経営システム工学ライブラリー 9 メソッドエンジニアリング

吉本 一穂大成 尚渡辺 健(著)

吉本 一穂大成 尚渡辺 健(著)

定価 4,180 円(本体 3,800 円+税)

A5判/244ページ
刊行日:2001年04月25日
ISBN:978-4-254-27539-1 C3350

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内容紹介

ムリ・ムダ・ムラのないシステムを構築するためのエンジニアリングアプローチをわかりやすく解説。〔内容〕メソッドメジャーメント(工程分析,作業分析,時間分析,動作分析)/メソッドデザイン(システム・生産プロセスの設計)/統計手法/他

編集部から

目次

1. メソッドエンジニアリング概論
 1.1 メソッドエンジニアリングの体系
    メソッドエンジニアリングの体系/メソッドエンジニアリングのアプローチ/メソッドエンジニアリングにおける分析的アプローチ/メソッドエンジニアリングにおけるデザイン的アプローチ
 1.2 メソッドエンジニアリング/インダストリアルエンジニアリングの歴史
    産業革命の拡大から互換性部品の思想の浸透/資本家と労働者の分離/科学的管理法,作業測定,方法研究/作業研究/フォードシステム/IE/IEの発展
 1.3 製品のライフサイクルとメソッドエンジニアリング
 1.4 生産性概念
 1.5 管理技術概論
 1.6 経営指標の検討と改善テーマ・メソッドエンジニアリング手法の選択
 1.7 メソッドマネジメント
    管理活動と管理対象/投資収益率,総資産利益率の向上とメソッドエンジニアリング/生産計画・生産統制とメソッドエンジニアリング
2. メソッドメジャーメントI―工程分析の方法―
 2.1 工程分析の種類
 2.2 製品工程分析
    製品工程分析の目的/製品工程分析の方法/製品工程分析の実施手順/工程分析における改善チェックリスト/工程分析図の例
 2.3 From-to Chart
 2.4 Goes into Chart(経路分析)
    経路分析の特徴/経路分析の方法
 2.5 流れ線図分析
    流れ線図の目的/流れ線図による分析法/流れ線図による改善チェックリスト
 2.6 距離-強度分析
3. メソッドメジャーメントII―作業分析の方法―
 3.1 作業者工程分析
    作業者工程分析図記号/作業者工程分析の目的/作業者工程分析の方法/作業者工程分析における改善チェックリスト
 3.2 稼働分析
    稼動分析とは/稼動分析の方法/観測実施に当たっての注意点/観測データの整理
 3.3 連合作業分析
    連合作業分析の目的/連合作業分析の特徴/連合作業分析の方法/分析の準備段階/分析に用いる記号/連合作業分析の進め方
4. メソッドメジャーメントIII―時間分析の方法―
 4.1 時間研究
    時間研究の手法/時計による方法/継続要素作業時間研究/単位作業時間研究の進め方
 4.2 標準時間の設計
    標準時間/レーティング/余裕時間/習熟/標準時間資料法
5. メソッドメジャーメントIV―動作分析の方法―
 5.1 サーブリック分析
    サーブリック分析の目的/サーブリック分析の特徴/サーブリック分析の方法/ サーブリックの定義/サーブリック記号図示のルール/サーブリック分析の手順
 5.2 PTS法
    PTS法の特徴/PTS法の用途/MTM法/モダプツ法
 5.3 動作経済の原則
6. メソッドデザインI―システムの機能設計―
 6.1 ワークデザイン
    ワークデザインとは/システム設計とは/目的(機能)の明確化(目的展開・機能展開・目的表現)/アウトプットの確定/インプットの探索と決定/システム案の創出
 6.2 IDEF
    IDEFの体系/機能モデリング手法IDEF0/IDEFによるモデル化の例/レストラン運営業務の機能モデリング
 6.3 FMEA/FTA
    FMEA/FTA
7. メソッドデザインII―生産プロセスの設計―
 7.1 ラインバランシング
    組立ラインの工程編成/ラインバランシングの解法/KilbridgeとBirnieの発見的方法/HelgsonとBirnieの位置的重い付け法
 7.2 マン・マシン作業の設計
    小ロット化,工程の分割による納期短縮/投入順序の変更による納期短縮/複数台数待ちの検討/段取り時間の短縮
 7.3 グループテクノロジ
    類似工作物の集約化/セル生産方式
 7.4 施設レイアウトの設計
    レイアウトのタイプ/施設レイアウトの手法/S.L.P.の概略
8. メソッドエンジニアリングのための統計約手法
 8.1 データの処理
 8.2 異常値の処理
 8.3 相関と回帰
 8.4 多変量解析
9. 文   献
10. 索   引

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