新数学講座 7 関数論

木村 俊房高野 恭一(著)

木村 俊房高野 恭一(著)

定価 3,850 円(本体 3,500 円+税)

A5判/184ページ
刊行日:1991年07月10日
ISBN:978-4-254-11437-9 C3341

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内容紹介

微積分の初歩的な知識があれば充分理解できるように,また物理学,工学系の読者にも役立つよう配慮をもってわかりやすくまとめられた関数論への入門書。多価関数についてのイメージがつかめるようていねいに解説されていることも特長

編集部から

目次

1. 複素数と複素関数
 1.1 複素数と複素平面
 1.2 複素数列
 1.3 複素関数,複素平面の位相
 1.4 リーマン球面,1次変換
2. 正則関数
 2.1 正則関数の定義,コーシー・リーマンの関係式
 2.2 指数関数,対数関数,べき関数,3角関数
3. コーシーの積分定理と積分公式
 3.1 複素関数の線積分
 3.2 コーシーの積分定理
 3.3 コーシーの積分公式
 3.4 コーシーの積分公式の簡単な応用
 3.5 一様収束する正則関数列
4. べき級数とローラン級数
 4.1 べき級数
 4.2 正則関数のべき級数展開,一致の定理
 4.3 孤立特異点におけるローラン展開
5. 開写像定理と最大値の定理
 5.1 開写像定理
 5.2 最大値の定理
 5.3 単位円板上の非ユークリッド幾何
6. 留数定理
 6.1 留数定理と偏角の定理
 6.2 留数定理の定積分への応用
7. 解析接続
 7.1 直接接続
 7.2 曲線にそっての解析接続
 7.3 関数関係不変の定理と1価性定理
 7.4 不定積分で定義される関数の解析接続
 7.5 ガンマ関数
 7.6 線形常微分方程式
 7.7 鏡像定理
8. 部分分数展開と無限積展開
 8.1 有理型関数の部分分数展開
 8.2 無限積展開
9. 問題の略解
10. 演習問題の略解
11. 参考書
12. 索 引

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