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図説生物学30講〈動物編〉 1 生命のしくみ30講
石原 勝敏(著)
内容紹介
生物のからだの仕組みに関する30の事項を,図を豊富に用いて解説。細胞レベルから組織・器官レベルの話題までをとりあげる。章末のTea Timeの欄で興味深いトピックスを紹介。〔内容〕酵素の発見/細胞の極性/上皮組織/生殖器官/他
編集部から
本書は生物学の基礎を解説したテキストです.
生物の基本単位である細胞,組織,器官などについて学ぶことができます.
すべての章末には,以下のようなコラムがあり,読み進めやすくなっています.
【章末コラムのタイトル】
生物にいつ生命が宿ったか
プラナリアの再生
微生物の発見:レーウェンフック
膀胱:尿の排出
ゾウリムシの繊毛運動
血液脳関門
酵素の発見
筋肉の痙攣
グルコースの一方的輸送
血液型
飲作用・食作用
皮膚の色や匂い
無核化と多核化
雌雄同体種の生殖
塩基配列のミス
嘔吐,下痢,便秘
ミトコンドリアのDNA
胆石
細胞の極性
一酸化炭素中毒
細胞分裂(分裂溝)の位置の決定
リンパ節
胚の細胞周期はなぜ短いか
排尿,排尿困難
細胞の移動
性はホルモンが決める
細胞の将来の運命は変えられるか
性周期(月経周期)とホルモン
からだの極性
動物の寿命
目次
第1講 生物と生命
第2講 生命の基本単位:細胞
第3講 細胞は生きている
第4講 細胞の物質成分:酵素・ビタミン・ミネラル
第5講 細胞膜と珊胞質の代謝系
第6講 細胞小器官のはたらき
第7講 遺伝情報の貯蔵庫:核
第8講 タンパク質合成:リボソームのはたらき
第9講 エネルギーの合成:ミトコンドリアの驚異
第10講 細胞を支え動かす細胞骨格
第11講 からだをつくり子孫を残す2つの細胞分裂
第12講 細胞分裂を制御する:細胞周期
第13講 細胞どうしのつながり:細胞間結合と細胞間連絡
第14講 細胞分化の方向
第15講 細胞の集団:組織
第16講 動物の種類と組織構成の違い
第17講 上皮組織:環境への適応
第18講 神経組織:体内情報伝達
第19講 筋組織:からだや器官を動かす筋肉
第20講 結合組織:形や機能を支える
第21講 組織は集まって器官をつくる
第22講 動物の種類と器官の相違
第23講 消化器官食物の分解と吸収
第24講 肝臓:同化と解毒
第25講 呼吸器官外呼吸・内呼吸・細胞呼吸
第26講 循環器官心臓血管系とリンパ系
第27講 排出器官:腎臓と膀胱
第28講 内分泌器官ホルモンと神経分泌
第29講 生殖器官:卵巣と精巣
第30講 からだを守る生命を維持する
索 引