ベーシック化学シリーズ 1 入門 無機化学

森 正保(著)

森 正保(著)

定価 3,190 円(本体 2,900 円+税)

A5判/168ページ
刊行日:2001年09月10日
ISBN:978-4-254-14621-9 C3343

ネット書店で購入する amazon e-hon 紀伊國屋書店 honto Honya Club Rakutenブックス くまざわ書店

書店の店頭在庫を確認する 紀伊國屋書店

内容紹介

高校化学を大学の目で見直しながら,一見無関係で羅列的に見える無機化学のさまざまな現象の根底に横たわる法則を理解させる。やさしい例題と多数の演習問題,かこみ記事,各章の要約など,工夫をこらして初学者の理解を深める

編集部から

目次

1. 原子と分子
 1.1 化学と錬金術
 1.2 原子・分子説
 1.3 元素と単体,化合物と混合物の関係
2. 化学の量的関係
 2.1 原子の構造,原子量,分子量と化学計算
 2.2 モルと物質量
 2.3 気体の体積の計算
3. 酸化と還元
 3.1 物質と電気,イオンの生成
 3.2 酸化・還元と電子
 3.3 活性金属の性質と製造
4. 酸と塩基,中和滴定
 4.1 酸・塩基の濃度
 4.2 中和滴定
 4.3 オキソ酸,水酸化物,「水素酸」およびハロゲン
5. 酸・塩基と陽子の授受
 5.1 酸の電離平衡
 5.2 水の電離とpH
 5.3 ブレンステッドの酸・塩基の共役関係
6. 元素の周期律と陰性,陽性
 6.1 元素の周期律と原子の殻構造
 6.2 遮蔽効果と元素の陰陽
 6.3 斜めの類似と遷移元素の出現
7. 周期の真中の14族
 7.1 14族元素の単体
 7.2 炭素とケイ素の酸素化合物,ハロゲン化物の比較
 7.3 ケイ酸塩とセラミックス
8. 酸と塩基,電子対の過不足
 8.1 電子対の過不足と13族,15族
 8.2 アルミニウム,ミョウバンとアルミナ
 8.3 13族元素と特異な共有結合
9. 元素,イオン間の相性と周期表
 9.1 陽イオンの定性分析と元素の相性
 9.2 15,16族元素の概観
 9.3 希ガスの化合物と17族フッ素の特異性
10. 配位化合物
 10.1 ウェルナーの配位説
 10.2 ルイス酸としての単純陽イオンと錯形成
 10.3 キレート滴定法と機器分析
11. 無機化合物の化学式と名称
 11.1 簡単な無機化合物の化学式と名称
 11.2 金属錯体の化学式と名称
 11.3 窒素酸化物の化学
12. X線と結晶内の原子配置
 12.1 X線の発生と結晶による回折
 12.2 結晶内の原子の配置
 12.3 不定比化合物と結晶格子の乱れ
13. 物理学の理論と原子の電子構造
 13.1 水素とアルカリ金属の原子スペクトル
 13.2 雷様より電子雲へ―導入モデルの修正
 13.3 アルカリスペクトルの二重線と電子スピン
14. 12族周辺の重金属と電池
 14.1 12族周辺の重金属の挙動
 14.2 電池の起電力と電極電位
 14.3 酸化還元反応と電子
15. 遷移元素の出現と特徴
 15.1 遷移元素の特徴と化学的挙動
 15.2 遷移元素化合物の色
 15.3 遷移元素化合物の磁性
16. 章末問題の略解
17. 索  引

執筆者紹介

関連情報

ジャンル一覧

ジャンル一覧

  • Facebook
  • Twitter
  • 「愛読者の声」 ご投稿はこちら 「愛読者の声」 ご投稿はこちら
  • EBSCO eBooks
  • eBook Library