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内容紹介
人々の最大の願いが“健やかに老いる”ことに向かい,健康への関心があらゆる領域で高まりつつある今,医学,栄養学,食品学,農芸化学等の関連領域の読者に食物繊維にかかわる最新の情報を基礎と臨床の両面から提供する
編集部から
目次
1. 基 礎
1.1 食生活,成人病と食物繊維
1.2 食物繊維の定義
1.3 化学と構造
1.4 食物繊維の定量法
1.5 食物繊維の性質と機能
1.6 食物繊維と消化・吸収
1.7 食物繊維の生体内代謝機能への実験的アプローチ
1.8 食物繊維の疫学
1.9 高食物繊維食品の性質と利用
1.10 調理による食物繊維の変化
2. 臨 床
2.1 食事療法についての背景と考え方
2.1.1 ヒトの進化と食生活
2.1.2 食事療法に対する考え方の変遷
2.1.3 食品に由来する疾病
2.1.4 食品(加工,貯蔵,調理)のもつ生理機能物質
2.1.5 栄養摂取に関する勧告値
2.1.6 糖尿病に対する食事療法のガイドライン
2.1.7 強化行動療法と肥満治療
2.2 食物繊維の摂取状況
2.2.1 計算法と分析法とによる粗繊維摂取量
2.2.2 計算法による食物繊維摂取量
2.2.3 化学分析法による実測値
2.2.4 世界の食物繊維摂取量
2.2.5 食物繊維摂取推奨量
2.3 薬物療法と食物繊維
2.3.1 糖尿病コントロールに及ぼす食物繊維の影響
2.3.2 SU剤の吸収に及ぼす食物繊維の影響
2.4 食物繊維と疾病
2.4.1 肥 満
2.4.2 糖尿病
2.4.3 高脂血症
2.4.4 虚血性心疾患
2.4.5 血圧異常
2.4.6 胃十二指腸潰瘍
2.4.7 胆石症
2.4.8 大腸疾患
2.4.9 便秘と食物繊維
2.4.10 歯科疾患
2.4.11 透析療法
2.5 老人,妊産婦への食物繊維の投与
2.5.1 老人と食物繊維
2.5.2 妊産婦と食物繊維
2.6 食物繊維の臨床検査
2.6.1 下剤・浣腸剤
2.6.2 食物繊維の腸管への影響
2.6.3 腸管洗浄法
2.7 食物繊維の問題点
2.7.1 食物繊維をどう定義すべきか
2.7.2 食物繊維の分析方法はどうすべきか
2.7.3 食物繊維の種類の違いによる性質の差の考慮
2.7.4 どのような食物繊維をどのくらいとるべきか
2.7.5 食物繊維の副作用
2.8 望ましい食物繊維のとり方
2.8.1 食事から摂取する方法
2.8.2 食物繊維・機能性食品添加でとる方法
3. 付 録
3.1 天然食物繊維の使用法
3.2 精製食物繊維を用いた献立
3.3 食物繊維含量表
3.4 グリセミックインデックス
4. 索 引
執筆者紹介
【執筆者】安里 龍,浅見佳代子,稲本 元,石川俊次,池田郁男,池田義雄,海老原 清,大塚耕太郎,大野忠嗣,角田万里子,北村信一,佐々木正孝,佐藤信紘,斎藤洋子,里見匡迪,下山 孝,新城澄枝,島 健二,菅野道廣,竹久文之,立川倶子,辻 啓介,辻 啓介,土江節子,土井邦紘,土井邦紘,永井鞆江,成宮 学,中川靖枝,中村公英,馬場茂明,馬場忠雄,浜田 勉,布施建治,細田四郎,堀 信治,丸浜喜亮,増田裕次,牧野 勲,宮田富弘,光岡知足,三崎 旭,村上啓治,森 文平,森本俊文,望月恵子,山下亀次郎,山村 誠,山本 茂,渡辺 久