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応用気象学シリーズ 1 光の気象学
柴田 清孝(著)
内容紹介
気象光学に関する広範な問題を取り上げ,その理論を基礎から展開。〔内容〕太陽光と幾何光学/大気による光学現象/水滴や氷晶による光学現象/放射の基本物理量/気体分子による光の吸収/地球・太陽放射の放射伝達/他
編集部から
目次
1. 太陽光と幾何光学
1.1 太陽の光と熱
1.2 スネルの法則
2. 大気による光学現象
2.1 空の色
2.2 蜃気楼
2.3 平べったい太陽
2.4 グリーンフラッシュ
2.5 偏光
3. 水滴,氷晶による光学現象
3.1 虹
単純な幾何光学/虹の色の配置/その他の虹
3.2 その他の光学現象
光冠/オーリオール/彩雲/ビショップリング/グローリー,ブロッケン現象
3.3 ハロ(暈)
氷の結晶による光の屈折/22度ハロと46度ハロ/幻日/
環天頂弧(環天頂アーク)/光柱/幻日環
4. 放射の基本物理量
4.1 放射輝度と放射フラックス
4.2 太陽放射と地球放射のエネルギースペクトル
4.3 キルヒホッフの法則
4.4 消散と射出
4.5 地球大気の吸収帯
4.6 ちょっと面白い話―温室効果と温室
5. 気体分子による光の吸収
5.1 分子と光の相互作用
分子のエネルギー/分子の振動・回転/2原子分子モデル/選択規則
5.2 吸収線の形
ローレンツ線形/ドップラー線形/ボイト線形
5.3 大気の主成分気体の吸収帯
水蒸気/二酸化炭素/オゾン/一酸化二窒素(亜酸化窒素)/メタン
6. 雲とエーロゾル
6.1 雲の効果
6.2 水雲の光学的特性
6.3 水雲と氷雲
6.4 エーロゾル
6.5 エーロゾルの光学特性
6.6 成層圏エーロゾル
7. 地球放射の放射伝達
7.1 散乱のない放射伝達
7.2 放射加熱率
7.3 放射伝達の解法
ライン―バイ―ライン法/k―分布法/相関k―分布法
8. 太陽放射の放射伝達
8.1 散乱のある放射伝達
8.2 散乱過程
8.3 放射伝達の解法
アディング法/ダブリング法/不均質大気の加熱率の計算法
9. 太陽放射と地球
9.1 太陽放射の利用
9.2 地球の軌道
9.3 太陽と地球の位置関係
9.4 軌道要素の変動と気候変動
9.5 地球へ入射する太陽エネルギー
9.6 視太陽時と平均太陽時
9.7 ちょっと面白い話―春分点はなぜγなのか?
10. 放射に関連するトピックス
10.1 視程
コントラスト/背景とコントラスト/霧の視程
10.2 色彩
光源色/物体色
10.3 紫外線
紫外線の細胞への影響/紫外線への大気条件の影響/紫外線の生体への影響
11. 波動の幾何光学
12. 光学定理
13. 地球の位置
14. 文 献
15. 索 引