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コーパスで学ぶ日本語学 日本語教育への応用
内容紹介
日本語教育は「何を」教えるべきなのか。主観をサポートするコーパスの使い方と応用を丁寧に解説する。〔内容〕総説/日本語教材の分析/文型とコロケーション/学習者話し言葉コーパス/学習者書き言葉コーパス/対照言語学的分析/付録
編集部から
〈コーパスで学ぶ日本語学〉について
書かれたり話されたりした生の言葉を集積した「コーパス」。それは,言葉を自在に調査・分析したり,言葉について多角的に考えたりするための,強力な道具である。
このシリーズでは,コーパスという道具の使い方を実習形式で習得しながら,日本語学の入門から発展までを体験する。具体的な言葉を材料に,「導入」→「例題」→「解説」→「演習」と段階を踏んで学習することで,日本語学の知識と方法を無理なく身に付けることができる。言葉の調査や分析を通して学ぶ,これまでになかったまったく新しいタイプの日本語学の教科書である。
シリーズ各巻では日本語の「文法・音声」,「語彙・表記」,「文章・文体」,「歴史」,「教育」の基本問題を事例として取り上げ,日本語学への新しい道しるべを示す。コーパスを使うための検索ツールやExcel 等の操作法についても、付録や連携Web サイトで懇切に説明する。
〈続刊予定〉
日本語の文法・音声
丸山岳彦(専修大学) 編
日本語の語彙・表記
小椋秀樹(立命館大学) 編
日本語の文章・文体
山崎 誠(国立国語研究所) 編
日本語の歴史
田中牧郎(明治大学) 編
目次
執筆者紹介
〈編者〉
森 篤嗣(京都外国語大学)
〈著者〉
森 篤嗣(京都外国語大学)
田中祐輔(東洋大学)
中俣尚己(京都教育大学)
奥野由紀子(首都大学東京)
建石 始(神戸女学院大学)
岩田一成(聖心女子大学)