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内容紹介
数学好きの高校生以上に贈る,どの章から読んでもOKの万華鏡の書。〔内容〕開とくりゃ閉―位相空間入門―(玉野研一)/伸びたり縮んだり―ホモトピー理論―(深石博夫)/曲面で踊るグラフたち―位相幾何学的グラフ理論―(根上生也)
編集部から
目次
1. 開とくりゃ閉―位相空間入門―
1.1 はじめに
1.2 みんな集まれ!―集合とは
1.3 薄口? それとも辛口―濃度とは
1.4 1日1歩,∞日で何歩?―順序数とは
1.5 なんという抽象性!―位相空間の定義
1.6 位相の親子―部分空間
1.7 空間のかけ算?―積空間
1.8 抽象の国での定義―関数の連続性
1.9 お別れした方がいいなんて―分離公理
1.10 傘が足りる?―コンパクト型,リンデレーフ空間
1.11 積は気まぐれ―積空間で保たれる性質,保たれない性質
2. 伸びたり縮んだり―ホモトピー理論―
2.1 かたつむりの幾何―ホモトピーとは
2.2 ループは1点に縮まるか―ホモトピーのものさし=図形の基本群
2.3 へそは大切である―基点の役割
2.4 円周にひもを巻きつける―円周の基本群
2.5 図形にシートをかぶせる―被覆空間
2.6 曲面を識別する―閉曲面の基本群
3. 曲面で踊るグラフたち―位相幾何学的グラフ理論―
3.1 スレンダーな踊り子―グラフ理論とは
3.2 舞台の上へ―グラフの埋め込み
3.3 パートナーの登場―双体グラフ
3.4 新たな仲間たち―頂点領域グラフと中点グラフ
3.5 総出演のフィナーレ―G*, R(G), M(G)の合成
4. 索 引