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統計科学選書 時系列解析の実際I (新装版)
内容紹介
様々な分野の実際の問題へ適用した事例を解説。〔I〕火力発電所ボイラ/生体内フィードバック解析/経済時系列/船体運動/地震波/人間-自動車系/船体動揺データ/生糸操糸工程/薬物動態解析/状態が切替わるモデル/時変数ARモデル。
編集部から
ロングセラー・好評書を新装版として再刊します!
*2月17日刊行予定です。
目次
1. 統計モデルによる火力発電用ボイラの制御
1.1 まえがき
1.2 多変数システム制御の問題点
1.3 統計モデルによるシステム解析と制御
1.4 最適レギュレータ設計の実際
1.5 実プラントへの適用結果
1.6 あとがき
2. 多変量自己回帰モデルを用いた生体内フィールドバック解析
2.1 はじめに
2.2 体液制御とフィードバック
2.3 パワー寄与率とインパルス応答の実例
2.4 なぜフィードバック解析に自己回帰モデルを用いるか
2.5 パワー寄与率の求めかた
2.6 状態方程式とインパルス応答
2.7 閉鎖系と開放系のインパルス応答
2.8 仮想的なフィードバック系による確認
2.9 おわりに
3. 経済時系列の変動要因分解
3.1 はじめに
3.2 モデル1(確率項のみのモデル)
3.3 モデル2(確定項を含むモデル)
3.4 モデル3(マクロ経済政策効果も考慮したモデル)
3.5 ファインチューニングは成功したか
3.6 予測力はあるか
3.7 まとめと今後の課題
4. 船体運動と主機関の統計的最適制御
4.1 はじめに
4.2 船体および主機関の運動の制御のあらまし
4.3 統計モデルによる船体操縦運動の表現と最適制御
4.4 制御型自己回帰最適自動操舵システムの設計
4.5 外乱適応型自動操舵システム
4.6 舵減揺型自動操舵システム
4.7 主機関ガバナシステムへの応用
4.8 まとめ
5. 地震波到着時刻の精密な推定
5.1 はじめに
5.2 局所定常ARモデル
5.3 局所定常区間の自動分割
5.4 地震波到着時刻の精密な推定
5.5 応用:地震波の到着時刻から推定される地球内部の物理定数
5.6 おわりに
6. 人間―自動車系の動特性解析
6.1 自動車単体の横風動特性
6.2 多変量ARモデルの人間―自動車系への応用
6.3 人間―自動車系の横風動特性
6.4 まとめ
7. 船体動揺データを用いた方向波スペクトルの推定
7.1 はじめに
7.2 多次元ARモデルによるクロススペクトル解析
7.3 方向波スペクトルと船体動揺の関係
7.4 ベイズ型モデルを用いた方向波
7.5 模型船を用いた水槽実験結果スペクトルの推定法
7.6 おわりに
8. 生糸繰糸工程の管理
8.1 落緒管理と間隔過程
8.2 生糸の繊度管理
8.3 Black box内の滞留時間
9. 薬物動態解析への応用
9.1 はじめに
9.2 薬物動態学的モデル
9.3 モンテカルロ法による最大対数尤度の推定
9.4 実例
9.5 まとめ
10. 状態が切り替わるモデルによる時系列の解析
10.1 はじめに
10.2 パルスをもつ時系列データ既存の手法の限界
10.3 パルスをもつ時系列のための状態空間モデル
10.4 まとめ
11. 時変係数ARモデルによる非定常時系列の解析
11.1 はじめに
11.2 時変係数ARモデル
11.3 時変係数VARモデル
11.4 地震データ解析への応用例
12. 索 引
執筆者紹介
【監修著】赤池弘次
【編集著】赤池弘次,北川源四郎
【執筆者】井関俊夫,大津皓平,姜 興起,駒木文保,嶋崎昭典,相馬 仁,高波鐵夫,中村秀雄,福田公正,矢船明史,和田孝雄