフラインを維持する
32 地震に弱いライフライン
33 電力はいつ復旧するか
34 電話が使えない
35 命を守る水
36 復旧が困難な都市ガス
37 トイレの確保とガレキ処理が大きな課題
38 災害時,どのようにして都市機能は維持されるのか
39 情報をどう伝えるか?
40 直後の生活はどうなるか
41 兵庫県南部地震の直後の避難所生活
42 避難生活者たちを襲ったさまざまな問題
43 仮設住宅について
I 復興に向けて
44 誰が復興の主役か
45 住宅再建
46 街の復興計画は誰がどのようにつくるのか
47 地震保険
4編 防災の最前線
J 安全な町を造る
48 高層ビルは大丈夫か
49 ハイテク耐震補強 ―免震
50 高架橋や橋梁はなぜ神戸でたくさん壊れたか?
51 どのように再建・補強されたのか?
52 道路の渋滞はなぜ起こったか,どうすれば防げたか
53 かけがえのない文化財をどうやって守るか
K 被害把握のためのテクノロジー開発
54 地震被害想定とは
55 密になった震度情報とその利用
56 被害情報を集めるには
57 国の防災体制はどうなっているか
58 今後の危機管理体制のあり方 ―特に防災マニュアルについて
付 表
索 引
執筆者紹介
【編集者】
岡田恒男、土岐憲三
【執筆者】
澤田純男、岩田知孝、越村俊一、中島正愛、中埜良昭、石山祐二、目黒公郎、林 春男、鏡味洋史、山崎文雄、高田至郎、牧 紀男、秦 康範、家村浩和、庄司 学、佐藤忠信(執筆順)