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シリーズ〈多変量データの統計科学〉 1 多変量データ解析
内容紹介
「シグマ記号さえ使わずに平易に多変量解析を解説する」という方針で書かれた’83年刊のロングセラー入門書に,因子分析,正準相関分析の2章および数理的補足を加えて全面的に改訂。主成分分析,判別分析,重回帰分析を含め基礎を確立。
編集部から
目次
まえがき
1 相関係数
1.1 成績データの相関係数
1.2 手のデータの相関係数
1.3 相関係数の安定性
1.4 分散と共分散
1.5 数理的補足--相関係数
2 主成分分析
2.1 主成分分析とは
2.2 共分散行列による主成分分析--手のデータ
2.3 相関行列による主成分分析(1) --成績のデータ
2.4 相関行列による主成分分析(2)--被服のデータ
2.5 因子負荷量--漢字テストの分析
2.6 歯の咬耗度に基づく主成分分析
2.7 主成分スコア低次元空間表現
2.8 主成分軸の回転
2.9 固有値の信頼区間
2.10 固有ベクトルの信頼性
2.11 数理的補足--主成分分析
3 判別分析
3.1 判別分析とは
3.2 マハラノビスの距離
3.3 判別分析の考え方
3.4 2変量の判別分析
3.5 線形判別関数
3.6 多変量の判別分析--筆跡鑑定のデータ
3.7 変数選択による判別分析--逐次法(1)
3.8 変数選択による判別分析--逐次法(2)
3.9 変数選択による判別分析--AIC 規準・誤判別確率
3.10 線形判別分析の頑健性
3.11 逐次法における規準値とAIC 規準
3.12 数理的補足--判別分析
4 重回帰分析
4.1 重回帰式とは
4.2 1変数の場合の回帰式
4.3 2変数の回帰分析
4.4 残差分散, 重相関係数
4.5 回帰係数の信頼区間
4.6 多重共線性
4.7 説明変数の選択--逐次法
4.8 説明変数の選択--AIC とCp
4.9 逐次法における規準値とAIC 規準
4.10 主成分回帰
4.11 偏相関係数
4.12 数理的補足--重回帰分析
5 因子分析
5.1 因子分析とは
5.2 因子分析モデルと回転
5.3 推測法
5.4 白人の手のデータ
5.5 数理的補足--因子分析
6 正準相関分析
6.1 正準相関とは
6.2 正準相関--成績のデータ
6.3 寄与率と次元
6.4 正準相関分析--歯の咬耗度データ
6.5 正準相関の安定性
6.6 数理的補足--正準相関
A 行列・固有値
A.1 行列
A.2 多変量データと基礎統計量の行列表示
A.3 行列式と逆行列
A.4 固有値・固有ベクトル
B 多変量分布
B.1 身長の分布と正規分布
B.2 2次元正規分布
B.3 数理的補足--多変量正規分布
文献
索 引
執筆者紹介
【編集】
藤越 康祝
杉山 髙一
狩野 裕
【著者】
杉山 髙一(前中央大学)
藤越 康祝(前広島大学)
小椋 透(三重大学)