先端材料のための新化学 4 材料有機化学

伊與田 正彦(編著)

伊與田 正彦(編著)

定価 4,620 円(本体 4,200 円+税)

A5判/244ページ
刊行日:2001年11月20日
ISBN:978-4-254-25564-5 C3358

ネット書店で購入する amazon e-hon 紀伊國屋書店 honto Honya Club Rakutenブックス くまざわ書店

書店の店頭在庫を確認する 紀伊國屋書店

内容紹介

分子間の弱い相互作用により形成される有機化合物について機能材料として用いる場合の基礎から実際までを解説。〔内容〕有機化合物の結合と性質/物性有機化学の基礎/機能性色素/液晶/EL素子/有機電導体/有機磁性/ナノマシーン/他

編集部から

目次

1. 有機化合物の結合と性質
 1.1 有機機能材料とは
 1.2 分子間力‐分子間相互作用の本質‐
 1.3 分子間相互作用一実際に観測される相互作用-
 1.4 有機化合物の基本的性質
2. 物性有機化学の基礎
 2.1 有機化合物の光化学挙動
 2.2 電荷移動相互作用
3. 機能性色素
 3.1 有機色素の歴史と基礎概念
 3.2 写真用色素
 3.3 記録用色素
 3.4 近赤外吸収色素
 3.5 非線形光学材料用色素
 3.6 クロミック色素
 3.7 二色性色素
 3.8 ルミネッセント(発光)色素
 3.9 医療用色素
 3.10 トピックス
4. 液 晶
 4.1 発見の経緯
 4.2 液晶の種類
 4.3 液晶相決定
 4.4 分子構造と液晶性
 4.5 液晶の合成
 4.6 液晶の応用
5. 有機工レクトロルミネッセンス素子用材料
 5.1 有機エレクトロルミネッセンス(EL)素子とは
 5.2 有機EL素子の構造
 5.3 有機EL素子の動作プロセス
 5.4 有機EL素子の発光効率,発光量子収率
 5.5 発光性物質のドーピング
 5.6 有機EL素子用材料に求められる一般的特性
 5.7 有機低分子ガラスーアモルファス分子材料-
 5.8 有機EL素子用低分子材料
 5.9 有楼EL素子用高分子材料
6. 有機電導体の開発
 6.1 電導性分子錯体の出現
 6.2 電子受容体の開発
 6.3 電子供与体の開発
 6.4 TTF-TCNQ分子錯体の高電導性
 6.5 電導性分子錯体の設計条件と作成
 6.6 TTF電子供与体の分子修飾
 6.7 有機超伝導体の誕生
 6.8 単一成分電導体
 6.9 分子エレクトロニクス
7. 有機磁性体
 7.1 磁性体とは
 7.2 電子スピン間相互作用
 7.3 磁性体の磁化測定
 7.4 有機ラジカル結晶や有機電荷移動錯体による強磁性体,
    フェリ磁性体,弱強磁性体
 7.5 次世代の有機磁性体
8. ナノマシーンと分子デバイス
 8.1 分子機械と分子デバイス
 8.2 ホストーゲスト化学
 8.3 超分子化学
 8.4 炭素材料
 8.5 巨大分子
 8.6 分子デバイス
9. 索 引

執筆者紹介

【編集者】伊与田正彦
【編集委員】逢坂哲彌,戸嶋直樹,黒田一幸
【執筆者】伊与田正彦,安蘇芳雄,中辻慎一,森 章,久保勘二,城田靖彦,大坪徹夫,杉本豊成,桑谷善之

関連情報

ジャンル一覧

ジャンル一覧

  • Facebook
  • Twitter
  • 「愛読者の声」 ご投稿はこちら 「愛読者の声」 ご投稿はこちら
  • EBSCO eBooks
  • eBook Library