現代機械工学シリーズ 4 弾性力学

阿部 武治(編)

阿部 武治(編)

定価 4,620 円(本体 4,200 円+税)

A5判/248ページ
刊行日:1991年05月20日
ISBN:978-4-254-23604-0 C3353

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内容紹介

大学の学部学生を対象に,弾性力学の基本的内容を図を多用してきわめて平易に解説。〔内容〕緒論/応力とひずみ/構成式/平面問題/エネルギ原理と一般定理/ねじり/軸対称問題と球対象問題/平板の曲げ/かく構造/熱応力/数値計算法

編集部から

目次

1. 緒 論
 1.1 弾性とは
 1.2 弾性力学の歴史
 1.3 連続体力学における弾性力学の位置づけ
 1.4 本書の構成
2. 応力とひずみ
 2.1 応力の定義
 2.2 応力成分
 2.3 主応力,最大せん断応力と応力成分の座標変換
 2.4 応力のつりあい方程式と境界条件
 2.5 円柱座標系による応力の表示
 2.6 偏差応力
 2.7 ひずみ成分
 2.8 主ひずみとひずみ成分の座標変換
 2.9 ひずみの適合条件
 2.10 円柱座標系によるひずみの表示
3. 構成式
 3.1 フックの法則
 3.2 弾性問題の解
 3.3 応力成分による適合条件式
 3.4 変位成分によるつりあい方程式
 3.5 種々の材料の構成式
4. 平面問題
 4.1 平面応力と平面ひずみ
 4.2 任意の点の応力とひずみ
 4.3 平面問題の基礎式
 4.4 応力関数
 4.5 極座標による平面問題の解析
 4.6 き裂先端近傍の応力場
5. エネルギ原理と一般定理
 5.1 ひずみエネルギ
 5.2 仮想仕事の原理
 5.3 最小ポテンシャルエネルギの原理
 5.4 補仮想仕事の原理
 5.5 最小コンプリメンタリエネルギの原理
 5.6 解の唯一性
 5.7 重ねあわせの原理
 5.8 相反定理
 5.9 サン・ブナンの原理
 5.10 エネルギ原理の応用
6. ねじり
 6.1 円形断面棒のねじり
 6.2 ねじりの応力関数
 6.3 楕円形断面棒のねじり
 6.4 長方形断面棒のねじり
 6.5 エネルギ法によるねじり問題の解
7. 軸対称問対と球対称問対
 7.1 軸対称問対と球対称問対の基礎式
 7.2 無限体中の1技に作用する力
 7.3 一様な内圧または外圧を受ける球状容器
 7.4 半無限体の境界面に作用する力
 7.5 接触する2個の球の圧力分布
8. 平板の曲げ
 8.1 直角座標系における板のつりあいの式
 8.2 板の曲げ応力と変形
 8.3 任意の方向の曲げモーメントとねじりモーメント
 8.4 一様な曲げを受ける長方形板
 8.5 長方形板の境界条件
 8.6 垂直な荷重が作用する長方形板
 8.7 極座標による曲げの方程式
 8.8 円板の軸対称曲げ
 8.9 エネルギ法
 8.10 4辺を単純支持した長方形板の座屈
9. かく構造
 9.1 内 力
 9.2 回転面かくの膜理論
 9.3 筒面かくの膜理論
 9.4 円筒かくの曲げ理論
10. 熱応力
 10.1 熱弾性の基礎式
 10.2 温度場
 10.3 熱弾性の微分方程式
 10.4 熱弾性の微分方程式の解法
 10.5 2次元熱応力問題
 10.6 円筒の熱応力
11. 数値計算法
 11.1 差分法
 11.2 有限要素法
 11.3 境界要素法
12. 付 録
 12.1 マトリックス演算とテンソル表示
 12.2 フーリエ解析
 12.3 複素関数
 12.4 ガウスの定理
 12.5 薄膜アナロジー
13. 参考書・文献
14. 演習問題の解答
15. 索 引

執筆者紹介

【編集者】阿部武治
【執筆者】阿部武治,清水茂俊,山田勝稔

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