電気電子工学シリーズ 1 電磁気学

岡田 龍雄船木 和夫(著)

岡田 龍雄船木 和夫(著)

定価 3,080 円(本体 2,800 円+税)

A5判/192ページ
刊行日:2008年09月20日
ISBN:978-4-254-22896-0 C3354

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内容紹介

学部初学年の学生のためにわかりやすく,ていねいに解説した教科書。静電気のクーロンの法則から始めて定常電流界,定常電流が作る磁界,電磁誘導の法則を記述し,その集大成としてマクスウェルの方程式へとたどり着く構成とした。

編集部から

目次

1. 電磁気学を学ぶ
 1.1 電磁気学の生い立ち
 1.2 電磁気学を学ぶ
 1.3 電磁気量の単位
 1.4 電磁気学と現代生活

2. 真空中の静電界
 2.1 点電荷とクーロンの法則
 2.2 点電荷が作る電界
 2.3 クーロンの法則と重ね合せの理
 2.4 電気力線
 2.5 ガウスの法則 
 2.6 ガウスの法則と微分形式の法則 
 2.7 電 位
 2.8 等電位面と電気力線
 2.9 ポアソンの方程式とラプラスの方程式

3. 真空中の導体系の静電界
 3.1 導体の静電気的性質
 3.2 導体表面の静電界
 3.3 静電誘導と静電遮蔽
 3.4 静電容量 
 3.5 電位係数,容量係数,誘導係数 
 3.6 導体系の静電界 

4. 誘電体と静電界
 4.1 誘電体と誘電分極
 4.2 分極と分極電荷
 4.3 電束密度
 4.4 誘電体中の静電界の基本式 
 4.5 誘電体がある場合の境界条件 
 4.6 誘電体がある場合の静電界の例

5.静電エネルギーと力
 5.1 導体系の静電エネルギー
 5.2 分布した電荷のもつ静電エネルギー
 5.3 静電エネルギー密度
 5.4 仮想変位と静電力
 5.5 導体表面に働く力
 5.6 誘電体境界に働く力

6.定常電流
 6.1 電荷と電流
 6.2 オームの法則
 6.3 連続の式
 6.4 電源と起電力
 6.5 定常電流界の基礎方程式
 6.6 分布した電流による界 

7.定常電流による磁界
 7.1 ビオ-サバールの法則
 7.2 アンペアの法則と基本の法則
 7.3 ベクトルポテンシャル
 7.4 インダクタンス

8.磁 性 体
 8.1 微小ループ電流と磁気双極子モーメント
 8.2 磁化と磁化電流 
 8.3 磁性体内での基本方程式と境界条件 
 8.4 磁性体の種類と強磁性体
 8.5 磁気回路 

9.電磁誘導と磁界のエネルギー
 9.1 電磁誘導の法則
 9.2 運動する物質に発生する起電力 
 9.3 磁界のエネルギー 
 9.4 磁界のエネルギー密度 
 9.5 磁気力

10.マクスウェル方程式
 10.1 変位電流密度
 10.2 マクスウェル方程式 
 10.3 拡散方程式と波動方程式 
 10.4 ポインティングベクトル 
 10.5 準定常電磁界 
 10.6 電磁波 

演習問題解答

付録A ベクトル解析の公式
付録B 単位系

索   引

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