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食品安全の事典 新装版
日本食品衛生学会(編)
内容紹介
《本書は『食品安全の事典』(2009年刊)を底本として刊行したものです》 近年,大規模・広域食中毒が相次いで発生し,また従来みられなかったウイルスによる食中毒も増加している。さらにBSEや輸入野菜汚染問題など,消費者の食の安全・安心に対する関心は急速に高まっている。本書では食品安全に関するそれらすべての事項を網羅。食品安全の歴史から国内外の現状と取組み,リスク要因,疾病(食中毒・感染症など)のほか,遺伝子組換え食品等の新しい問題も解説。
編集部から
目次
Ⅰ. 総 論
1. 食品安全と食品衛生
1.1 食品安全とは
1.2 食品安全の歴史
1.3 リスク分析とフードチェーン・アプローチ
2. 食品安全に関する世界情勢
2.1 食品安全の新しい方向―食品由来疾患の予防策の改善
2.2 主な国際機関の対応
2.3 各国の取組み
3. 食品安全に関するわが国の状況と対策
3.1 わが国における食品媒介疾病の発生状況と国民感情
3.2 食中毒などの定義
3.3 食品安全確保行政の方向性
4. 食品安全を支える科学技術
4.1 試験検査・診断・分析
4.2 信頼性保証
Ⅱ. 各 論
1. 食中毒分野
1.1 食中毒の発生とその対応
1.2 細菌性食中毒
1.3 ウイルス性食中毒
1.4 化学物質による食中毒
1.5 自然毒による食中毒
1.6 アレルギー様食中毒
2. 有害物質分野
2.1 汚染物質
2.2 化学物質
2.3 金 属
2.4 カビ毒(マイコトキシン)
2.5 内分泌攪乱物質
2.6 食物アレルゲン
2.7 発がん物質
2.8 食品成分
3. 食品安全関連物質
3.1 食品関連物質のリスク評価
3.2 残留農薬
3.3 動物用医薬品・飼料添加物
3.4 食品添加物
3.5 器具・容器包装
3.6 飼料・肥料
4. 食品安全関連生物分野
4.1 食品と微生物
4.2 人獣共通感染症
4.3 BSEとその診断
4.4 寄生原虫
4.5 寄生蠕虫
4.6 害虫(衛生動物)
5. 食品の安全性確保
5.2 食品衛生対策
5.3 農 産 物
5.4 水 産 物
5.5 畜 産 物
5.6 複合調理食品(バックヤード加工されるものを例として)
5.7 加工食品
5.8 流通対策
5.9 消費対策
6. 新食品等の分野
6.1 健康食品
6.2 保健機能食品と特定保健用食品
6.3 遺伝子組換え食品
6.4 クローン動物
6.5 放射線照射食品
6.6 新規技術利用食品
7. その他の食品安全関連分野
7.1 輸入食品
7.2 緊急時対応・食品テロ対策
7.3 食品の表示
7.4 摂取量調査
7.5 食品安全に関する行政システム
7.6 食品安全基本法,食品衛生法の要点と関連法規
7.7 食品衛生上の事故事例
付 録
Ⅰ. 食品安全基本法(抜粋)
Ⅱ. 食品衛生法(抜粋)
Ⅲ. 食品衛生年表・食品安全上の出来事
索 引
執筆者紹介
【編集委員】
藤井建夫,一色賢司,熊谷進,西島基弘,米谷民雄
【執筆者】
青木葉一,秋元京子,穐山浩,荒川英二,五十君静信,池上幸江,石川ふさ子,石綿肇,泉谷秀昌,一色賢司,伊藤武,伊藤里恵,伊藤蓮太郎,井上達,井部明広,今中雅章,伊豫田淳,上田成子,牛山博文,梅垣敬三,江藤諮,遠藤卓郎,遠藤芳英,岡尚男,小関良宏,小田隆弘,小田中芳次,小野一晃,尾上洋一,小野寺節,尾花裕孝,重茂克彦,
春日文子,香山不二雄,唐木英明,川合祐史,川中正憲,河村葉子,川本恵子,川本伸一,木苗直秀,木村凡,清原知子,工藤由起子,熊谷進,黒木俊郎,合田幸広,小崎俊司,小西良子,小沼博隆,
斎藤勲,斉藤貢一,佐々木久美子,佐藤恭子,塩見一雄,品川邦汎,島田博行,條照雄,進藤久美子,杉山英男,関田清司,
高鳥浩介,高野伊知郎,高橋仁一,棚林清,田端節子,堤内要,寺嶋淳,寺田宙,寺田久屋,等々力節子,豊福肇,
長岡(浜野)恵,中川弘,中里光男,中澤裕之,永沼章,永山敏廣,西尾治,西川秋佳,西渕光昭,根本了,
林力丸,林谷秀樹,日佐和夫,日野明寛,平原嘉親,日和佐信子,黄基旭,藤井建夫,藤川浩,星野敏明,堀伸二郎,堀江正一,本田武司,
米谷民雄,前川吉明,牧野壮一,増田修一,松田りえ子,丸井英二,丸山進平,三戸部治郎,宮田昌弘,宮原誠,宮本敬久,村田容常,村山三徳,森田邦雄,
山浦由郎,山崎浩司,山崎壮,山田隆,山本茂貴,湯川剛一郎,米山徹夫,李天成,渡井正俊,渡部健二朗,渡辺伸也,渡邉敬浩
(五十音順)