図説神経科学 2 神経薬理学入門

工藤 佳久(著)

工藤 佳久(著)

定価 3,850 円(本体 3,500 円+税)

B5判/160ページ
刊行日:2003年10月20日
ISBN:978-4-254-17596-7 C3345

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内容紹介

神経薬理学について平易に解説した教科書。〔内容〕薬物作用の発見/中枢興奮薬/全身麻酔薬/局所麻酔薬/解熱性鎮痛薬/麻薬性鎮痛薬/睡眠薬/アルコール類/抗不安薬/精神機能に作用する薬物/抗精神病薬/抗うつ薬/抗痴呆薬/他

編集部から

目次

1. 神経系における薬物作用の発現
 1-1 神経系における薬物作用
 1-2 神経系への薬物の到達
 1-3 血液脳関門の性質と実体
 1-4 臨床的薬物投与方法
 1-5 薬物の作用部位
 1-6 用量-反応曲線
2. 中枢興奮薬
 (Central Nervous System Stimulants)
 2-1 覚醒薬
 2-2 キサンチン誘導体
 2-3 抑制性神経伝達物質拮抗薬
3. 全身麻酔薬(General Anesthetics)
 3-1 全身麻酔薬の始まり
 3-2 現在の全身麻酔薬
 3-3 全身麻酔の生体における動態
 3-4 麻酔の徴候と経過
 3-5 吸入麻酔薬各論
 3-6 静注麻酔薬各論
 3-7 基礎麻酔薬と麻酔前処置
 3-8 麻酔薬の作用機序
4. 局所麻酔(Local Anesthetics)
 4-1 局所麻酔薬の歴史
 4-2 痛みの伝導路
 4-3 局所麻酔薬の作用機構
 4-4 局所麻酔の方法
 4-5 局所麻酔薬の種類
 4-6 局所麻酔薬の作用の特徴
5. 解熱性鎮痛薬
 (Antipyretic Analgesices)
 5-1 解熱性鎮痛薬の歴史
 5-2 サリチル酸誘導体
 5-3 ピラゾロン誘導体
 5-4 ピラゾリジン誘導体
 5-5 パラアミノフェノール誘導体
 5-6 インドメタシン
 5-7 メフェナム酸とプロピオン酸誘導体
6. 麻薬性鎮痛薬(Narcotic Analgesics)
 6-1 麻薬性鎮痛薬
 6-2 オピオイドペプチドの発見
 6-3 モルヒネの薬理
 6-4 モルヒネ耐性と禁断症状
 6-5 モルヒネの体内動態
 6-6 その他のモルヒネ関連化合物
 6-7 合成麻薬性鎮痛薬
 6-8 麻薬拮抗薬
7. 睡眠薬(Hypnotics)
 7-1 睡眠薬の歴史
 7-2 自然な睡眠と薬物による睡眠
 7-3 睡眠薬の問題点
 7-4 睡眠薬の分類
 7-5 睡眠薬各論
8. アルコール類(Alcohls)
 8-1 エチルアルコールの体内動態
 8-2 エチルアルコールの薬理学的作用
 8-3 アルコール中毒
 8-4 嫌酒薬
9. 抗不安薬(Anti-anxiety Drugs)
 9-1 抗不安薬の歴史
 9-2 神経症
 9-3 心身症
 9-4 神経症や心身症の動物実験
 9-5 神経症と心身症の治療
 9-6 ベンゾジアゼピンの作用機構
10. 精神機能に作用する薬物(Psychotropic Drugs)
 10-1 精神病治療薬の発見と発明
 10-2 向精神薬の分類
11. 抗精神病薬(Antipsy Chotic Drugs)
 11-1 フェノチアジン誘導体
 11-2 ブチロフェノン誘導体
 11-3 チオキサンテン誘導体
 11-4 ベンズアミド誘導体
12. 抗うつ薬(Anti-depressants)
 12-1 抗うつ薬の種類
 12-2 モノアミン取り込み抑制薬
 12-3 選択的再取り込み阻害薬
 12-4 MAO阻害薬
 12-5 その他の薬物
13. 抗痴呆薬(Drugs for Dementia)
 13-1 アルツハイマー型痴呆症
 13-2 脳血管性痴呆症
 13-3 痴呆症に対する治療薬
14. パーキンソン病治療薬(Drugs used in Parkinsonism)
 14-1 パーキンソン病の症状
 14-2 パーキンソン病の神経病理
 14-3 パーキンソン病発症原因
 14-4 遺伝性パーキンソン病
 14-5 パーキンソン病治療薬
15. 抗てんかん薬(Antiepileptic Drugs)
 15-1 てんかんの成因と発症率
 15-2 てんかんの分類
 15-3 てんかんの治療法
16. 骨格筋弛緩薬(Muscle Relaxants)
 16-1 中枢性筋弛緩薬
 16-2 末梢性筋弛緩薬
17. 自律神経系作用薬(Drugs acting on ANS)
 17-1 自律神経系
 17-2 コリン作動性薬物
 17-3 抗コリン効果薬
 17-4 アドレナリン作動薬
 17-5 抗アドレナリン作用薬
18. 神経生物学的研究に使われる神経毒
 (Neurotoxins)
 18-1 受容体に作用する物質
 18-2 イオンチャンネルに作用する薬物
 18-3 伝達物質除去機構に作用する薬物
 18-4 伝達物質遊離機構に作用する薬物
 18-5 イオンポンプに作川する薬物
参考文献
索 引

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