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グローバル機械工学シリーズ 1 機械力学 ―機構・運動・力学―
三浦 宏文(編著)
内容紹介
新世紀の教科書を明確に意識して「学生時代に何を習ったか」でなく,「何を理解できたか」という趣旨で記述。本書は,機構学を含めた機械力学を展開。ベクトルから始めて自由度を経て非線形振動まで演習問題を多用して本当の要点を詳述。
編集部から
目次
1. ベクトル
1.1 スカラーとベクトル
1.2 ベクトルとその表現
1.3 ベクトルの計算
l.4 ベクトルの成分
1.5 ベクトルの積
2. 物体に働くカ
2.1 点に働く力
2.2 大ききのある物体に働くカ
3. つりあい
3.1 カのつりあい
3.2 モーメントのつりあい
4. さまざまな力
4.1 ピン結合と単純ローラ支持
4.2 分布した力
4.3 リンク機構のつりあい
5. 機構と自由度
5.1 対偶と自由度
5.2 平面運動機構の自由度
5.3 空間運動機構の自由度とロボット機構
5.4 適合条件
6. 剛体の速度解析
6.1 剛体内の2点の速度
6.2 速度三角形の相似則Ⅰ
7. 速度の瞬間中心とセントロード
7.1 速度の瞬間中心
7.2 瞬間中心との相対運動
7.3 速度三角形の相似則Ⅱ
7.4 セントロード
7.5 速度解析の多様性
8. リンク機構の速度解析
8.1 ケネディの共線定理
8.2 4節回転機構の速度解析
8.3 すべりがある機構の速度解析
9. リンク機構の加速度解析
9.1 剛体の加速度解析
9.2 4節回転機構の加速度解析
10. リンク機構の速度・加速度解析の例
11. 接触伝動と歯車機構
11.1 接触伝動の解析
11.2 歯車の歯形曲線
ll.3 インボリュート曲線
ll.4 巻掛伝動とインボリュート歯車
11.5 ピッチ円とモジュール
12. 歯車製作法および差動歯車の原理と応用
12.1 基準ラック
12.2 歯切り
12.3 歯切り機械
12.4 差動歯車の原理
13. 運動の法則
13.1 質点の力学
13.2 ダランベールの原理と慣性カ
13.3 運動量と力積および運動量保存則
14. 回転を伴う運動
14.1 固定軸まわりの剛体の回転と慣性モーメント
14.2 慣性モーメントに関する定理
14.3 回転におけるダランベールの原理と慣性偶カおよび慣性の中心
14.4 角運動量と角力積および角運動量保存則
14.5 剛体の平面運動
15. 往復機械の動力学
15.1 往復機械の慣性力
15.2 直列形往復機関のつりあい
16. 多列形機関のつりあいと動力伝達
16.1 多列形往復機関のつりあい
16.2 変速機による動力伝達
17. 回転機械のつりあい
17.1 慣性力とつりあわせ
17.2 つりあいの条件
17.3 ふれまわり危険速度
18. 回転機械のねじり危険速度
18.1 1自由度系のねじり振動
18.2 固有振動と危険速度
18.3 歯車伝動軸
19. 1自由度系の自由振動
19.1 調和振動
19.2 振動の要因
19.3 1自由度系の自由振動
20. 1自由度系の減衰振動
20.1 減衰自由振動
20.2 減衰自由振動の運動方程式
20.3 減衰自由振動の解
21. 1自由度系の強制振動
21.1 力による励振における定常振動
21.2 変位による励振における強制振動
21.3 過渡振動
22. 2自由度系の振動
22.1 2自由度系の運動方程式
22.2 粘性減衰のない2自由度系の自由振動
22.3 2自由度系の強制振動
23. 連続体の振動
23.1 弦の1自由度モデル
23.2 弦の2自由度モデル
23.3 弦の多自由度系モデル
23.4 無限自由度系の振動
23.5 棒の縦振動とねじり振動
24. 非線形振動
24.1 非線形な系
24.2 振り子の周期とガリレオの等時性
24.3 自励振動
24.4 位相平面による振動の表現
24.5 非線形系の強制振動
24.6 係数励振
25. 演習問題
26. 演習問題の解答
27. 索 引
執筆者紹介
【編者】三浦宏文
【執筆者】平岡弘之,三浦宏文,小林光男,鈴木曠二,高田 一,臼井清一,大石久己