朝倉建築工学講座 1 構造力学I

日置 興一郎(著)

日置 興一郎(著)

定価 4,290 円(本体 3,900 円+税)

A5判/268ページ
刊行日:1970年06月30日
ISBN:978-4-254-26801-0 C3352

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内容紹介

棒材の力学のうち,弾性微小変形を主体に解説。〔内容〕構造力学の基礎/軸力だけを受ける棒材/曲げを受ける棒材/棒材の応力分布・変形/不静定構造物/弾性構造物のエネルギー理論/剛性マトリックス法/たわみ角法/モーメント分配法

編集部から

目次

1. 構造力学の基礎
 1.1 現実の構造物とその理想化
 1.2 力
 1.3 平面図解力学
 1.4 外力
 1.5 内力
 1.6 構造物の安定・不安定と静定・不静定
2. 軸力だけを受ける棒材
 2.1 単一直線材
 2.2 平面静定トラス
 2.3 ロープ
 2.4 立体トラス
3. 曲げを受ける棒材
 3.1 平面内の直線ばり
 3.2 平面内の軸力と曲げを受ける直線材
 3.3 平面内の曲線材
 3.4 立体静定ラーメン
4. 棒材の応力分布
 4.1 棒材の断面力
 4.2 棒材に対する仮定
 4.3 材料の応力とひずみの関係
 4.4 軸方向応力度 その1:一様な軸ひずみを受けている材
 4.5 軸方向応力度 その2:断面が対称軸をもつ部材の対称面内の変形
 4.6 軸方向応力度 その3:一般の場合
 4.7 はりのせん断応力分布
 4.8 非弾性ばりの応力分布
 4.9 ねじりモーメントによる応力
 4.10 組合せ応力
5. 棒材の変形
 5.1 軸力による直線材の伸び
 5.2 トラスの変形
 5.3 直線ばりのたわみ
 5.4 曲線ばりの変形
6. 不静定構造物
 6.1 不静定構造物とその不静定次数
 6.2 静定構造物に分解して解く方法
 6.3 不静定基本系を使う変位法
 6.4 微分方程式を解き積分定数を定める方法
7. 弾性構造物のエネルギー理論
 7.1 序
 7.2 仮想仕事の原理
 7.3 相反作用の定理
 7.4 仮想仕事の原理による弾性構造物の変形算定
 7.5 弾性変形の仕事
 7.6 Castiglianoの定理
 7.7 最小仕事の原理
 7.8 変形の上下界
 7.9 はりのせん断変形
 7.10 接合部・支持部の変形
 7.11 高次不静定構造
8. 剛性マトリックス法
 8.1 序
 8.1 トラス
 8.3 ラーメン
 8.4 多くの接続面(点)をもつ構造要素
 8.5 方程式の樹立
 8.6 平面内直線材の剛性マトリックス
 8.7 方程式の分離とその物理的・工学的意味
9. たわみ角法
 9.1 序
 9.1 弾性条件式
 9.3 中間荷重
 9.4 運動学的条件
 9.5 つりあい条件,方程式の樹立
 9.6 例題
 9.7 多元連立一次方程式の数値計算
10. モーメント分配法
 10.1 序
 10.2 節点の移動しない場合
 10.3 部材角を生じる場合
 10.4 水平力を受ける長方形ラーメンの性質
11. 索 引

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